車の騒音など戸外の音はもちろん、隣接する住戸からの音や話し声が聞こえてこない、遮音性に優れたマンションを選びたいもの。壁や床、窓などあらゆる角度からチェックして「音に強い」マンションを選びましょう。 1.上下階の遮音性はあらゆる角度から判断しよう マンションの騒音で特に注意したいのは、上下階の音。工法などを確かめると同時に 遮音性能を数値で表した遮音等級もチェックしましょう。 人が飛び跳ねる音など重い物を落としたときのドスンという「重量衝撃音」対策は、構造体(床スラブ)であるコンクリートの厚さが決め手。次に、スプーンなどの軽い物を落としたときに発生する「軽量衝撃音」に対しては、床の仕上げ材に遮音性の高い材料を使っているかどうかがポイント。遮音フローリングやカーペットなど弾力性のあるものが遮音性に優れているといわれています。また、最近ではスラブと床の間に空間をつくる二重床工法が多く採用されて