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bookに関するsasahiraのブックマーク (60)

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 菊池誠さんの「科学と神秘のあいだ」

    日発売予定。 カワバタは、筑摩のPR誌に書評・エッセイを頼まれたので事前に読みました。 まったく内容のかぶらない2種類のバージョンができてしまい、筑摩の編集者にわたしたのはそのうちのひとつ。 印刷されない方の書評というかエッセイというかをもって、書の紹介とさせていただきます。 ******** 著者は、ニセ科学批判の急先鋒として知られる。 水に「ありがとう」と伝えればきれいな結晶になるとか、マイナスイオンが体にいいとか、血液型で性格が分かるとか、代替医療ホメオパシーはとても効果があるとか、どこかで科学的に聞こえそうな雰囲気を醸しつつ、実際には科学的証拠がなかったり、都合のいいところだけつまみいしているだけの話を、実害を伴う場合には厳しく追及してきた。そこで、「ニセ科学の問題に興味があれば菊池さんのを読め」と言いたいところなのだが、これまでこのテーマを主題にした単著がなかった。

  • 祖父江慎(@sobsin)さんがつぶやく、ディック・ブルーナ「うさこちゃん」について

    祖父江 慎(そぶえ しん) @sobsin ★仕事★福音館書店から出ているディックブルーナさんの絵「うさこちゃんシリーズ」と「子どもがはじめてであう絵」シリーズのあわせて44冊をリ・デザインしてます! 1964年の石井桃子さん訳でスタートしてきたシリーズなんだけど、今年の春に大きく変わっちゃいます。(なごりおしい?) 2010-02-20 15:52:10 祖父江 慎(そぶえ しん) @sobsin ★「うさこちゃん」:現在までなんとなく引き継がれてきた文書体は、最初のころは(たぶん当時の編集者が指定したものではないかと思われるんだけど)写植?のアンチック体に平2をかけた後で活字の3号サイズ調整してるような不思議な組み方。凸版印刷でスタートしてすぐに精興社に引き継がれてる。 2010-02-20 16:09:44

    祖父江慎(@sobsin)さんがつぶやく、ディック・ブルーナ「うさこちゃん」について
  • 文字の旅人 - 大熊肇氏が『文字の組み方』を発売

    2月に開催された「PAGE2010」や「DTPの勉強部屋 第16回」で講師を務められた,出版デザイナーの大熊肇氏による『文字の組み方―組版/見てわかる新常識』が,デザイン雑誌『アイデア』や『デザインノート』で有名な誠文堂新光社から2月28日に発売された。 このは,入門書の形をとっているが内容は濃密である。何が言いたいのかわからない所謂「デザイナー」ではない。また,入門書は往々にして著者自身が初心者である場合が多いが,そういった類のものとは一線を画すものである。「文字」を取り巻く,書道,ビジュアルデザイン,印刷組版,言語,認知などの分野に通じた著者から放たれた「文字の世界への入門書」と言えるものである。ビジュアルデザインで最も難しい技能の一つとされる組版について,大胆に悪い例を挙げ,良い例と比較し,その理由や背景にまで触れられた内容は画期的であり,衝撃的でさえある。 世の中は紆余曲折があ

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 代替医療のトリック

    評判のシンの新作。 一気に読んでしまった。 評判通りのよい作品。 けれど、期待した「突破力」のようなものは感じられず。 よい、というのは、当に難しいこのテーマをEBM(科学的証拠にもとづいた医療)を物差しに、うまく解きほぐして伝えてくれること。 バランスよく、また、できるだけフェアな立場から(科学的根拠に忠実であろうという軸がぶれない)述べてくれていて、たぶん、この筆致は多くの人に「響く」ものだろう。 日の著者によるもので、これだけ丹念なリサーチに基づき書かれた類書はないわけだから、代替医療にどんな立場からでも興味がある方は読むべきだ。 「べき」といってしまえるだけの「強さ」をこのは持っている。 なのに、「突破力」を感じられないのは、問題の性質上仕方ない。無い物ねだりか。 つまり、いきなり、前書きにも書かれている通り、このは、最初から立場の決まっている人には響かない。 ビリーバ

    sasahira
    sasahira 2010/02/28
    「代替医療がもしも、プラセボ以上の効果があるなら、それは代替医療ではなく、通常医療たりうる」
  • シューゲイザー・ディスク・ガイド完成! - 音庵

