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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/naoya_fujita (17)

  • 「モダニズムの絵画」 - the deconstruKction of right

    sakstyle
    sakstyle 2014/07/28
    “『グリーンバーグ批評選集』レジュメ”
  • the deconstruKction of right

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  • 長谷敏司『あなたのための物語』と山本弘『地球移動作戦』 - the deconstruKction of right

    両作品が対照的で同じような現代的テーマを扱っていて面白かったので、簡単に感想をなど。『あなたのための物語』を評価するのは結構僕自身は両義的である。「純文学」としては文章や描写が殺伐としている。「エンターテイメント」としては、展開などがフラットすぎる。しかしそのフラットさが、作中にもある「平板化」とあわせて、ある意味を持っているところが、評価の迷うところ。基的に、SF読者が期待しそうな「科学による解決」を全部外していくことによって作劇がされている。そこを評価するかどうか。 主人公のサマンサは、人間の脳に人工神経を形成し、それをコンピュータ言語に変換し、人間とコンピュータを繋ぐ装置を開発している。物語は死の病によって身体を蝕まれていくサマンサと小説作成人工知能「WANNA BE」との関係によって進む。この物語は基的に「この私」と「身体」の問題系に帰結すると思う。例えば自分の人格をコピーした

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  • 立体ゲームと崇高+『UKAWANIMATION!』 - the deconstruKction of right

    最近、電波なことを考えている。ゲームの立体性と崇高さについてである。そもそもこんなことを考えるに至ったのは「東さん界隈の人々は美少女ゲームを論じるが、東さんが美少女ゲームを当時開拓したことの衝撃に匹敵するには美少女ゲームじゃ駄目なんじゃないか。立体のゲームをちゃんと批評する人がいないんじゃないか」とか偉そうに言ってしまったからである。そもそもそれ以前に、僕は立体のゲームというのが非常に好きだった。ワイヤーフレームとかにも興奮する。スーパーファミコン時代では『スターフォックス』のポリゴン、ゲームボーイの『エックス』のワイヤーフレームとかには非常に興奮した。そこから衝撃の『ファイナルファンタジー7』との出会いがある。ゲームが、点と点の「テニス」みたいなものからファミコンになって、PSで三次元になり、PS2、PS3とフルポリゴン化をどんどんしていく中で、アニメ、美少女ゲームの「平面性」ではなく、

    立体ゲームと崇高+『UKAWANIMATION!』 - the deconstruKction of right
  • 『社会は存在しない』に論文掲載します。 - the deconstruKction of right

    予告していた佐藤友哉論文、「セカイ系の終わりなき終わらなさ――佐藤友哉『世界の終わりの終わり』前後について」、が、限界小説研究会編の『社会は存在しない』に掲載されて6月(予定)に出ます。この論文が書きたくて佐藤さんに会いたいという欲望から、ザクティ革命が始まったのです。来『Xamoschi』に入れるべきであったでしょうか。佐藤友哉を通し、何故セカイ系は北海道を舞台にするものが多いのか、という問題に答えようとしています。過去の佐藤友哉論文と比べても、総合的な佐藤友哉論になっているのではないかと思います。 個人的な思い入れを語れば、実はこれは商業媒体でまともな枚数で書く、デビュー論文以来の論文でした。(「ひぐらし」論とは書いた時期と掲載が前後しています)これがうまく書けないと、自分はもう終わりかもしれないと思いながら必死に書いたものです。だから割と実直な文学研究的なアプローチをしています。ゼ

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    sakstyle 2009/05/29
    『社会は存在しない――セカイ系文化論』 限界小説研究会編
  • ダルデンヌ兄弟『ロルナの祈り』+北野武『あの夏、いちばん静かな海』 - the deconstruKction of right

    1、沈黙と横移動 恵比寿ガーデンシネマにて。ちょっと最近忙しく、あまりブログを書いている時間がないのですが、ちょっと書きたくてたまらないので、書いてしまいます。カンヌでパルムドールを二度撮っているダルデンヌ兄弟の『ロルナの祈り』を観てきました。作風ががらっと変わったという噂と、シナリオの賞をとったらしいという事前情報と、「生まれるはずのなかった愛。そしてこの愛を守ろうとるすロルナ。思いもよらぬ驚くべき展開で描かれる崇高な愛の奇跡。」というラブストーリーらしいキャッチフレーズに騙されて(笑) 付き合いたてのカップルとか、マジで見に行かないほうがいいと思います。残酷なギャングの経済原則により人生を台無しにされる、偽装結婚のカップルで、しかも一人がドラッグ中毒、という、凄惨極まりない映画で、何の救いもありません(笑) しかも映像は長回しが多く、沈黙が多いので、難易度が高い。Le silence

