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ブックマーク / nowokay.hatenablog.com (18)

  • ソフトウェアプロセス技術がロストテクノロジーになっている - きしだのHatena

    最近会った人とよく話すのが、ソフトウェアプロセス技術がロストテクノロジーになってるんではないかということです。 ソフトウェアプロセスというのは、「プロセスがよいソフトウェアをつくる」という前提のもと、どのようなタイミングでどのような成果物を作り、どのような管理をし、どのように検査をしてソフトウェアを作るかという手順です。 そして、プロセス技術というのは、そのようなプロセスを構築し運用し改善する技術です。 このようなソフトウェアプロセス技術は、1995年くらいから2000年くらいにかけて盛り上がり広まりかけたのですが、そのタイミングでWebが広まりはじめ、「Webは進化が速い」「作るものがどんどん変わる」などを合言葉に、「アジャイルプロセスを採用する」という名目でなんら管理されないプロセスが普及しました。その結果、プロセス技術は完全に下火になっているように思います。 もちろん、Webの発展段

    ソフトウェアプロセス技術がロストテクノロジーになっている - きしだのHatena
  • ぼくの実装した最弱のディープラーニング - きしだのHatena

    8月の頭からディープラーニングを実装していたのを、先日、プレゼンしてきました。 プログラマのための数学勉強会@福岡 - connpass ぼくの実装した最弱のディープラーニング from なおき きしだ ※追記 2023/4/12 SpeakerDeckにも置いてます https://speakerdeck.com/kishida/weakest-deep-learning-i-implemented GPU対応したり、ドロップアウトとかミニバッチとかいろいろ実装して、結構つよくなってます。 ちゃんと学習してくれないこと以外は。 ソースはこんな感じになってきています。 https://github.com/kishida/neuralnet/tree/CorrectOperationAsCCN GPU対応にはaparapiを使っています。JavaGPUコードが書けるスグレモノです。 ap

    ぼくの実装した最弱のディープラーニング - きしだのHatena
  • JAWS-UG三都物語で「そろそろJavaみなおしてもええんやで」というプレゼンしました - きしだのHatena

    夏のJAWS-UG 三都物語 2014というイベントで「そろそろJavaみなおしてもええんやで」というプレゼンしてきました。 Javaのイベントではなかったので、Javaを使ってない人を想定したプレゼンでしたが、実際会場のほとんどがJavaメインではなかったようです。 for(int num : nums){ if(num > 10) continue; sum += num * 2; } というコードが、NetBeansの「関数操作を使用」というリファクタリングで sum = nums.stream().filter((num) -> !(num > 10)).map((num) -> num * 2).reduce(sum, Integer::sum); になったところがハイライト。 ここまでできるとは思ってなかった。 そろそろJavaみなおしてもええんやで from なおき きしだ

    JAWS-UG三都物語で「そろそろJavaみなおしてもええんやで」というプレゼンしました - きしだのHatena
  • プログラマが勉強すること - きしだのHatena

    今日もプログラマになる勉強する人のところで話をしてきました。 で、また適当にいろいろ書いてました。 http://www.slideshare.net/nowokay/20140228-31742219 今日は特に、この図の内容についてまとめておきます。 ※ このエントリは、主に今日の話を聞いた人を対象としています。前提や補足については省略しています。 まずはプログラミング言語を プログラマというのは、利用者に直接サービスを提供することはできません。コンピュータの上でプログラムを動かして、そのプログラムを使ってもらうことでサービスを提供します。 ※組み込みは前提から外しています。 そのプログラムも、コンピュータで動くものを直接記述することは現実的にできません。 なんらかのプログラミング言語で、プログラムを書くことになります。つまり、プログラマの仕事は直接的にはプログラミング言語をいじくる作

    プログラマが勉強すること - きしだのHatena
  • Java SE 8 lambdaで変わるプログラミングスタイル - きしだのHatena

    JavaOne2013報告会福岡第二段で話したlambdaの資料に加筆して公開しました。 lambdaの詳細な構文は適当に調べてもらうとして、lambdaでどのようにプログラミングスタイルが変わるかということに重点おきました。 追記「用意されたFuncationalInterface」のリンクはここです。 Java8 Lambdaの文法拡張まとめ - きしだのはてな