    MBV-News(国内), MBV-お知らせ, MBV-その他 | 18:48 | ようやく私がクッキーシーン佐藤さんと共同監修を手掛けた『シューゲイザー・ディスク・ガイド』が完成しました!いやー、めでたい。思い起こせばコーチェラの最終日。MBVのステージを観終わってメールをチェックしたら、佐藤さんから「シューゲの企画、通りました!」という文が。あのときの嬉しさと言ったら他に思い付かない。あれからおよそ10ヶ月、ディスク選びや取材、デザイナーさんとの打ち合わせ、校正等々、いつ終わるとも知れない作業が続き、途中どうなるかと思いましたが、終わってみれば皆様のお力添えのおかげで、こんなに素敵なが出来上がりました。今はただただ、感無量です。ではでは、ちらっとだけ中身を紹介。こんな感じで、楽器や機材を紹介していくページもあれば、MBV完全ディスコグラフィーももちろんある。オリジナル・シューゲイザ

    sasahira
    sasahira 2010/02/23
    なんと機材紹介まで。
  • 語り手とキャラクター タグとしての呼称 - 感情レヴュー

    アーキテクチャとコンテンツにばかり注目が集まる中で、ジャンルの形式を精確に論じることができる論者はいまや数少ない。「早稲田文学増刊U30」で西尾維新のキャラクター造型について論じる伊藤亜紗は、その数少ないうちの一人で、いつも楽しく読んでいるのだけれど、今回もそこから何か言葉を継いで語りたくなるくらい楽しませてもらった。 +++ 1 西尾維新のキャラクター造型の特異性に関しては、これまで多くの論者が議論してきたトピックである。伊藤亜紗「「露出」する登場人物たち 西尾維新の会話術」の議論もこの系譜に列なるものである。 伊藤によると、西尾維新のキャラクターは*1、物語世界から自立した存在として、それ自体で露出しているのだと言う。 しかも、キャラクターたちはいずれもバラバラに存在しているのだと。つまり、同じ時空を共有しながら相互に関係しているように見える複数のキャラクターたちは、実は同期しておらず

    語り手とキャラクター タグとしての呼称 - 感情レヴュー
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    仲春はゆっくりと通り過ぎる 寝て起きたら3月である。今日の東京の最高気温は20度を超えている。正月のインフルエンザが完治して、これでやっと健康で文化的な年度を始められるぞ、と意気込んだのも束の間、今度は原因不明の高熱を出して1週間寝込んだ。 脳がグツグツ煮える音が聴こえそうなほど…

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    sasahira
    sasahira 2010/02/10
    「一方通行の大暴れ、Primal Screamの「Accelerator」聴きながら読むと最高に熱い。My Bloody Valentineのケヴィン・シールズが破壊的なギターを全編にわたって鳴らしている」おお。
  • Amazon.co.jp: 欧文組版 組版の基礎とマナー (タイポグラフィの基本BOOK): 高岡昌生 (著), 高岡重蔵 (読み手), 高岡重蔵 (監修): 本

    Amazon.co.jp: 欧文組版 組版の基礎とマナー (タイポグラフィの基本BOOK): 高岡昌生 (著), 高岡重蔵 (読み手), 高岡重蔵 (監修): 本
  • 健全とはこういうことだ―『食のリスク学』 - 事務屋稼業

