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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (221)

  • 特権エリートに英国民が翻した反旗、イギリス人として投票直後に考えたこと

    <EU残留派、離脱派の双方の意見は大きくい違っていた。離脱派はロンドンのエリート層に対して怒りをおぼえ、彼らに指示されるのはお断りだと考えていた> イギリスのデービッド・キャメロン首相が2013年に、次回総選挙で自身の率いる保守党が勝利すれば、イギリスのEUからの離脱(ブレグジット)の是非を問う国民投票を行うと約束したとき、僕は単純明快にこう思った。当にそんなことをすれば国民は離脱に投票するに違いない、と。EUはいいものだと言うイギリス人を、僕はほとんど見たことがない。むしろEUへの怒りや批判の声が大半だった。 もちろん僕はジャーナリストとして、反対の「残留派」の意見をあえて聞く必要があった。探してみれば、残留派はけっこうちゃんといた。EUにまあまあ乗り気、という人もいるにはいたが、もっと多かったのは「概して」「仕方なく」「知った悪魔だから」EU残留のほうにしておこう、という声だった。

    特権エリートに英国民が翻した反旗、イギリス人として投票直後に考えたこと
    ryokusai
    ryokusai 2016/06/28
    ちなみにオックスフォード大の総長であらせられるクリス・パッテン卿による今回の選挙についての評価はこちら(http://toyokeizai.net/articles/-/124837)で読める。この著者の前回のコラムと併せて読むと大変味はひ深い。
  • 【論点整理】英国EU離脱決定後の世界

    論点を整理してみよう。 1)離脱は最終決定なのか。撤回はありうるか 理論的にはありうる。 署名も200万人以上集まっている。 ただし、国民投票で決まった以上、過半数であり3分の2でないという理屈は成り立たない。 実際には、撤回よりも、脱退プロセスを現時点よりも加速化する動きがある。 →キャメロンは10月に交代してから新首相の下で と言っているが、EUが許さない →なぜなら、プロセスが厳しいものになるとはっきりさせないと、今後、英国に追随したがる各国の離脱勢力の勢いが増す。それはEU崩壊につながる。 →即座に交渉を開始したいという圧力。 →キャメロンは前倒しで後任を決定することになることもありうる。 現実的には撤回はないと思われるが、可能性がゼロではない。 2)明日から金融市場はどうなるのか 混乱は続くが、一方的に世界の株式が下落するとは限らない。反転もありうるだろう。ただし、乱高下は続く。

    【論点整理】英国EU離脱決定後の世界
    ryokusai
    ryokusai 2016/06/27
    EUがイギリスを締め上げるといふ予想については理解できるのだが、何をどうしたらかつて阿片戦争やら三枚舌外交やらをやらかした国が大人しく絞め殺されるなどと信じることができるのか私には理解できない。
  • 英国のEU離脱は、日本の誰が考えているよりも重い

    英国のEU離脱は、日の誰が考えているよりも重い──なぜか。 それは、21世紀の世界の暗雲を象徴しているからである。 まず、なぜこのような事件が起きてしまったのか。 キャメロン首相のせいである。キャメロン首相が国民投票などという寝た子を起こすようなことを約束しなければ、離脱などということはおき得ないからである。キャメロンの辞任表明の演説はすばらしくかっこよいものであったが、英国に終わりをもたらしておきながら、最後までかっこつけるとはなんてやつだ、ということにもなる。彼の責任は重い。 【参考記事】英国EU離脱は、英国の終わり、欧州の衰退、世界の停滞をもたらす なぜ、彼はそんなくだらないミスを犯したのか。国民投票をするなどと約束してしまったのか。 それは、大衆を馬鹿にしていたからである。 とりあえず、独立派の勢いをとめないといけない。総選挙に勝たないといけない。独立派を抑えるには、こっちも国民

    英国のEU離脱は、日本の誰が考えているよりも重い
    ryokusai
    ryokusai 2016/06/27
    仰ることはごもつともなれど、民主主義とやらが素晴らしいものならば寿ぐべきではあるまいか。でもくらしーなう(棒
  • 英国EU離脱は、英国の終わり、欧州の衰退、世界の停滞をもたらす

