「巨額の広告宣伝費は『安全神話』を刷り込むだけでなく、『反原発』を訴えるメディアを間接的に封じ込める機能も担ってきた」と指摘する本間氏世界有数の地震大国である日本がなぜ54基もの原子力発電所を抱える原発大国となり、多くの日本人が40年以上も「原発の安全神話」を信じ続けてきたのか? 電力会社を中心とした「原子力ムラ」と大手広告代理店が一体となり、巨額の広告費を通じて「安全神話」の刷り込みやメディアの「支配」を続けてきた実態を、広告業界出身の本間龍(ほんま・りゅう)氏が著書『原発プロパガンダ』で明らかにする。 ―本間さんは過去にも「原発と広告」に関する著作を出されていますが、今回、あらためてこの本を書かれたのはなぜですか? 本間 最大の動機は去年の夏頃から、原発再稼働の動きに合わせるように、3・11後に姿を消したはずの「原発広告」が再び復活し始めたことです。 そうした動きは一部の原発立地県で話
「超格差社会」ニッポンの現実~この国には「配当だけで年収3億円以上」が40人もいる! 働かずに大金持ち一覧リスト 「一億総中流」は、いつのことだったか。いまは中流が下流に押し流され、一握りの勝ち組が果実を総取りする。新時代の超富裕層たち。その驚愕の実態をレポートする。 上位40人が富の半分を独占 「億のカネが入ってくる『勝ち組』になると、まず手を出すのが高級車に高級マンション。一着ウン十万円もする衣服を身に着けてミシュランの3つ星レストランに行き、高級ワインを躊躇なく開け、会員制の社交場に顔を出すようにもなります。 それが第一段階。次に毎年のように億単位の収入が入るようになると、そんな散財ではカネを使いきれなくなってくる。だから、無茶苦茶な使い方をし始める。 ある有名経営者は海外に高級クルーザーを複数保有しているが、『海の上なら何をしてもばれない』と、美人モデルらを集めて全裸パーティーをす
「ワークライフバランスの整った世界の都市ランキング」が先日発表されました。ワークライフバランスとは、「仕事と生活の調和」のことです。以前に掲載した記事でも、欧州と日本の働き方の違いについて紹介しましたが、今回のランキングでも週間労働時間を比較した結果、上位13都市はすべてがヨーロッパ諸国でした。しかも、大国・イギリスの都市はひとつもランクインせず。いったい、どの国のどの都市が上位13までに入ったのでしょうか? ワークライフバランスのランキングの上位は欧州諸国 これはビジネス・インサイダーがまとめたランキングですが、各都市の週間労働時間を比較しています。 実際に訪れたことがある方は、人々の暮らしぶりや働きぶりを思い出してみてくださいね。 1位 パリ(フランス) 30.84時間 パリジャンは主要都市の中で最もあくせくしていない人々なのでしょう。 週にたった31時間弱、年間1603.8時間だけし
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