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    sakstyle 2009/02/09
    北野映画って全然見てないけど、やっぱ見ないとなあとか思わせる/映画における沈黙と音楽、あるいは過剰なシーン
  • 「批評と小説をめぐる十時間連続公開シンポジウム」感想 - the deconstruKction of right

    徹夜で夜勤してそのまま行ったので、むやみに眠く、最近風邪気味で若干思考に「すいませんモード」が入ってきており、多大な迷惑をかけている方々や、力を貸してくださった方々とお会いし、「生まれてきてすいません」という感じになる。そんな感じで言ったので、多少解釈バイアスがかかっているかもです。こんな豪華な面子が集まっていて、それを集めた早稲田文学の方々の苦労も多少は理解しているうえで、僕は僕なりの正直な感想を書こうと思う。 なんか、僕は、微妙に、見ていて歯噛みしたというか、歯がゆかったというか、「これなら東スレのガチの論争の方が面白くね」とか思ってしまった。それはガチとスピードに慣れているからだと思う。出版、批評、書評、全ての論争の裏に、前田氏と東氏は「ニコニコ動画」や「ブログ」や「アマゾン」の話をしていたが、僕には自明の後者を、いまだ遅れている、遠い、前者の世界に言葉を届けるという儀式だった、とい

  • パンドラvol.2&同人誌内容発表 - the deconstruKction of right

    発売になったパンドラvol.2のゼロアカ道場特集に原稿を書きました。対談などで我々のチームも話も出ています。ゼロアカ道場第四関門で発売する11月9日の文学フリマで販売する同人誌「Xamoschi」のコンテンツも公開いたします。掲載順変更。 検証「聖地巡礼 観光するオタクたち」 武藤潤X藤田直哉X井上ざもすき 特別寄稿 佐藤友哉 ぼくのかんがえたほっかいどうちょうじん インタビュー1 新井素子、練馬を語る インタビュー2 「工場の美」「廃墟の美」を科学する 岡田昌彰氏 インタビュー3 「6,660,000,000」 円城塔 小説 「1989年の地方都市 五万円の神様」吉田アミ 論考 ざもすき的「タイムリップ・コンビナート論」井上ざもすき 論考 地球村から村祭りへ―2ちゃんねるに見る日的ネットコミュニティのありかた― 藤田直哉 論考 遠心分離機の彼方に グレッグ・イーガン『順列都市』の精神性

    パンドラvol.2&同人誌内容発表 - the deconstruKction of right
    sakstyle
    sakstyle 2008/10/10
    「Xamoschi」のコンテンツ
  • 峰なゆか「労働環境としてのAV業界とその不可視なリスク」 - the deconstruKction of right

    久々のエントリです。ちょうど色々ひと段落して、同人誌の作業も今は特に無しと言うところです。DTPどうするんだ。それさえクリアすれば、結構中身は充実しているのではないでしょうか。と思ってPLANETS5号読んで愕然。スゲー。これは。それはともかく、毎回金を出して購読している割に全然エントリに書かなかったα-synodosの寄稿記事にちょっとリアクションしたくてエントリ書いてみます。ただ、この性風俗の問題は僕よりも詳しい方が多いので、僕は感想という感じですが。 α-synodos自体は、ポストモダンとネオリベラリズムの問題とか、今生きている僕らを直撃する問題系が多く、かなりスリリングに読ませていただいてます。いや、僕はチキさんと知り合いではないので、太鼓持ちではないですよ。当に知的な興奮がひどくて、すごくいい雑誌ですよ。「シノドスください」とか言ってる場合じゃないです。それで、今回はそのsy

