インターネットを通じたサイバー攻撃の被害を防ごうと、攻撃に関する知識や技術を競う世界的な大会に、初めて日本の大学生のチームが出場することになり、今月末からロシアで始まる予選に向けた壮行会が東京都内で開かれました。 「CTF」と呼ばれるこの大会は、インターネットのセキュリティに関する世界でもトップレベルの大会としておよそ20年の歴史があり、例年、欧米やアジアなどからおよそ200チームが参加します。日本からはこれまで社会人が出場したことはありますが、ことしは初めて学生たちのチームが出ることになり、8日東京都内で学生たちを招いた壮行会が開かれました。大会に出場するのは、東京大学と東京工科大学、東京電機大学、それに福島県の会津大学の4つの大学で学ぶ8人の学生たちです。 壮行会では学生たちを支援する東京のセキュリティー会社から、渡航費用などの目録が贈られ、学生たちは「よい経験ができるよう全力で頑張り