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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/hosakanobuto (13)

  • 八ッ場ダム、とめどなく溢れる思考停止報道

    前原国土交通大臣が八ッ場ダムの視察に向かった。 これと前後して洪水のように溢れるテレビ報道は、どれもステレオタイプな表層をなでるばかりのもので、「ここまで造ったのにもったいない」「住民の怒りはおさまらない」などと繰り返している。私たちが10年にわたってこのダムの問題点と向き合ってきたのは、「造ること自体がもったいない」「住民の意志は踏みにじる」旧建設省河川局以来の国の姿勢そのものだった。 政権交代によって危機に陥った国土交通省のダム官僚たちが煽っているデマを何の精査もせずに垂れ流しているテレビ番組を見ていると「思考停止社会」も極まっていると感じる。まず代表的なデマは「工事の7割はすんでいて、あと3割の予算を投入すればダムが出来る」というもの。これは4600億円の予算をすでに7割使用したということに過ぎなくて、工事の進捗率とは何の関係もない。嘘だと思ったら、国土交通省河川局に聞いてみるといい

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    sarutora 2009/09/24
  • 三浦和義氏の死と共謀罪の影

    2003年から愛用してきた親指シフトの特製モバイルPCがスイッチをいれてもウンともスンとも言わなくなってしまった。1983年から日語の入力は、富士通開発の親指シフトで打っているので、珍しくどこどこを2日間お休みしてしまった。ローマ字で打つと、信じられないほど遅いので、文章の中身も薄くなる。親指シフトなら1200字を15分から20分で打つことができて、国会の合間に頻繁に更新してきたのも親指入力環境があったからだ。 一昨日、ロスに移送された三浦和義氏が自殺したと報道された。日の司法判断で無罪となった元被告が、殺人罪では一時不再理とするが日に存在しない共謀罪で訴追しようという動きが始まったところだった。サイパンで三浦氏を拘束してロスへの移送を要求したロス市警は、当初から共謀罪による訴追と処罰を公にしてきた。ロス市警による執念の捜査と報道されてきたが、私には小さな疑問が宿っていた。共謀罪をア

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    sarutora 2008/10/13
  • 柏崎刈羽原発に社民党調査団で行ってきました

    第6号炉最上階の燃料用プールから漏れだした汚染水(社民党調査団) 昨日、朝6時に起きて柏崎刈羽原発の第2次調査団に出発した。東京駅で阿部知子さんや党職員など団員が集合し、長岡駅に9時半に着いて地元近藤正道参議院議員と合流した。今回の視察には、「もんじゅ」「浜岡」など原発訴訟を手がける海渡雄一弁護士、また「柏崎刈羽」の原発訴訟の伊藤良徳弁護士など原発問題のエキスパートが参加した。車が柏崎に近づいてくると、ところどころに土砂崩れの跡が残り、市街地から離れた周辺のでも傾いたり、潰れた家が何軒もあった。地震の爪痕は各所に残り、原子力発電所の構内にも及んでいる。私たちは、午前11時30分から午後2時15分まで、2時間45分にわたって発電所内を視察した。視察後に新潟県庁で記者会見したが、「6号炉の屋上にある燃料貯蔵用のプールから漏れだした水びたしの建屋内の写真」のみをメディアは伝えている。 柏崎刈羽原

    柏崎刈羽原発に社民党調査団で行ってきました
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    sarutora 2007/07/26
    >現場を保存するのではなく外部の人を入れる前に「修復」してしまってから受け入れようという姿勢がミエミエだ。
  • 柏崎刈羽原発、事故隠しを許さない(追記)