    英国の国民投票は、EU離脱支持が残留支持を上回り、今後2年をかけて離脱することが決まった。ただし、政治的に、これをもう一度やり直すという可能性もないとは言えず、100%決定ではないが、95%は離脱決定と考えていいだろう。では、離脱となると、今後の世界はどうなるか。 まず、英国経済は終わりである。 例えばスイスはEUではないがうまくやっているではないか、という論理は2つの意味で間違っている。第一に、もともと加盟していないまま加盟しない、ということと、加盟していた国が離脱したのは違うということだ。EU加盟国という理由で日の支社もEUの中で1カ所選ぶとすればロンドン、ということだったので、多くの日企業は英国から撤退するだろう。ほかの国も同様であり、EU諸国との関係は弱まり、移動の自由もなく、関税もかかる。人々は意識していないかもしれないが、英国はEU経済に依存しているのだ。 【参考記事】イギ

    英国EU離脱は、英国の終わり、欧州の衰退、世界の停滞をもたらす
    ryokusai
    ryokusai 2016/06/24
    「中所得国を取り込み、ここを新しい市場とし、同時に安い労働力の供給地とし、いわゆる高度成長を生み出す二重構造を意図的に作ってきたのだ。それが終わる。」ローマ帝国の衰退期への転換みたいなもの?
  • EU離脱派勝利が示す国民投票の怖さとキャメロンの罪

    欧州連合(EU)残留・離脱を問う英国の国民投票は衝撃的な「離脱」を選択した。離脱派の英国独立党(UKIP)のナイジェル・ファラージ党首はいったん敗北を認めたが、6月24日未明、「夜が明けたら英国はEUから独立する」と宣言した。 しかし離脱派のギゼラ・スチュアート労働党下院議員は驚きを隠せなかった。離脱派にとってもこれほどまでに完璧な勝利は予想していなかった。離脱1741万742票(51.9%)、残留1614万1241票(48.1%)。126万9501票の大差がついた。 【参考記事】英国のEU離脱問題、ハッピーエンドは幻か 移民の増加、規制だらけのEUに強い不満を抱きながら、英国は最後の最後に現実的な判断を下すと筆者は信じて疑わなかった。政治家も、世論調査会社とブックメーカー(賭け屋)のアナリストも、市場も、最後は「残留」と読んでいたはずだ。 しかし、英国民は経済的な打撃を覚悟の上で、EUを

    EU離脱派勝利が示す国民投票の怖さとキャメロンの罪
    ryokusai
    ryokusai 2016/06/24
    こちら(http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/219486/062400017/)でチャーチルの発言とされるものを見て欲しい。英国人が下した判断の賢愚はまだ私にはわかりかねるが、この出羽守が不誠実であることは現時点でもわかる。
  • 欧州ホームグロウンテロの背景(4) 現代イスラム政治研究者ジル・ケペルに聞く

    論壇誌「アステイオン」84号(公益財団法人サントリー文化財団・アステイオン編集委員会編、CCCメディアハウス、5月19日発行)は、「帝国の崩壊と呪縛」特集。同特集から、朝日新聞論説委員である国末憲人氏による現代イスラム政治研究者ジル・ケペルのインタビュー「欧州ホームグロウンテロの背景」を4回に分けて転載する。 6月12日に米フロリダ州オーランドで悲惨なテロが起こったばかりだが、このところ注目を集めていたのはむしろ欧州で相次ぐテロだった。イスラム過激派による「ジハード」を3つの世代に分け、その思想や手法の違いを分析するケペル教授は、現状をどう見ているのか。 絆創膏より抗ウイルス薬 テロの挑戦を受けたフランスではいま、二つの極端な主張が大手を振っている。 一つは、しばしば右翼に見られる論理である。過激派を阻止しようとするあまり、イスラム教やイスラム教徒そのものに対しても拒絶感を示す。もう一つは

    欧州ホームグロウンテロの背景(4) 現代イスラム政治研究者ジル・ケペルに聞く
    ryokusai
    ryokusai 2016/06/19
    「すべては、イスラム教徒自身が過激派の思想を拒否することから始まります。その営みなくして、イスラム過激派の活動が消え去ることはありません」あと数百年ほど待つ必要がありさうだな。
  • トランプ現象の背後に白人の絶望──死亡率上昇の深い闇