    Java SE 8 lambdaで変わるプログラミングスタイル - きしだのHatena
    s_mori
    s_mori 2013/11/26
  • 直列加算と並列加算でdoubleの足し算の結果が変わる話 - きしだのHatena

    Javaに限った話ではないのだけど、Javaで並列加算が気軽にできるようになったので、気に留めておいたほうがいい話。 まず、次のようなコードを動かしてみます。 public static void main(String[] args){ double[] data = { 1.234E80, -1.234E80, 2, 3}; System.out.println(Arrays.stream(data).sum()); System.out.println(Arrays.stream(data).parallel().sum()); } 1.234×10^80と-1.234×10^80という、桁が大きくて符号の違う数を並べて、そのあとに2と3という1桁の数値を置いています。 これらを加算すると、1.234×10^80と-1.234×10^80は符号が違うだけなので、当然結果は0になります

    直列加算と並列加算でdoubleの足し算の結果が変わる話 - きしだのHatena
    s_mori
    s_mori 2013/11/25
  • Seasar2を新規案件に採用するのはそろそろやめたほうがいい - きしだのHatena

    Seasar2の機能追加停止が宣言されてから、すでに6年弱たっています。 Seasar2.4に対する追加要望があれば、もちろん検討します。ただし、大きな変更や追加はもうないでしょう。 Seasar2の今後のロードマップ 2008-01-29 - ひがやすを blog 後継になる予定だったSeasar3も開発が中止されて3年たちました。 Seasar3開発中止 2010-08-06 - ひがやすを blog ここでSeasar2.5を出す方向で動くということでしたが、実現しませんでした。 あのころSeasar2に関わっていた人も、ScalaがメインになったりNode.jsをさわったり、不意ながらPHPをさわったり、さわってみるとPHPもそれほど悪くなかったり、やっぱりPHP気にわなかったりと、いろいろな道を進んでいます。 DIコンテナ自体の機能も時代遅れ感がでてきており、関連プロダクトも

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  • ソフトウェア工学は失敗している - きしだのHatena

    特に学術的にソフトウェア工学に触れたことはないのですが、むしろそうではなく現場にいる身としては、ソフトウェア工学は失敗しているように見えます。 「成功していない」ように見えるのではなく「失敗している」ように見えるのです。 もちろん、いまソフトウェア開発で使う技法やツールなど、ソフトウェア工学の産物はたくさんあり、現在のソフトウェア開発がソフトウェア工学から生まれたもので支えられていることには間違いありません。 でも、そうやって築き上げてきたものが、1999年以降ガラガラと崩れて、そしてうまく再構築できていないように見えます。 1999年、なにがあったかというと、XPエクストリーム・プログラミング入門というが発行されたのです。リンク先は2版ですが、日語版でも初版は2000年12月になっています。 ここからソフトウェア工学がガラガラ崩れた気がしています。 では、ここまでソフトウェア工学がど

    ソフトウェア工学は失敗している - きしだのHatena
  • ファーストサーバの手順の問題点 - きしだのHatena

    えらいことなってますが。 正規手順と今回の現象の説明などを含めた中間報告が出されています。 http://support.fsv.jp/info/nw20120625_01.html ここで、正規手順で、途中でオペレーションミスがあったときに復旧できない状態になってしまう可能性があることがわかります。 具体的には「原因3:メンテナンス仕様」のこの部分。 脆弱性対策のメンテナンスに関しては対象サーバー群とそのサーバー群のバックアップ領域に対して同時に更新プログラムを適用する この時点でこの更新プログラムに不具合があった場合には、リストアできなくなることになるわけです。そして今回はそれがおきたようです。 より安全な手順であれば、バックアップ側にパッチをあてている間は正常系がバックアップのバックアップということになるはず*1ですが、どこにもバックアップがない状態になってしまったわけです。 手順1

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  • 1ビットずつ変えていって全部の数を列挙するグレイコードの生成 - きしだのHatena

    一ビットずつ変えていって全部の数を列挙するのをグレイコードというらしいです。 で、通常の連番の2進数の一番上の桁はそのまま、それより下の桁は該当桁と左の桁をXORしていくと、グレイコードになるらしいです。 ということで、bビットのグレイコードを生成するプログラムを書いてみた。 public class GrayCode { public static void main(String[] args) { int b = 4;//求めるビット数 int n = 1 << b; String form = String.format("%%%ds", b); for(int i = 0; i < n; ++i){ int xor = i ^ (i / 2); // int result = i & (n / 2) | xor & (n / 2 - 1); int result = xor;//

