6月7日、ラリタン・ジャパンは手のひらサイズのリモートKVMデバイス「Dominion KX II-101 V2」を発売した。 Dominion KX II-101 V2は、ネットワーク経由でKVMスイッチが利用できる「KVM over IP」製品。リモートデスクトップと異なり、OS起動前のBIOS画面の操作なども行なえる。また、遠隔地からのファイル転送などが行なえる仮想メディア機能を搭載する。さらに、同社の「Dominion PXインテリジェントPDU」と併用することで遠隔電源管理も実現可能だ。 上位製品であるマルチポートDominion KX IIスイッチと異なり、1台のサーバーしか接続できない。しかし、重さ190gで手のひらに載るサイズが特徴で、サーバーラックの側面に取り付けたり、サーバーから吊るして使うことも可能だ。これにより、貴重なラックスペースを節約でき、複雑なケーブリングを防