    米国の大統領選挙でドナルド・トランプの得票率が高い地域は、白人の死亡率(人口に対する死亡者の割合)が高い地域と一致しているという。その米国では、薬物・アルコール中毒や自殺など、白人を中心とした「絶望による死(プリンストン大学のアン・ケース教授による表現)」の増加が問題視されている。トランプ現象の背後には、死を招くほどの絶望が潜んでいるようだ。 「絶望による死」で死亡率が上昇 2016年6月1日、米疾病予防管理センター(CDC)が、衝撃的な統計を発表した。米国の死亡率が、10年ぶりに上昇したというのだ(図1)。大きな理由は、白人による薬物・アルコール中毒や自殺の増加である。「絶望による死」の増加が、米国全体の死亡率を上昇させた。 「絶望による死」は、白人に集中している。CDCによれば、2000年~2014年のあいだに、米国民の平均寿命は2.0歳上昇した。しかし、白人に限れば、平均寿命は1.4

    トランプ現象の背後に白人の絶望──死亡率上昇の深い闇
    ryokusai
    ryokusai 2016/06/09
    で、ヒラリーが大統領になつた日には彼ら彼女らの絶望は続くわけだが。
  • 財政赤字を本気で削減するとこうなる、弱者切り捨ての凄まじさ

    <片手に指が1でもあれば就労可能──イギリスにおける障害の認定基準はそう皮肉られるぐらい厳しくなった。財政赤字削減を公約に掲げて2010年に首相になった英保守党デービッド・キャメロン首相の「改革」の結果だ。イギリスが初めて福祉国家の体制を作った1945年以来、これほど弱者に苛酷だったことはないという。巨額の財政赤字とバラまきをやめない政治家を抱える国すべてへの警鐘> 写真はロンドンで集会をする障害者(2012年) イギリスの障害者にとって、現在は大いなる試練のときだ。5年以上におよぶ緊縮財政と福祉保障制度改革の結果、何十万人にも及ぶ障害者は困窮し、病状を悪化させてきた。責任は、幾つかの政策にある。 【参考記事】イギリス、今さら暴動のなぜ イギリスにおける障害者の権利がこれほど長期にわたって危機にさらされたのは、福祉国家の形が整った1945年以来初めてのことだ。当時のクレメント・アトリー首

    財政赤字を本気で削減するとこうなる、弱者切り捨ての凄まじさ
    ryokusai
    ryokusai 2016/05/24
    はてイギリスには出羽守が何人かゐたやうな気がするんだが。
  • オバマの広島スピーチはプラハ型か、オスロ型か

    <就任後に訪問したプラハでは演説で「核廃絶」をぶちあげたオバマだが、その後のオスロのノーベル平和賞の受賞スピーチでは国内の反発を受けてすっかり委縮。任期8年の外交を総括するとも言える広島訪問ではどんなスピーチを行うか注目される> オバマ大統領は、日のG7に行く前にベトナムを訪問しています。ハノイ空港に到着した青い「エアフォースワン」の機体に黄色いタラップがかけられ、そこからオバマが降りてくる「映像」がすでに報道で流れています。実は、現職のアメリカの大統領がベトナムを訪問するのはこれが初めてではなく、クリントン(2000年)、ブッシュ(2007年)に次ぐものです。 今回のベトナム訪問に関して、大きなテーマとなったのが「武器禁輸の解除問題」です。現在の統一ベトナムというのは、ベトナム戦争ではそれこそ死力を尽くして戦った相手ですから、長い間「禁輸対象」から外すことができなかったのですが、いよい

    オバマの広島スピーチはプラハ型か、オスロ型か
    ryokusai
    ryokusai 2016/05/24
    おや首相が真珠湾訪問して献花すべきといつものやうに一席ぶつかと思つたがこれは意外。
  • アメリカ政治を裏で操るコーク兄弟の「ダークマネー」

    <今年の大統領選はトランプが共和党の筆頭候補になるなど予想外の展開で進んでいる。既存の支配階層「エスタブリッシュメント」への有権者の強い反発が広がっているためだ。実はこうした現象の裏には、アメリカ政治をコントロールする保守系資の策略があった> 2016年の大統領予備選では、政治評論家やジャーナリストがまったく予期しなかったことが起きている。テレビのリアリティ番組で有名になったビジネスマンのドナルド・トランプと、社会活動家の歴史が長く、無所属で知名度がほとんどなかった左寄りリベラルの上院議員バーニー・サンダースが熱狂的な支持を得ている。 以前、別のメディアでも書いたが、この現象の背後には、「収入格差」というアメリカの社会問題がある。現在のアメリカでは、上位0.1%に属する少数の金持ちが持つ富は、下方90%が持つ富の合計と等しい。そして、70年代にはアメリカの過半数だった「中産階級」が消えつ

