色々なモノをネットに接続し、遠隔操作や連携動作、自動制御などを組み合わせて新しいことを実現できるのがIoT(Internet of Things)。最近では、ちょっとした配線や回路の追加でセンサーやモーターなどを制御できる『Arduino』や『Raspberry Pi』といった低価格なシングルボードコンピューターが普及し、誰でも手軽にIoT機器を作れるようになってきている。 このシングルボードコンピューターの多くは5Vで動作するため、USB電源さえあればどこでも動かせるというのが使いやすいポイントのひとつ。モバイルバッテリーを使えば電源のない屋外でも起動できるし、ウェアラブルデバイスの開発でも役立ってくれるわけだ。 ただ、問題がないわけではない。それは、多くのモバイルバッテリーの保護回路が、出力電力が小さくなると自動で出力をオフにしてしまうことだ。スマホの充電を考えてみれば、充電が完了した
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