    昨日は東京を離れて、島根県雲南市に飛んだ。竹下元総理を生んだこの地で、「政治とカネ」をめぐる政官業の癒着の連鎖はここで終わりにしよう」と訴えた。野党系候補が善戦しており、首都圏を一歩離れてみると「小泉・安倍構造改革」がいかに地方を切り捨ててきたかがよくわかる。山間地の拠点病院からは医者が次々と大学病院に引き上げてしまい、精神科の病棟を一時閉鎖することになってしまった。仕事を脅かされ、収入を奪われ、うつ病などを患っても地域の拠点病院が医者不足で入院さえ出来ない。 ここ、島根県にも松江市の近くに島根原発があり、原発の監視と「脱原発・脱プルトニウム」の活動も継続して行なわれている。ぜひ、柏崎刈羽原発の火災や放射能洩れについて、国会で質問してほしいと強く要請を受ける。今朝の新聞を見ると、ボロボロと事故・トラブルが柏崎刈羽原発で50件もあったと東京電力が発表している。 (柏崎刈羽原発、全7基でトラブ

  • 長勢法務大臣の『クリスマス処刑』に抗議する

    国会の議員会館で年末の予定調整の打合せをしていたところ、電話が入った。「今日、4人の死刑執行が行われた」とのこと。先日、長勢法務大臣に「死刑執行停止」の申し入れをしていたことから、急きょ法務省への抗議の申し入れを行うことになった。小津刑事局長に12時過ぎから面談、死刑廃止議員連盟の申し入れを行った。(末尾に収録) 「死刑執行が今日なされたことは大変に残念だ。今回もまた、国会閉会中の執行が行われた。広く国民に開かれた死刑制度の是非をめぐる議論を重ねていくにも、国会での議論を行うことが事実上出来ない日に執行することは二重によくない。さらに、再審請求中の執行があったと聞いているが、当か」と私が発言。同席したアムネスティ・インタナショナルの寺中誠事務局長からは「韓国では死刑執行停止が続き、フィリピンではいったん廃止された死刑制度が復活し、さらに再度廃止されるなど世界の流れは死刑廃止に向っている。

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    sarutora 2006/12/25
  • 共謀罪「民主党案丸飲み」で宙返り採決か

    共謀罪の迷走が深まっている。昨日の夜、与党で共謀罪は「継続協議」が決まったというニュースが流れたばかりだが、与党側が突然に方針転換して「民主党案の丸飲み」を決めた。しかも、民主党案の提出以後に明らかになった問題点についても「追加修正」もOKだと言う。いったい何が起こったのか。頑なに「条約との整合性」を唱えていた与党は、明日提出予定の民主党の再修正案(これまで出していた修正案に新たに加筆)に賛成するのだという。さっそく、明日の午後1時に法務委員会が開かれて、野党のみ2時間の質疑への「政府の答弁」を見て採決の可否を判断すると民主党は与党に応答した。社民党は、拙速な会期末のドデン返しに疑念を抱き、朝令暮改の刑事法新設をドタバタでやるべきではない。今回は廃案にすべきだと記者会見した。 この仰天情報は、午後3時すぎに会議場で耳に入ってきた。衆議院会議場で憲法改正手続き・国民投票法案(自公案・民主

  • 共謀罪、16日「強行採決」の危険性

    昨晩遅くまで質問準備をしていたのだが、今朝、衆議院法務委員会理事会に出席したら、私の質問が予定されていた11時過ぎに杉浦法務大臣が参議院会議に答弁のため出かけるという。共謀罪というこれだけの重大法案で「大臣欠席」では審議にならないと判断し、次回委員会での質問時間確保を条件に来週に順延することにした。そして、与党側からすでに民主党への再修正案が提示された。 再修正案の主な内容は、(1)適用される「団体」(政府案)を「組織的な犯罪集団」に改め、「共同の目的が罪を実行することにある団体」と定義(2)処罰できるのは「犯罪の実行に必要な準備その他の行為」に限る(3)適用には「労働組合その他の団体の正当な活動を制限することがあってはならない」と明文化――となっている。(朝日新聞) と報道されている通りの内容だが、民主党は「合意までにはなお隔たりがある。与党に質的な修正に踏み込むという姿勢が見られな