    アメリカ政治を裏で操るコーク兄弟の「ダークマネー」
    ryokusai
    ryokusai 2016/05/23
    すごく…陰謀論です…/とはいへ冗談みたいなレベルで金持つてる奴が善良である筈もなければ企みをわざわざ下々の連中に開示するわけもなく。
  • イランがホロコースト風刺画コンテスト、シャルリ・エブドへの報復

    イランは過去、ナチスによるユダヤ人大虐殺を否定してきた。生き残ったユダヤ人が作った国がイスラエルで、イスラエルはイランの仇敵だからだ。そのイランが首都テヘランで、ホロコーストの風刺画コンテストを開いている。フランスの風刺週刊紙シャルリ・エブドなど、他人の価値観は愚弄するが自分たちの価値観に触られるのは許せない欧米への報復だという。暴力や憎悪を扇動するような行為に、ドイツアメリカ、イスラエルなどは一斉に反発した。 「600万人もの男女と子供が殺されたホロコーストは、ドイツが過去に犯した罪であり、ドイツ歴史的責任を負っている。この歴史が嘲笑されるのを座視するわけにはいかない」 ドイツ外務省のマルティン・シェーファー報道官はそう述べて、フランクワルター・シュタンインマイヤー独外相が2月のイラン訪問中に批判したにもかかわらず、コンテストが実施されたことは「非常に遺憾だ」と抗議した。 パレスチナ

    イランがホロコースト風刺画コンテスト、シャルリ・エブドへの報復
    ryokusai
    ryokusai 2016/05/21
    シャルリー・エブドのあれがありならこれもありだし、なしならこれもなしだらう。
  • サンダースが敗北を認めない民主党の異常事態

    <民主党予備選で勢いに乗るサンダースはマジックナンバー獲得の可能性がなくなっても敗北を認めようとしない。党大会まで持ち込んでヒラリーに逆転する最後のシナリオに賭けているのだが、最終局面までもつれこんで党大会が混乱すれば選で「敵を利する」ことは明らかだ> 今月17日にケンタッキー州とオレゴン州で民主党の予備選が行われた。ケンタッキーではヒラリー・クリントン候補が46.8%、バーニー・サンダース候補が46.3%と僅か0.5ポイント差でヒラリーが辛くも勝利した。オレゴンでは、56%対44%でサンダースが圧勝している。 今回の結果の意味合いだが、ケンタッキーは「ヒラリーが連敗を止めた」という見方もある一方で、強かったはずの南部でもサンダースに猛追されたという厳しい見方もできる。 一方のオレゴンに関しては、6月7日の天王山となるカリフォルニア州予備選の前哨戦として、サンダース陣営にとって勝利の意味

    サンダースが敗北を認めない民主党の異常事態
    ryokusai
    ryokusai 2016/05/20
    何か問題でも?
  • 前ロンドン市長「EUはヒトラーと同じ末路たどる運命」

    5月15日、英国の欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジット)を支持しているボリス・ジョンソン前ロンドン市長は、インタビューで、EUは超大国の形成を模索しており、ヒトラーやナポレオンと同じ末路をたどる運命にあると述べた。12日撮影(2016年 ロイター/Darren Staples) 英国の欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジット)を支持しているボリス・ジョンソン前ロンドン市長は、英紙サンデー・テレグラフとのインタビューで、EUは超大国の形成を模索しており、ヒトラーやナポレオンと同じ末路をたどる運命にあると述べた。 同氏は、EUには民主主義や求心力のある権威が存在せず、試みは失敗するだろうと指摘。「ナポレオン、ヒトラーなど多くの人がこの方法を試み、悲劇に終わっている。EUは別の手段による試みだが、欧州という概念に対する潜在的な忠誠心がないことが永遠の課題となっている。皆が尊敬し、理解できるよ

    前ロンドン市長「EUはヒトラーと同じ末路たどる運命」
    ryokusai
    ryokusai 2016/05/17
    「EUは超大国の形成を模索しており、ヒトラーやナポレオンと同じ末路をたどる運命にある」同意同意。何故あれに夢を見る連中がゐるのかよくわからないといふか正確にいふとわかりたくないし近づきたくない。
  • トランプ、アマゾンを「大きな反トラスト問題を抱える」と非難

