東京都知事選(7月5日投開票)の告示後初めての週末。れいわ新選組の山本太郎代表はその“集客力”を見せつけた。3密を避けるため、基本的にはゲリラ演説に徹しているが、事前告知した街頭演説には聴衆が殺到。一方、小池都知事は「『オンライン選挙』のモデルケース」と称し、街頭に出ることもな…
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6月17日に日本記者クラブ(JNPC)が立候補予定者の共同記者会見。(JNPCのYou Tubeチャンネルより) 東京都知事選(7月5日投開票)に向けて6月17日に日本記者クラブが立候補予定者の共同記者会見を開いた。参加者は、宇都宮健児氏、小野泰輔氏、小池百合子氏、立花孝志氏、山本太郎氏(五十音順)。YouTubeに映像が公開されている。 前回の記事では、宇都宮健児候補が3つの質問(コロナ対策の初動の遅れ、東京アラートの解除の基準の曖昧さ、カジノ誘致の是非)をおこなったのに対し、現職で再選をねらう小池百合子都知事が落語の「時そば」のような巧妙な答え方によって、2つ目の質問に答えずに済ませたことを紹介した。 つづく今回は、日本記者クラブの企画委員の問いかけに小池氏が答えなかった場面を見ておきたい。自粛から自衛へとは自己責任ということか、と問うた場面だ。確認のための更問い(さらとい。重ね聞きの
厚生労働省は23日、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性がある場合に知らせるスマートフォン向けアプリ「COCOA」に不具合があり、通知できない状態になっていると明らかにした。アプリは同日午前9時時点で約371万件ダウンロードされた。同省によると、感染を自己申告する際に必要な8桁の「処理番号」の発行を受けなくても、任意の数字を入力すれば「完了しました」と表示される不具合が見つかった。同省
「芦屋令嬢」「カイロ大学を首席で卒業」「ニュースキャスター」。華やかな言葉で来歴が語られる小池百合子。その裏では何をしてでも有名になれという父の教えそのままに、自分の過去を、ときに自らの病や身内の死までをもマスコミを使って「物語」にし、それを広め、そして権力の階段を上ってきた。 先日20万部を突破したその小池氏の評伝、『女帝 小池百合子』(文藝春秋)の著者・石井妙子に話を聞いた。 スイッチが入ると、誰もが「小池百合子」を語り続けてしまう ―――発売と同時に大変な話題になっています。どのような反響がありましたか。 石井妙子さん(以下、石井)ネット上では「面白かった」「怖かった」と二つのキーワードが多く見受けられるようです。私自身に寄せられたところでは、「小池さんという人がどういう人物なのか初めてわかった」「今まで疑問に思っていたことが腑に落ちた」「肯定する気にはなれないけれど、がむしゃらに男
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