ホタル飛び交うお堀を夢見て 羽生裕子さんの挑戦 2010年03月11日環境東京 佐藤弘弥 この方は、JR飯田橋駅近くで、貸しボート場と水上レストラン「カナルカフェ」を経営する羽生裕子(はにゅう・ゆうこ)さんだ。彼女は千代田区の市民有志がつくるNPO法人「日本橋川・神田川に清流をよみがえらせる会」の一員である。 羽生さんは熱く語る。子どもの頃、この周辺(牛込濠)には浅瀬があり、10箇所ほどわき水が沸いていて、お米を研げるほどの清流があった。鯉だけではなくエビや小魚がいて、水鳥たちもたくさんいた。夏になるボートに乗ってホタルを見ながら勉強をしたこともあった・・・。 JR飯田橋駅前にある貸しボート場、水上レストラン「カナルカフェ」から外濠を見る。ここにホタルが甦る・・・!?(3月6日筆者撮影) ホタル飛び交う牛込濠にしたい。そのように思い立った羽生さんは、3年前、レストランの傍らに浄化槽と