    5月12日、米大統領選で共和党候補指名をほぼ確実にしたドナルド・トランプ氏は、FOXニュースとのインタビューで、インターネット通販世界最大手アマゾン・ドット・コムは「大きな反トラスト問題」を抱えていると述べた。写真はワシントン州リンデンで7日撮影(2016年 ロイター/Jim Urquhart) 米大統領選で共和党候補指名をほぼ確実にしたドナルド・トランプ氏は12日、FOXニュースとのインタビューで、インターネット通販世界最大手アマゾン・ドット・コムは「大きな反トラスト問題」を抱えていると述べた。 また、アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)について、保有するワシントン・ポスト紙を利用して政治家に影響を及ぼし、税に関してアマゾンを支援しているとの認識を示した。 トランプ氏は「ワシントン・ポスト紙はアマゾンを支配するジェフ・ベゾス氏におもちゃとして保有されている」とした上で、「彼は

    トランプ、アマゾンを「大きな反トラスト問題を抱える」と非難
    ryokusai
    ryokusai 2016/05/16
    やはりヒラリーよりこれの方が「まだ」ましな気がするな。
  • ウディ・アレン「小児性愛」疑惑を実の息子が告発

    長年、ハリウッドにくすぶり続けてきたスキャンダル、ウディ・アレン監督(80)の小児性愛疑惑がまたまた波紋を広げている。アレンと言えば、昨日開幕したカンヌ国際映画祭でオープニング上映された『カフェ・ソサエティ』も手掛けた世界的な映画監督。 その華やかなプレミアと同日、アレンの息子ローナン・ファローは米芸能誌ハリウッド・リポーターにコラムを寄稿、「巨匠アレン」故に疑惑に蓋をしてきたとして、メディアを糾弾。アレンの才能にひれ伏すハリウッドのスターたちにも批判の矛先を向けた。 人権派弁護士・活動家で米政府の顧問を務めたこともあるローナンは、ミア・ファローと事実婚関係にあったアレンの実の息子とされているが、容姿がアレンとまったく似ていないため、ミア・ファローの最初の夫フランク・シナトラの血を引くのではないかとも憶測されている。 「僕は姉の言い分を信じる」――ローナンはコラムでそう断言している。姉の言

    ウディ・アレン「小児性愛」疑惑を実の息子が告発
    ryokusai
    ryokusai 2016/05/16
    ほう。
  • クルーズ撤退、ヒラリー敗北の衝撃

    インディアナ州予備選の敗北を受けて共和党第2位の候補クルーズは選挙戦からの撤退を表明した Chris Bergin-REUTERS 3日のインディアナ州予備選の惨敗を受けて、共和党のテッド・クルーズ候補は電撃的とも言える「撤退」を表明した。圧勝したドナルド・トランプ候補は、これによって共和党の統一候補と「見なされる」ことになった。 それにしても、クルーズ陣営の「崩壊」は多くのアナリストの予想を越えていた。つい1週間前まで、多くの世論調査でリードしていたインディアナでフタを開けてみれば「53%対37%(開票率80%時点)」と大差で敗北したのである。 理由は4つ挙げられる。 【参考記事】日は「トランプ外交」にどう対抗したらいいのか? 1点目は「ケーシックとの2位・3位連合」の失敗だ。トランプを「過半数割れ」に追い込むという目的で、オレゴンとニューメキシコではケーシック、インディアナではクルー

    クルーズ撤退、ヒラリー敗北の衝撃
    ryokusai
    ryokusai 2016/05/04
    「この失言が「ヒラリーは庶民の雇用には無関心な富裕層代表」というプロパガンダ」今のアメリカは本当のことを言ふとプロパガンダ呼ばはりされるらしい。なるほどトランプやサンダースに支持が集まるわけだ。
  • 安田純平さん拘束と、政府の「国民を守る」責任

    今年3月半ばに安田純平さんの動画がインターネットに投稿されたが、ジャーナリストの間では救出に政府の関与を求めるかどうかで議論になった YouTube シリアの反体制組織に拘束されていると見られるフリーランスジャーナリスト、「安田純平さんの生還を願い、戦場取材について考える」というシンポジウムが月刊「創」編集部主催で4月19日に東京都内で開かれ、私もパネリストとして参加した。 シンポジウムのきっかけとなったのは、3月半ばに安田さん(42歳)とみられる男性の動画がインターネットに投稿されたことだ。髪や髭が伸びているものの、映像も声も安田さん人と考えて間違いないだろう。ビデオでは安田さんが英語で語っているだけで、拘束している組織の名前は出てこない。 【参考記事】安田純平さんとみられる映像公開、シリアでテロ組織が拘束か 動画を公表したのは「ヌスラ戦線の代理人」を名乗るシリア人の男性A氏とされ、そ