    1ビットずつ変えていって全部の数を列挙するグレイコードの生成 - きしだのHatena
  • Database Management Systems 8章読み終わった - きしだのHatena

    一日1ページとか2ページとかいうペースで、Database Management Systemsを読んでるのだけど、やっと8章「Overview of storage and indexing」が読み終わった。 Database Management Systems 作者: Raghu Ramakrishnan,Johannes Gehrke出版社/メーカー: McGraw Hill Higher Education発売日: 2002/09/01メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (2件) を見る ついでに言うと、8章から読み始めたので、最初の章がやっと終わった感じ。 さらについでに言うと、7章までは普通にリレーショナルモデルとかSQLの説明とか、日語でも読めるような内容なので、読み飛ばしてる。JDBCのAPIの説明とかJSPとか、どうでもいいし

    Database Management Systems 8章読み終わった - きしだのHatena
  • アルゴリズムの勉強のしかた - きしだのHatena

    この記事で、アルゴリズムの勉強はアルゴリズムカタログを覚えることじゃないよということを書きました。 プログラムの理論とはなにか アルゴリズムの勉強というのは、スポーツで言えば腕立て伏せや走り込みみたいな基礎体力を養うようなもので、「ソートなんか実際に自分で書くことないだろう」とかいうのは「サッカーは腕つかわないのに腕立ていらないだろう」とか「野球で1kmも走ることなんかないのに長距離の走り込みいらないだろう」とか言うようなものです。 Twitterでアルゴリズムの勉強とはなにかと尋ねられて、「アルゴリズムの基的なパターンを知って、それらの性質の分析のしかたをしって、いろいろなアルゴリズムでどのように応用されているか知って、自分が組むアルゴリズムの性質を判断できるようになることだと思います。 」と答えたのですが、じゃあ実際どういうで勉強すればいいか、ぼくの知ってるからまとめてみました。

    アルゴリズムの勉強のしかた - きしだのHatena
  • プログラマになるための勉強をしている人の前で話をしてきた - きしだのHatena

    イデアルITスクールというところで、1時間ほど話をしてきました。 プログラマとしてやっていくために大事なことというテーマ。 資料を作らずに、というか構想すら練らずにやってしまったので、ここで整理とまとめと補足を。実際にこれをしゃべったというのではなくて、だいたいこんなことをしゃべろうとしてたという内容をかなり盛って書いてます。 当然ですが、プログラマの仕事はプログラムを書くことです*1。 プログラマとしてやっていくためには、どこで動くプログラムを書くか、なにをするプログラムを書くかということを意識することが大事です。 ということで、まずはプログラムが動くところがどう変わったかという話。 1970年代ころは、デバイスを動かすためのプログラムが多かったのではないかと。 あと、ここには書いてないけど、業務アプリはほぼメインフレームで動いてたと思います。 それが、1980年代くらいからパソコンが出

    プログラマになるための勉強をしている人の前で話をしてきた - きしだのHatena
  • プログラマならいつかは読んでおきたい(と言っておけばかっこいい)本10冊 - 2010-11-26 - きしだのはてな

    昨日の技術力をあげたいプログラマが読んでおかないと話にならない10冊は自体にはあまり意味がなくでその技術分野が大事で、あとエントリーレベルのものが多かったので、今日は読み甲斐のあるを。 棚に飾っておくとかっこいいです。あと、屋でまとめて買って持って帰れるなら、値段的にも重さ的にも、尊敬します。 ぼくが持ってないや持っててもほとんど読んでないがかなり含まれてます。「この人こんなも読んでるんだー」などと無用に尊敬したらダメですよ。むしろ、そのように誤解させて尊敬させるためのです。 アルゴリズムデザイン 作者:Jon Kleinberg,Eva Tardos共立出版Amazon読んで面白いし、アルゴリズムカタログじゃなくて設計方法の解説が多いので、とてもいいです。途中までは読んでるので続きを読まねば。 あとアルゴリズムのとしてはアルゴリズムイントロダクションが定番ですが、