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    sakstyle 2008/09/01
    つまり、「犠牲者」なのかそれとも「職業」として誇りを持ってやれるものなのか。その辺が僕には分からないのでなんとも断言できない。
  • 科学魔界50号 - the deconstruKction of right

    sakstyle
    sakstyle 2008/08/29
    巽孝之さんの出されている同人誌「科学魔界」50号/藤田エッセイ、伊藤エッセイ、円城エッセイ、岡和田評論、飛
  • 福嶋亮大氏への応答――宗教国家ではなく、ドラッグ国家 - the deconstruKction of right

    今さっき、反G8国際フォーラムというのに参加してきまして、マイケル・ハートとかもいたのですが、僕がものすごい眠い状態で行ったからかもしれませんが、全然面白くなかった。実効性のあることを言っているとも思えなかった。左翼がネグリ思想的なものを「サプリメント」とか「強壮剤」として使用しているのではないかという疑念はまた強まりました。まぁ、それでもいいのではないか、対処的には、という意見でもあるのですが。 そんなわけで、http://blog.goo.ne.jp/f-ryota/e/80fb1d03a1c0fdcb83b3b0da0532e728のエントリに応答します。福嶋さんは「ゆるい宗教」を求める心性の背景にあるのは<帝国>的なものであり、それが「社会の厚み」や「人生の意味」を根こそぎにしたから、それの代償として人々が「スピリチュアル」的なものを求めている、という認識だと思います。僕の考えもそ

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    sakstyle 2008/06/30
    http://d.hatena.ne.jp/naoya_fujita/20080628/1214639591の後半から、文学・映画などの脱物語化とドラッグ化について/ところで藤田・福嶋両氏はそれぞれ面白いことをいっているのだが、どこかで微妙に議論が噛み合っていない感じが
  • ゼロアカ道場第三回課題 - the deconstruKction of right

    「東浩紀のゼロアカ道場」第三回関門内容 ゼロアカ道場の関門をすべて突破したあと、あなたが講談社BOXから出版したいと考えている著作の内容を要約せよ。 そして同時に、その書籍がいま(2008年5月)出版されたと仮定し、あなた以外の架空の執筆者による好意的あるいは批判的な書評を作成せよ。 著作の要約は10000字程度、書評は5000字程度とする。 という課題なんですが、提出前なんですが、叩いて欲しいのでブログにアップしてしまいます。スタンドプレイオッケーと仰っていたので多分問題ないと思います。ほぼ丸三日家に引きこもってぎりぎりに書けました。これで勝負できるだろうか。 修正してみた。 6/14 さらに修正 ゼロアカ道場第三回課題             藤田直哉 非現実(バーチャル)の祝祭(カーニバル) 悪というのは文学の重要なテーマであり、安吾には善と悪を分けて考えようとするところがなかった。

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    sakstyle 2008/06/14
    カーニヴァル-2ch文学論。コメ欄含めて面白い
  • 加藤智大は格差社会の代弁者ではない - the deconstruKction of right

    もうひとつだけ。 アキバで虐殺した加藤は間違っていたのだろうか http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1212930515/ 加藤はおれたちの仲間 http://human7.2ch.net/test/read.cgi/dame/1212928480/ などの2ちゃんねるのスレッドで、秋葉原の通り魔の加藤智大を格差社会の代弁者で、非正規雇用の叫びのように言っている人間がいるが、これは一面で正しく、一面で間違っている。確かに、彼は優秀で東工大の大学院*1まででていて、努力して頑張ったのに、一歩足を踏み外して「派遣社員」という工場労働者になったという、現代の諸問題を引き受けているように見える。ここから、プレカリアートとか非正規雇用の屈の代弁者として賞賛する声までちらほら見えている。しかしこれが決定的な間違いであることを指摘する。 まず、彼が若

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    sakstyle 2008/06/09
    「あんまり貧困に追い詰めてるとここまで鬱屈して爆発するんだぞ!」という恫喝も無効なのだ。「だったらセキュリティ上げて君たちを排除する」となる。
  • 「非日常」を楽しむ「観客」を責められはしない - the deconstruKction of right