    健全なである。そして、男前なである。著者をはじめ、書に登場するのは女性ばかりではあるけれども。 タイトルだけみて内容を誤解してはいけない。BSEだの中国毒ギョーザだの偽装表示だのをとりあげて、ほーら「」にはこんなにリスクがありますよ、などといたづらに恐怖をあおるものでは断じてない。の安全に関心があつまり、風評と騒動と自主回収がくりかえされる昨今。書はそんな状況に一石を投じ、カオスをすっきりと整理してくれる。 全4章のうち、第1章は講演、第2章は対談、第3章はインタビューなので、ほとんどが話しことば。平易で読みやすい。言わんとすることもじつに明快で良識的だ。ただしその良識は、世間の「常識」とはちょっとちがうかもしれない。 たとえば、リスクトレードオフという話がある。水道水を塩素消毒すると、発癌のリスクが高くなる。これだけ聞くと、じゃあ塩素なんか使わないほうがいいんじゃね? と思い

    健全とはこういうことだ―『食のリスク学』 - 事務屋稼業
    sasahira
    sasahira 2010/01/21
    中西準子さん。
  • アフリカの経済発展と民主主義と中国 - 梶ピエールのブログ

    民主主義がアフリカ経済を殺す 作者: ポール・コリアー,甘糟智子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2010/01/14メディア: 単行購入: 4人 クリック: 92回この商品を含むブログ (33件) を見る 出版社よりお送りいただきました。これは稲葉さんのお買いもの思案を見て買わなきゃ、と思っていたところなので大変うれしかったです、ありがとうございます。 アフリカい荒らす中国 作者: セルジュ・ミッシェル,ミッシェル・ブーレ,中平信也出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/12/19メディア: 単行 クリック: 21回この商品を含むブログ (13件) を見る このコリアーのは、ぜひ上のと合わせて読まれるべきだろう。これは実にインフォーマティヴでためになる素晴らしいである。ただしその邦題を除いては。『アフリカい荒らす中国』はミスリーディングもいいところの、

    アフリカの経済発展と民主主義と中国 - 梶ピエールのブログ
  • トマス・ピンチョン『ヴァインランド』 - sekibang 1.0

    ヴァインランド (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第2集) (池澤夏樹=個人編集世界文学全集2)posted with amazlet at 10.01.17トマス・ピンチョン 河出書房新社 売り上げランキング: 71404 Amazon.co.jp で詳細を見る 2009年→2010年……年をまたいで、ようやく読み終えました。トマス・ピンチョンの『ヴァインランド』*1。最初は少し違和感があったすごく書き下した感のある佐藤良明訳も、読んでいるうちに慣れはじめ、すごく読みやすい翻訳になっていると思いました。膨大で詳細な訳註もまた楽しく読めました。作品的にも今まで読んだピンチョン作品のなかで最もポップで、読みやすい作品だと思います。読みやすさを順位付けすると、こんな風になる(短編は含めず)。 『競売ナンバー49の叫び』(長さ的にも一番とっつきやすい) 『ヴァインランド』 『V.』(デビュー作

    sasahira
    sasahira 2010/01/18
    『今年の6月から新潮社の「ピンチョン・コンプリート・コレクション」が楽しみになってきますね』
  • トマス・ピンチョン『ヴァインランド』登場人物リスト - sekibang 1.0

    ゾイド・ホィーラ:主人公。ヒッピーの生き残りで元サーフロックバンドのキーボード奏者。今は精神障害者のふりをして年金をもらうことで生計を立てている。 プレーリィ:ゾイドの娘。14歳。 スライド:プレーリィの同級生。 バスター:元きこりバーのマスター。 ヴァン・ミータ:ゾイドのいたバンドのベーシスト。ゾイドとは腐れ縁の仲。 ヘクタ・スニーガ:麻薬取締局捜査官。テレビ中毒にかかって精神がイカれている。 ラルフ・ウェイヴォーン・ジュニア:キューカンバー・ラウンジ(通称〈キューリ〉)の支配人。父親が裏社会の人間でその権力で良い暮らしをしている。 イザヤ:プレーリィのボーイフレンド。60年代カルチャーが好きなパンク少年。 スコット・ウーフ:ゾイドのいたバンドのヴォーカル兼ギター。 フレネシ:ゾイドの元。何かヤバいことになっているらしい。 デニス・ディープリィ:ヘクタが入院している病院の医者。 エルヴ

