阿久根市 1月も元係長給与払わず 未払い訴訟で市長が答弁書 「市民への裏切り」 2010年1月22日 00:41 カテゴリー:社会 九州 > 鹿児島 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が司法判断を無視して懲戒免職にした元係長男性(45)の職場復帰を認めていない問題で、同市は21日、元係長に昨年11、12月分の給与やボーナスに続いて、1月分の給与も支払わなかった。竹原市長は、鹿児島地裁で26日にある元係長の未払い賃金請求訴訟に「(給与支給は)市民への裏切り行為」とする答弁書を提出しており、元係長の復職や給与支給を一切認めない方針だ。 元係長は、市長が庁舎内に張り出させた各課の人件費総額の紙をはがしたとして昨年7月31日付で懲戒免職処分になった。妻子が4人おり「処分が重すぎる」と訴えた元係長の申し立てに、鹿児島地裁は同10月、裁量権乱用の可能性を認めて処分の効力停止を決定。福岡高裁宮崎支部も市の