    安田純平さん拘束と、政府の「国民を守る」責任
    ryokusai
    ryokusai 2016/05/03
    長々書いてあるが要は政府が人と金を出せと。同意しかねる。
  • 同性愛の客室乗務員がなぜ、同性愛は死刑のイランに飛ばなければならないのか

    使命感? 「たとえ死刑にされかねなくても、多くの国に飛ばなければならない」 Gonzalo Fuentes/REUTERS エールフランスは先週末、週3回のパリ-テヘラン便の運航を再開した。イランの核開発に対する制裁として停止した2008年以来。1月の制裁解除で実現した。 だが、誰もがイランに行きたいわけではない。エールフランスのゲイの客室搭乗員(CA)はテヘラン便での勤務を拒否している。イランでは、同性愛は死刑にも値する罪。イランに飛ぶことを拒否する権利をゲイに認めよ、という呼びかけには2万6000件以上の署名が集まっている。 「行けば弾圧されるとわかっている国に行かされるなんて考えられない」と、署名を呼び掛けた自称ミスター・ロウレントは言う。 【参考記事】【動画】セクシュアリティーの「新常態」 エールフランスでは今月初め、イランに付いたら頭髪をスカーフで覆わなければならない、などの規定

    同性愛の客室乗務員がなぜ、同性愛は死刑のイランに飛ばなければならないのか
    ryokusai
    ryokusai 2016/04/18
    確かに黙つてゐればあちらもわざわざ捕縛しには来ないだらうが、それでも当人にかかるストレスは洒落にならないんでないの。
  • パナマ文書で注目を浴びるオフショア市場、利用するのは悪くない?

    バカンスがてらオフショアで運用……ではなく、EU部前でタックスヘイブンの不透明性に抗議する2人 YVES HERMAN-REUTERS オフショアファンドやオフショア生命保険を利用することは当にいけないことなのか。オフショアで年金基金を運用することも許されないのか――。世界の政治指導者やその家族、友人による不透明な資産運用を明るみに出した「パナマ文書」の衝撃が広がっている。パナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」から漏れだした1150万文書はデータ量にして2.6テラバイト。同事務所が過去40年近くにわたって扱った21万社分の極秘資料だ。 【参考記事】世紀のリーク「パナマ文書」が暴く権力者の資産運用、そして犯罪 今回、使われていたタックスヘイブン(租税回避地)はカリブ海に浮かぶ英領バージン諸島が断トツに多く、次いで中南米パナマ、インド洋のセーシェルなど、21の国・地域にのぼっている。発

    パナマ文書で注目を浴びるオフショア市場、利用するのは悪くない?
    ryokusai
    ryokusai 2016/04/15
    「現時点では合法だから」とか「手続きが煩雑だつたり金がかかるから」と正当化して実態と乖離した虚構を組み上げ続けても事態は改善しないどころかより規制が煩雑になる。私が「頭のいい莫迦」を嫌ふ理由の一つ。
  • イースターで思い出すアイルランド反乱の歴史

    イースター蜂起から100年のパレードで「英雄」の写真を掲げる北アイルランドの少女 Clodagh Kilcoyne-REUTERS 10歳くらいのことだったと思う。僕は学校からの帰り道、自分はアイルランドのために死ねるだろうかとふと考えたことがあった。 これはもちろん、おかしな話だ。アイルランドは僕の祖先の地だけれど、僕自身はイギリス生まれでアイルランドに行ったこともなかったのだから。アイルランドのために命を差し出せ、などと命じられる事態が起こると思っていたわけではない。でも、その可能性がなきにしもあらずとは考えていた。だとしたら、この空想のシナリオで僕が戦うべき相手はイギリス人ということになるだろう。 こんなことを思い出しているのは、今から100年前の1916年、ちょうどイースター(復活祭)のこの時期に、アイルランド人が武装蜂起してダブリンの主要拠点を占拠し、その後にイギリス軍に鎮圧され

    イースターで思い出すアイルランド反乱の歴史