    トマス・ピンチョン『ヴァインランド』登場人物リスト - sekibang 1.0
    sasahira
    sasahira 2009/12/19
    改訂版が出たのか。「重力の虹」は出ないのかな。
  • 2009.5a / Pulp Literature

    ★★★★ 河出書房新社 / 2009.3 ISBN 978-4047916081 【Amazon】 ISBN 978-4309412153 【Amazon】(文庫) 柴田元幸と高橋源一郎の対談。2人が小説の読み方・書き方・訳し方について語っている。また、海外・国内小説のブックリストもあり。 刺激的な知見があちこちにあって面白かった。私は高橋源一郎にはあまり興味がないのだけど、この対談では柴田元幸の良きパートナーとして、絶妙な調和を生んでいたと思う。高橋は柴田が翻訳したブコウスキーを絶賛し、柴田は高橋の小説にバーセルミを見出している。どちらも英文学に傾倒しているから話が合うのだ。読み書きから翻訳まで、海外から国内まで、それぞれの個性を活かした読み応えのある対談だった。 以下、柴田元幸の発言。 (……)翻訳文学を読む時の楽しみのひとつは、日語でできることが微妙に内側から広がっているような感じ

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    sasahira 2009/12/16
    2人ともセレクトしたものから読んでみる。カーヴァーは全集ですか。
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    sasahira 2009/12/15
    『文学翻訳の今後を訊ねると、「横浜ベイスターズの10年後がどうなっているのかという質問と同じくらいわかりませんね」』さすがだ
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  • ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想(DOJIN選書28) 2009-11-29 - 食品安全情報blog

    が出ます。 ほんとうの「の安全」を考える―ゼロリスクという幻想(DOJIN選書28) 作者: 畝山智香子出版社/メーカー: 化学同人発売日: 2009/11/30メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 167人 クリック: 2,650回この商品を含むブログ (34件) を見る イメージとしては難易度は大学の教養課程の参考書、品の安全に興味がある社会人向け、といったところです。タイトルでは説明できていないのですが、このブログと同様「の安全」で最も大切な細菌や微生物による中毒については扱っていません。品中化学物質の話のみです。 化学同人は化学の教科書などを多く出版している出版社です。 DOJIN選書シリーズでは心理学などの分野も扱っていますので他のもどうぞ。 http://www.kagakudojin.co.jp/sensho/index.html 宣伝に使われている説明文は

    ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想(DOJIN選書28) 2009-11-29 - 食品安全情報blog
    sasahira
    sasahira 2009/11/29
    「こんな誰もが知ってる当然のことを書いた本なんていらない、と言われる世の中になることが望ましい」
  • Amazon.co.jp: ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想(DOJIN選書28): 畝山智香子: 本

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  • 誤解・誤訳が生んだ日本人観 日本人は評価されている

    外交官として活躍する多賀敏行在バンクーバー日国総領事が、一方で英語関連の書籍を執筆していることはご存知だろうか。最新の著作「『エコノミック・アニマル』は褒め言葉だった ー 誤解と誤訳の近現代史」(新潮新書680円)は、副題にあるように、近現代史における誤解と誤訳について検証したものだ。 マッカーサーの「日人は十二歳の子供である」という発言や、「エコノミック・アニマル」「ウサギ小屋」といった言葉は、日人をネガティブに評する言葉としてすっかり定着している。しかし、発言者には批判的な意図はなかった。報道する側が少々誤解してしまったという。 その他、日米開戦の原因の一つとなったのは米国側による日の暗号電報の誤訳、日のメディアや政治家がよく使う「グローバル・スタンダード」などという言葉は、実際は英語ではなく和製英語、などを紹介した、メディア側の人間としてはドキリとさせられる一冊だ。

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    sasahira
    sasahira 2009/11/19
    1000円は安いなあ。
  • Amazon.co.jp: キッチンガーデニスト・ダイアリー2010: キッチンガーデニストダイアリー編集室 (編集), サカタのタネ (読み手): 本