〈あらすじ〉 南インドのマイスール。工場に勤務するダルマ(ラクシット・シェッティ)は過去の悲劇をきっかけに、周囲との関わりを避けて孤独に生きてきた。楽しみは酒と煙草、チャーリー・チャップリンの映画鑑賞だけ。 そんなダルマの家に、悪徳ブリーダーのもとから逃げ出してきたラブラドールの子犬が住みつく。「チャーリー」と名付けた、そのやんちゃな子犬に振り回されながらも楽しい日々を送るにつれて、ダルマは周囲の人に優しくなっていく。 ある日、チャーリーががんで余命わずかと診断される。雪が大好きなチャーリーに本物の雪景色を見せるために、ダルマはサイドカーに愛犬を乗せて、ヒマラヤへ向かう。