矢祭もったいない図書館の成功を受けて,あちこちの公共図書館もしくは文庫的な施設で,本の寄贈を受けて資料を充実させようという動きが見られるようです.今年に入ってからでも(最初の2つは同じ福島県中島村の記事ですが), 【図書寄贈呼び掛け 中島の文化複合施設 - 福島民報 | 福島のニュース】 【中島村:「読んだ本、寄贈を」 新図書室の収蔵に余裕 /福島 - 毎日jp(毎日新聞)】 【神戸新聞|社会|絵本は捨てないで 全蔵書寄贈の図書館開設へ 明石市】 【東京新聞:空き店舗に絵本図書館 親子連れ気軽に利用 壬生の商店街 『蘭学童夢館』 蔵書500冊は町民が提供:栃木(TOKYO Web)】 これだけ見つかります.また,多少毛色は異なりますが,このようなものもあります. 【京都新聞電子版 - 「かえる文庫」が好評 左京 旧堰源小・中校舎】(学校統合後の廃校の蔵書を譲り受けての開館) しかし,どうも
でまあ,懲りもせず(^^;)「みんなの図書館」2008年2月号(No.370)を話題に載せる.特集は〈図書館の自由,いまとこれから〉.何でも図問研の自由委員会が再起動するのに合わせての特集との由.忙しくてblogにエントリーが書けなかった1月号(No.369)の特集〈としょかんきほんのき〉が意外に(失礼!)良い特集だったので(安心して図書館を勉強する学生にも薦められる),今回も期待したのだけど,残念ながらハズレである. 中でも感心しないのは「図書館は利用者の秘密を守る」(21-26頁)という文章.これ,期せずして折からblog界隈で話題になっていた,例の練馬区立図書館における貸出履歴保存の問題と,そこから派生して話題になった,公共図書館が貸出履歴を利用してレコメンドサービスを展開することの是非(参考:貸し出し履歴保存延長問題(まとめ) - 図書館学の門をたたく**えるえす。)を,生真面目な
けっこう前にアップされていた記事なのだけど、よくよく考えて見ると非常に面白いのではないかということに気がついたので紹介。 お茶の水女子大学附属図書館LiSA活動日誌 図書館のおしごと【選書(せんしょ)】:それは、「セレクトショップ」 ですが、残念ながら(?)書架に並んだ本には誰が選んだか!の印はついていません。 OPACにもそんな情報は出てません。 で、ここまで書いて思ったんですが、そういやなんで出ないんでしょうね?なんか出てもいいような気がしてきた・・・ 国内外問わず、そういうOPACがあったら、ぜひ情報ください。 これ、やってみたらどんな効用があるか、ってのを考えると色々と面白い。 図書館員のみでも面白いが、教員による選書分も(まあ同意した人の分だけとか限定の要があると思うが)「誰が選んだか」を表示するとなお面白い。 いわゆる「教員推薦図書」みたいなのをコーナー設けている図書館はけっこ
※胸糞注意。新年一発目の更新がこれですみません。 ※全ての公共図書館に対する意見ではありません。当てはまらない館があるかと思います。「うちは関係ないね」って思ったら読み飛ばしてください。 ※特定個人・団体等に対する非難の意図はありません。ご了承下さい。 ぶっちゃけ今の我が国の公共図書館ってジリ貧のところが多いよNe☆ 原因は色々あるみたいです。: お金がない 権力がない でもさー…… 今のダメ図書館にお金と権力を与えたとして、本当に問題が解決するの? たとえば、福田首相の脳になんか図書館の神が降りてきて 「図書館は重要です!来年から図書館の予算を一館あたり2億円増やし、図書館長には自治体首長並みの権能を持たせることにしましょう。各館自由にバリバリやってください!」 と言われたとして、本当にちゃんとそれらのリソースを有効活用できるの? ゆとり教育が始まったときのことを思い出します。 日教組「
島根県安来市が、島根県内の公立図書館に対し、文献の一部削除を要請していたことが明らかになった。 島根県安来市の「安来市誌」(1970年発行)と合併前の「伯太町史」(62年発行)に差別を助長する部分があったとして、安来市が県内の公立図書館に、この2冊を所蔵している場合、当該ページを切り取って市に送付するよう求めていたことが13日分かった。 図書館がこの要請に従い、ページを切り取るようなことがあってはならないが、安来市がこのような要請を行ったことは、理解できる(当然だが肯定しない)。図書館の役割や文献の意味を理解していないという意見もあるだろうが、一般の「理解」は、この程度のものでは無いかと思う。 時代とともに何が差別であるかという意識は変わるものである。現在の物差で過去をはかることはあってはならないが、ある程度の配慮を行う必要もあると思う。また、今回の要請は、今後、法的処置を受けることを回避
