2024年6月21日、和風スタンディングバー「西麻布 壌 (じょう)」が閉店します。 2003年、西麻布の交差点の眼の前に「日本人が使ってサマになる、洗練されていながら気楽に使える立ち飲み屋」として生を受けた7坪の小さなお店ですが、その約21年の営業に幕を下ろすこととなります。 僕自身はすでに「西麻布 壌」を運営する株式会社グレイスの経営から完全に離れていますし、創業者の変なノスタルジーに囚われて、すべき経営判断ができなくなるような邪魔はしちゃいけません。なので閉店した方がいいと思ったら、僕に遠慮せずどの店でも閉めていいよ!と社長の國吉には言っていましたが、実際閉めるとなるとセンチメンタルな気持ちになりますね。 そもそも、グレイスの1号店だった「居酒屋せいざん」は、他の人がやるはずだったお店を(いろいろな事情があって)自分で巻き取ったお店でしたから、自分が作りたいお店をゼロから立ち上げた「
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