ルーターとは何か? CNCルーターに関する本題に入る前に、手持ち型のルーターの使い方を知っておくと話がわかりやすい。一般的なルーターには、モーター(可変速度式もある)、高さ調整機構(plunge control:固定またはプランジング)、コレット(collet:摩擦力でビットを固定するためのテーパー状のスプリング)がある。 手持ち型ルーターを使ってみれば、工具がそれがどのように材料を切削するかを、見て、聞いて、即座に感じることができる。使える機会があれば、コンピューターでツールパスを作る前に、ぜひ使ってみてほしい。30センチ四方程度の合板の端材に適当に線を描いて、1/4インチビットで削り出してみよう。固定式(プランジング機構のないもの)の場合は、安全のためにかならず1ミリ程度の穴を開けてから切り出すことだ。1回のパスで削る深さは1/8インチ(約3ミリ)を超えないようにする。素材の合板は作業
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