「ITに、もはや戦略的価値はない」「ウェブ2.0の無道徳性」などの論文で有名な米国のテクノロジー思想家、ニコラス・カー氏がふたたび過激な書を世に問うている。今回の主題は、『THE SHALLOWS(浅瀬)』(邦題『ネット・バカ』青土社刊)。インターネットへの過度な依存が、わたしたちの脳に与える影響についてさまざまな学問を総動員して真正面から検証を試みた。ネット以前の世界を懐かしむ単純な議論ではけっしてない。電子書籍の普及などオンライン化へのシフトを不可逆的な流れとして捉え、それでもわれわれの思考が浅瀬に陥らないためには何をなすべきか、という考察に溢れている。グーグル、アップルをはぐくんだ現代米国において異彩を放つ著述家に、「ネット・バカ」論の真意を聞いた。 (聞き手/ジャーナリスト、大野和基) ニコラス・カー(Nicholas Carr) 米国を代表するテクノロジー思想家の一人。「ハーバー
はじめに―mixiアプリ開発のノウハウ 株式会社ミクシィのプラットフォームチームに所属している、mainyaこと森和之と申します。mixiアプリの立ち上げからこれまでずっと開発に携わってきました。 この連載ではmixiアプリの基本的な作り方から、mixiアプリで押さえておくべき点と、どうしたらmixiアプリで面白いアプリケーションを作れるか、負荷対策はどうしたらいいかまで一連の流れを追って取り上げたいと思います。mixiやプラットフォームの考え方から、mixiアプリの企画-開発-運用と幅広いテーマを扱うため、どうしても駆け足になってしまうかもしれませんがご容赦ください。 mixiアプリ開発者は熱心なmixiアプリユーザーであることも多いと思います。この記事をご覧になっている皆さんの中には、もっと重要な情報があることを知っているかもしれません。良かったらはてなブックマークやtwitterのハ
HTML5にはどんな機能があるのか。いつごろ仕様が決まるのか。そもそもHTML5の実体は何なのか。HTML5開発者コミュニティーの管理人である白石俊平氏に、HTML5の基本を2回に分けて解説してもらう。まずは、HTML5の主要機能を総括する。 HTML5とは、その名の通り「HTML」(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)という技術の最新バージョンだ。HTMLはWebページを作成する際に用いられる仕様であり、「タグ」と呼ばれる特別な記号を文書内に埋め込むことで、文書構造を定義する。 HTMLはW3C(ワールドワイド・ウェブ・コンソーシアム)という標準化団体が仕様の標準化や管理を担っている。 プログラミング言語と統合
「世界一のクリエーティブ集団」を目指す、ファーストリテイリングのグローバルコミュニケーション部は、本格的なグローバル展開を前に「UNIQLOCK」と「UNIQLO CALENDER」という自前のメディアを築いた。ウェブサイト、ブログ、iPhone、iPadと、コンテンツの配信先を拡げながら、グローバルでのブランディングに大きく寄与する恒久的な「自前メディア」として育んでいる。 一方、新商品や新規出店に際する個別のキャンペーンにおいても、消費者との新たなコミュニケーションの接点を開拓し、次々と驚きを生むクリエーティブを放っている。ただし、ブランディングが長距離のマラソンなら、個別のキャンペーンは短距離走。リアルの店舗での売り上げや集客など、より強く直接的な結果を求められる。 そこでユニクロが目を付けたのが、世界2億人が集まる“つぶやきメディア”「Twitter(ツイッター)」だった。
時間はあっという間に過ぎ、残されるのは、いつまでも完遂しない仕事の山……。そんな毎日からサヨナラするためのシンプルなツールとして、タイマーを活用する方法を紹介しましょう。 まさに「Time flies」。時間はあっという間に過ぎ、残されるのは、いつまでも完遂しない仕事の山……。そんな毎日からサヨナラするためのシンプルなツールとして、タイマーを活用する方法を紹介しましょう。 時間を区切って、仕事にメリハリをつけるというのは、超オーソドックスな仕事術ですが、これを普段の仕事サイクルに活用できている人は、意外に少ないかも……。そこで、あえて原点に戻ってみませんか? 仕事時間にタイマーを活用すると、以下のような利点があります。 1.仕事の区切り・メリハリができる それぞれのタスクには納期があり、一定の成果が求められるものだが、一方で、インターネットや通信の発達により、仕事にはいつまでも終わりがなく
「働きやすい職場」を作るには、誰か1人が引っ張っていくのではなく、同じ職場で働く一人ひとりが小さな工夫をして、自分ができることから変えていけばいいのです。 経済的な閉塞(へいそく)感が漂う中、多くの職場では、成果を出すことが求められています。そのため、「スタッフが一丸となってベクトルを合わせ、チームの成果を出したい」「スタッフの中から、画期的なアイデアが欲しい」「起きている問題は素早く解決したい」「活発な職場の中でイキイキと働きたい」――こう願っているリーダー層の人も多いことでしょう。 けれども、現実はどうでしょうか。「ベクトルが合わず、チームとしての成果が出せない」「指示や命令ばかりでモチベーションも自主性も下がる」「問題解決より犯人探しが優先されてしまう」「一生懸命がんばっていた仲間を突然失ってしまう」――成果を出すことが優先されるあまりプレッシャーも多く、さまざまな問題を抱えている職
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く