    プログラマならいつかは読んでおきたい(と言っておけばかっこいい)本10冊 - 2010-11-26 - きしだのはてな
  • 2010-11-25 - きしだのはてな - 技術力をあげたいプログラマが読んでおかないと話にならない本10冊

    ここにあげたじゃなくてもいいので、同じ分野でなにか読むとか、に書いてあるほど詳しくなくてもそれなりに知識をもっておくべき。 アルゴリズムクイックリファレンス 作者: George T. Heineman,Gary Pollice,Stanley Selkow,黒川利明,黒川洋出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2010/04/26メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 11人 クリック: 656回この商品を含むブログ (72件) を見る まずはアルゴリズム。クイックって書いてあるけどぜんぜんクイックじゃないw。各言語で書かれた入門書を読んでもいいと思う。 実際のプログラムにアルゴリズムの知識を活かすということを知りたいならプログラミングコンテストチャレンジブックがおすすめ。 プログラミングの基礎 ((Computer Science Library)) 作者: 浅井健一

    2010-11-25 - きしだのはてな - 技術力をあげたいプログラマが読んでおかないと話にならない本10冊
  • 2010-06-18 - きしだのはてな - プログラマとして仕事をするときに勉強したほうがいいもの

    ブログ形式の都合で、6/17のできごとを18日の項に書いてます。 イデアルITスクールというところで3時間ほど話をしてきました。 http://www.ideal-ed.jp/ テーマなしだったのですが、だいたい表題のようにプログラマとして仕事をするときに勉強したほうがいいものについてという内容で話てみました。 特に今回は、これからプログラマとして働くという人たちだったので、高度なことを目指せるようにという視点だけではなくて、たとえばプログラマは生活の糧で休日はプログラム以外に当てるという場合に、高度ではないことを楽に行うという視点も考えてみました。 まあ、結局言うことは同じなのですけども。 話してるときに書いたメモ プログラマとして仕事をするときに勉強することView more presentations from nowokay. で、紹介した。なんどかあげたことあるもの。 まずは、

    2010-06-18 - きしだのはてな - プログラマとして仕事をするときに勉強したほうがいいもの
  • クラウドという言葉がわけわからないので、分類してみた - 2010-03-05 - きしだのはてな

    クラウドという言葉、わけわかりません。 で、その理由がわかってきました。 なんでクラウドっていう言葉がわけわからないかというと、ひとつはクラウドという言葉が指すものがたくさんあるからです。全体を包括するような、具体的なものを表さないコンセプトとしてのクラウドのほかに、簡単にあげれるもので少なくとも5つの意味で使われています。 まず最初はサーバーの形態としてのクラウドです。 サーバーが「たくさん」と言える量あって、どのサーバーでどのプロセスを動かすか決まってなくて、どれか壊れてもデータが失われず自動的に処理が引き継がれ、追加も簡単にできる、とだいたいこんな特性を持つサーバー構成です。 ここが基になります。以降、クラウド型サーバーとします。 そして、そのクラウド型サーバーを利用者に提供する形態としてIaaS、PaaS、SaaSがありますが、それぞれがクラウドと呼ばれることがあります。 Iaa

    クラウドという言葉がわけわからないので、分類してみた - 2010-03-05 - きしだのはてな
  • RDBMSの時代の終わりが見えてきた - きしだのはてな

    クラウドと一緒にやってきたもの 最近、クラウドが流行ってます。 GoogleMapResuceから始まって、MicrosoftのAzureまで、大手のクラウド製品が出揃った感じ。 で、そこで、こんなクラウド製品が出ましたというときに、必ずといっていいほどそのクラウド用のデータベースの説明があります。そして、それはRDBMSではありません。 GoogleだとBigTable、MicrosoftだとSQL Data Services、あとはAmazonSimpleDB。どれも、基的にはひとつのテーブルにハッシュコードでアクセスするようになっています。 ほかのクラウド製品も、Oracle Coherenceだったり、楽天のRomaだったり、非RDBMSのデータストレージを提供します。 クラウドというわけではないけど、mixiのTokyo TyrantやApache CouchDBも、RDB

    RDBMSの時代の終わりが見えてきた - きしだのはてな
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