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    sarutora 2006/05/13
  • 共謀罪審議入りの強行を糾弾する(社民党福島党首談話)

  • 共謀罪、不意打ちの審議再開に抗議する

    ついに悪い予感が現実のものとなった。昨日のブログの「今週は、週末の千葉補欠選挙のために法務委員会も穏やかな様子。しかし、選挙前の笑顔は仮の姿、来週以降に行われるかもしれない共謀罪へのアクセルにも警戒を怠らないようにしたい」と結んだ部分は、訂正して取り消すこととする。選挙前の笑顔は強面に転じ、与党は共謀罪審議再開を今週の金曜日21日に行うことを突如として提案、連休前には一区切りつけたい=採決したいと投げかけた。到底、容認できないと民主党の平岡秀夫理事は抵抗したが、最後には採決で与党の賛成多数で「共謀罪審議再開」がセットされた。私たち野党も不意打ちをくらったことに怒りを表明しようと、夕方5時すぎに緊急記者会見を行った。以下、その内容をお伝えする。 「今国会の法務委員会で最重要法案と認識している共謀罪について、日、与党側から一方的に、審議入りの通告が行われた。来、与野党で合意していた21日の

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    sarutora 2006/04/19
  • 背筋が寒くなるニッポンの光景

    国会というのは言論の府だ。 連日のように法務委員会で入管法の審議をしていて、実は後味の悪い思いをしている。このブログで指摘したように、外国人750万人の指紋+顔写真の強制収集と、日人・定住外国人の「希望者」に対しての指紋収集およびIC旅券による顔写真のデータベース化についてだ。法案の説明を聞いた瞬間に、私は「海外の捜査機関」からの要求によって、外国人はむろんのこと日人の「生体情報」もすべて提供されるという構図があると直観した。 前回の15分の審議では、昨年設けられた入管法61条9項を取り上げ、「(法務大臣は)当該要請に係る外国の刑事事件の操作または審判に使用する時に同意をすることが出来る」と書かれているので、当然提供するのだろうと入管局長に問うた。ところが、「ないと思う」「常識的にない」などの曖昧な答弁が続き、法務大臣に精密な答弁を求めていた。 今日の審議では「入管法」の逐条解説(『警

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    sarutora 2006/03/29
    >せめて、明日の法務委員会でトンデモ法案が通過しそうだということを草の根で知らせてほしい
  • 「改革を止めるな」の正体を医療破壊に見る

    改革を止めるな――これが、昨秋の小泉自民のスローガンだった。「郵政民営化国民投票」と銘打った総選挙で小泉総理は「医療」を語っただろうか。一枚のメールにだまされた永田議員は昨日、情報提供者の名を明かしたが、「改革」という二文字にだまされた国民は煮え湯をのまされる。4月に衆議院厚生労働委員会を通過していくだろう医療制度改革法案は、通院・入院をしている高齢者や、高齢者を抱える世帯の家計を直撃する。値上げは今年の10月から実施される。小泉は脱兎の如く、退陣していていない。「おいおい、誰がこんなひどい値上げをやったんだ」とつぶやいてももう遅い。今なら間にあうかもしれない。 今年10月から、70歳以上の高齢者の医療費窓口負担は現行の1割から2割にあがる。(一定以上の所得がある人は3割)さらに、先行して8月から負担増となるのは、05年の年収が夫婦で520万円・単身者で380万円以上の高齢者は「現役並み所

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    sarutora 2006/03/27
  • 年金問題は小泉自民党のアキレス腱だ

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    sarutora 2005/08/25
    >どうして、こんなにわかりやすい矛盾をメディアは突かないのだろうか。
  • 動物園のサーカス政治

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    sarutora 2005/08/11
    政治的「劇辛ブーム」としての小泉人気>そして矛先が、私たち国民・市民に向けられる時代がやってくる
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