宮城県美術館は1981年11月、県内初の公立美術館として開館した。 東北や宮城にゆかりのある作家を中心に油彩画、日本画、版画、水彩・素描、彫刻、写真など約6800点(2016年度末現在)を収蔵する。代表的な作家は彫刻家佐藤忠良、日本画家の荘司福や平福百穂、洋画家の宮城輝夫や杉村惇、萬鉄五郎、松本竣介ら。ヴァシリー・カンディンスキー、パウル・クレーなど海外のコレクションもある。 展示室4室と作品制作に利用できる創作室、造形遊戯室、講堂、図書室などから成り、創作室には専門職員が常駐する。鉄筋コンクリート地上2階・地下1階、延べ床面積は約1万2000m²。90年には敷地内に佐藤忠良記念館(地上1階・地下1階、延べ床面積約3000m²)が完成した。 アクセス