佐伯剛「罪と罰」*1を読む。「血液製剤でC型肝炎に感染した疑いがある患者418人のリストが5年間放置された問題」*2との対比で、「関東学院大学ラグビー部」「大麻」事件を巡るマス・メディアのバッシングを批判している。 社員のうち一人でも二人でも痴漢をして逮捕された時、連帯責任を取る覚悟でもあるのか。自分にはまったくその覚悟も責任意識もないくせに、弱みを持った相手を徹底的に攻撃する。そのくせ、厚生労働省に対しては、及び腰だ。 大学ラグビー部の方は、メディアがあれこれ攻撃しなくても、対外試合停止、廃部の危機など、相当ダメージを与えられている。この上、いったい何のために攻撃を加える必要があるのか。 という一節をマークしておこう。また、佐伯氏は、 敢えて言うけれど、たかが一部の若者の好奇心で吸った大麻だ。個人の問題だ。個人の問題は、個人で片を付ければいい。ともいう。これも共感できる。 また、佐伯氏が