    結局、秋葉原はアホの集まり 死人も出た殺人事件を記念撮影かなにかと勘違いしてるDQN達 所詮、2chねらやニコ厨はこんな奴の集まり。 http://www9.uploader.jp/user/nikoman/images/nikoman_uljp00048.jpg http://www9.uploader.jp/user/nikoman/images/nikoman_uljp00050.jpg http://www9.uploader.jp/user/nikoman/images/nikoman_uljp00049.jpg http://www9.uploader.jp/user/nikoman/images/nikoman_uljp00047.jpg 2chに書き込みまでしたカス http://www9.uploader.jp/user/nikoman/images/nikoman_ul

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    sakstyle 2008/06/09
    多分、俺もテンションあがって興奮しているんだろうなぁ、と思うので
  • 武田将明「囲われない批評――東浩紀と中原昌也」 - the deconstruKction of right

    群像新人文学賞評論部門受賞作、武田将明氏の「囲われない批評――東浩紀と中原昌也」を読んだ。実はこの二人は、僕が個人的にもっとも敬愛していると言ってもよい文芸評論家と純文学作家であるために、受賞作決定のニュースを見たときに「やられた」と思ったものでした。そのために並々ならぬ関心を持って読み始めたのでした。 内容は大きく分けて三つ、東浩紀「ソルジェニーチン試論」論、中原昌也「点滅」論、そして批評論、この三つが「確率」という「事実性」をブリッジにしてつながっていく。むしろ、批評がどう可能であるのかを問うためにこそ東と中原が召還されているかのようだ。 「ソルジェニーチン試論」の矛盾を炙り出す読みの手腕はすごいと思った。「論理的な体裁の文章に、ノイズのように非論理が軋みをたてている」。これを東のデビュー作に見出す。「しかし注目すべきは、この最初の論文において、東浩紀はある種の批評がむしろ非論理を志向

    sakstyle
    sakstyle 2008/05/13
    群像新人賞
  • 中川翔子 貪欲まつり - the deconstruKction of right

    ついに行ってしまった。しょこたん(中川翔子)のライブ、『貪欲☆まつり』に。中森明夫さんが週刊朝日で絶賛していたので、人生アイドルコンサートに行ってきた。行ってきたはいいが、どうもぜんぜん関係ないことばかり考えていた。たとえば、お客さんの層が、かわいらしい女性が多いんだなぁ、とか、カラフルな色は、電気の蕩尽っぽいので、それだけで祝祭っぽいし、ゲームもその観点からいけるんでないか、とか、アニメ・戦隊ものへのオマージュがいっぱいのこの舞台はデータベース消費的というか、ハイパーリアルっぽいな、とか、批評っぽいことを言えるとしたらそのぐらい。現場では「ただ楽しんでいた」。そして感想は「かわいいなぁ」とか、批評じゃないだろそれw という、IQが50は下がっていることしか言えない。 少し関係ないけど、こういう大きい会場のコンサートって、みながいっせいに同じ動きして、出演者と動きをシンクロさせるが、この

    中川翔子 貪欲まつり - the deconstruKction of right
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    sakstyle 2008/05/08
    それでも言葉をひねり出さなきゃいけないという意識が、「熱狂」の「一体感」から自分を分離させている。(...)、「言葉」を使わなきゃ、という強迫観念のない人間だったら、どこまで「一体化」できるのか
  • 「姜尚中トラメガ事件」を考える - the deconstruKction of right

    少数派の存在は具体的な構造矛盾をあらわにする起爆力をもつ点で重要だが、少数派の自己主張がまたぞろ新たな多数派権力を構成するのでは元の木阿弥である。 藤一勇「ドゥルーズ・ガタリ――マイナー性のために」(『現代思想入門』) 先日のネグリの来日不可記念シンポジウムでこんな事件が起こった。一緒に行った松平君がレポートを書いているのでまずは見ていただきたい。 「姜尚中トラメガ事件――安田講堂2008年革命」 もちろん、彼はこの人たちと知り合いなのでその辺はさっぴいて考えるとしても。この事件は確かにこのシンポジウムのクリティカルポイントになりそうな感じがした。そこで、ちょっとこれをきっかけにして考えたことを書いてみることにする。 まず最初に感じたのは、これは「反権力が権力になっていることの矛盾が出ちゃったな」ということだった。反権力の運動を、「在日と女性」が、国の金を使って国の事業でやっているという

    「姜尚中トラメガ事件」を考える - the deconstruKction of right
    sakstyle
    sakstyle 2008/03/31
    左翼系知識人のパラドックス(?)
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