ヘッダーをモジュール化することによるメリット モジュール化したヘッダーファイルはコンパイル(バイナリー化)されるので、コンパイル時間が短縮される。 ヘッダーのincludeの場合、コンパイラーはヘッダーがincludeされるたびに前処理とテキスト解析を行う。 従ってheaderファイルがM個あり、それぞれN個のファイルにincludeされていた場合、 上記のinclude処理はMxN回行われる事となる。 しかしモジュールのimport処理の場合は、pchファイルと同じようにヘッダーファイルを1回コンパイルしてバイナリー化するため、処理はヘッダーのコンパイル処理とモジュールの組み込み処理に分解することが出来、処理数はM+Nへと減らすことが出来る。 モジュール化されたヘッダーがincludeされた場合、clangは自動的にモジュールのimportを行ってくれる。 module.modulema