お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウが、ミシン歴約1年ながらも、シャツやスカート、パンツを作るなど本格っぷりを見せている。話を聞こうと伺った自宅には、職業用ミシン、ロックミシン、トルソー、アイロンが完備されており、さながら服飾学生の部屋のようだった。「きっかけは40歳をすぎてからの趣味探しだった」というコカドの、本気だけど商売にはしないピュアで楽しいミシンの話。
![ロッチのコカドが想像よりもミシンガチ勢だった件について](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bd5d1ce8eab7abd73ba0b2cf35ed584677f40096/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffashionsnap-assets.com%2Fasset%2Fformat%3Dauto%2Cwidth%3D1280%2Cheight%3D670%2Cgravity%3Dcenter%2Farticle%2Fimages%2F2024%2F01%2F12-23-lotti-kokado-san-133-b0829330-0a33-45fd-9c67-f161335956c8.jpg)
世界中の問題としてSDGs(持続可能な開発目標)の必要性が叫ばれている。現代美術家で2022年4月から東京藝術大学の学長に就任する日比野克彦はSDGsの取り組む世界の様子を「世界中が思いっきりアクセルを踏んでいたけれど、新たなギアを入れようとしている。でも『どのギアに入れたらいいんだ?』と混乱している状態。例えるならば、宇宙船が緊急事態でブルブルと震えているようなイメージ」と形容し、"どこにギアを入れるか?"という混乱に対して「アートというギアに入れれば安定するのではないだろうか」と問いかけた。国連で採択されたSDGsの17の目標の中には「12:つくる責任、つかう責任」などファッションとの親和性が高い項目もあるが「アート(芸術)」に直接関連する項目は見当たらない。日比野克彦はアートとSDGsの関わりについてどのように考えているのか。その見解を東京藝術大学SDGsビジョン発表ウェビナーの中で
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本連載「デザインの魂のゆくえ」の第1部「デザインと経営」に続く、第2部のテーマは「デザインと教育」。その第1回目の対談として、グラフィックデザイナーの小田雄太さんと同じく多摩美術大学グラフィックデザイン学科で教鞭をとり、ビジュアルデザインやタイポグラフィを教える佐賀一郎さんをゲストに迎え、まずは『色彩の設計』を支える背景にまつわる対談をお届けします。 ●「デザインと教育」篇 序文はこちら。 徹底した人間主義 小田雄太(以下、小田):ジョセフ・アルバース[★1]が書いた『配色の設計 色の知覚と相互作用』(永原康史・監訳、和田美樹・翻訳、BNN新社、2016年)は、本の内容の半分以上が演習によって証明され、まさしく色の相互作用を解き明かしていくものです。ぼくはそこから学生に教えるためのヒントをたくさんもらたったのですが、佐賀さんはどんなふうに読まれましたか。 ★1: ジョセフ・アルバース(Jo
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