昨年末から図書館について考えていたのですが、少し休憩しようと思います。疲れた…。 日本の図書館に関する費用対効果などを示したデータが欲しいと思ったのですが、図書館界隈の方々は認知していないようでしたので、自分で探してみようと思います。探す傍ら、ネタを見つけたら、コメントを書くような感じで。 --- ・図書館の自由に関する宣言 図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。 自分のエントリの中で、知る自由と書くべきところを知る権利と書いているところがありました。「知る権利」は、娯楽的利用よりも情報公開などの公的な雰囲気がありますね。 「知る権利 ⊆ 知る自由」の関係かな。とすれば、公文書の管理も「図書館」で良さそうだけど…。でも、図書館は利用者に優しい施設であって欲しい。公文書や貴重書の保管を公文書館が担い、その電子データの閲覧が
図書館に行くとコピー機のところに「地図は2分の1ページ以上コピーしないで下さい」という貼り紙がしてありました。調べてみたところ、著作権法の第31条(図書館等における複製)と、第10条(著作物の例示)というのが関係していそうな事がわかりましたが、著作権法って本当に難しいですね。 自分には守ってもらうような著作権なんてないだろう言っていられたのは学生時代までの話で、自分が開発したプログラムに関する権利が会社に帰属するとかお客様に帰属するとか自分に帰属するとかGPLだとかそういうことでイヤだ嫌いだとは言っていられなくなりました。少なくとも自分に関連する部分についてちょっとずつ勉強中です。幸いにもオルタナティブブログを読んでいると著作権に関係するエントリをいくつも目にします。寿司は著作物と言えないっぽいんですね。へー。笹切りの鶴は著作物っぽい感じがしますがどうなんでしょうか。 脱線してしまうので地
(04/21)HVUdayブログが本になります! 今度はマジ!! (07/03)緊急! ハーバード日記が本になりま(←もういい) (05/12)あ、すみません (03/22)弱音ハク (03/18)速報! HVUdayブログが本になりました!! (02/23)居並ぶ論文を解体新書、の巻 (02/18)この企画、失敗だったかも。 (02/18)サイズから構成へ (02/14)アトモスフィア・ハンティング、とでも言おうか。 (02/14)要件を確認するよ。 (02/14)新企画「JKG2009への道」 (01/14)予告 (11/26)ARGカフェ再録--ネットとリアルの境界線 (11/06)HVUday・目録編まとめ--マンガのカタロギング(オハイオ州立大学) (11/06)HVUday・目録編まとめ--OCLCにおける日本語対応の経緯 2012年04月(1) 2009年07月(1) 200
池沢昇 (東京の図書館をもっとよくする会事務局) (管理人注:以下の記事は、宮本さんからのこちらの発言に対してのものです) 宮本さんからご質問を受けていますので、東京の図書館をもっとよくする会の考えと個人として思うところについて述べます。 東京の図書館をもっとよくする会は、1996年、特別区人事委員会(23区人事委員会)が特別区職員労働組合連合会に、司書の職名を持つ図書館員が定年でいなくなることから、司書の職名を廃止すると提案したことを契機に発足しました。司書の職名廃止に反対し、図書館の専門的知識を持ち、図書館に熱意をもつものを図書館員に採用する仕組み、司書職制度の確立をめざすという方針は今日も一貫しています。 今の会の活動の中心は、東京23区に広がっている図書館窓口等の委託や指定管理者制度に反対する活動になっています。これは、当初の方針を転換したのではなく、司書職制度以前の問題として、図
東京・千代田区の区立千代田図書館は11月26日、電子書籍をインターネット経由で貸し出すサービスを始める。24時間いつでも貸し出し・返却でき、「図書館に立ち寄れない多忙な人などに気軽に本を借りてもらえれば」としている。電子書籍の貸し出しは公共図書館としては日本初という。 「千代田Web図書館」をオープンし、サイト経由で電子書籍を貸し出す。当初は小学館やPHP研究所、日本経済新聞出版社など16社の約3000タイトルをそろえた。 「アニメーション産業に関する最新調査結果について」(新産業経済研究所)など、電子版での蔵書が向く調査研究資料を積極的に購入する。冊子と重複して購入する予定はないという。 利用する場合、図書館に1度来館して利用登録する必要がある(登録済みの場合は不要)。同サイトかメールでアカウント作成を申し込み、発行されたアカウントとパスワードで同サイトにログイン。リストから読みたい電子
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