エンジニアとして成長とはなにか 及川卓也氏:次に、エンジニアとしての成長を考えていきます。成長というのは知識を身に付けて、それを技能に発展させることだと思います。 知識にはグラデーションがあります。「知っている」、それから「使える」、「使いこなせる」。言い方はなんでもいいんですけれども、知識というだけでは、本来はプロとして使えるレベルにはなっていないことが多いです。 巷にたくさんプログラミングスクールがありますが、例えば1ヵ月かけて、毎晩通ってだとか週末を使って、Rubyの簡単なプログラムできました、という人がプロとして即戦力として活躍できるかというと当然違うわけです。それは「知っている」というレベルであり、「使える」「使いこなせる」というところまで行きついていないからです。 ですので、この知識と言われているものを、グラデーションの濃い部分、「使える」「使いこなせる」というところまで昇華さ
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