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ブックマーク / gendai.media (163)

  • 福島原発事故、原子炉に届いた冷却水は「ほぼゼロ」だったと判明(NHKスペシャル『メルトダウン』取材班)

    官邸や東電店の要請に従わず、海水注水を強行した吉田昌郎福島第一原発所長。日中が喝采を送った「海水注入騒動」だが、事故から5年半経って原子炉にほとんど水が入っていなかったことが判明した。 『福島第一原発 1号機冷却 失敗の質』は、6年間にわたる1000人以上の関係者取材と約428時間に及ぶ東電テレビ会議のAI解析によって浮かび上がった数々の「1号機冷却失敗」の謎に迫った調査報道の力作だ。書から一足先に「届かなかった海水注水」をめぐる衝撃の事実を特別公開する。 ほとんど注水はされてなかった 2016年9月7日。福岡県久留米市内のホテルはどこも珍しく満室だった。 春と秋、年に2回行われる日原子力学会の大会に参加するため、全国から原子力関係者が、久留米市に集まっていた。 学会では、原子力安全や放射性廃棄物処理、高速炉などの次世代炉開発、核燃料など様々な分野の専門家が研究成果を発表する。そ

    福島原発事故、原子炉に届いた冷却水は「ほぼゼロ」だったと判明(NHKスペシャル『メルトダウン』取材班)
  • チェ・ゲバラは英雄じゃなかった? 終焉の地ボリビアで見た真実(池上 永一) @gendai_biz

    『テンペスト』『シャングリ・ラ』『風車祭(カジマヤー)』の作家・池上永一が20年の歳月をかけて完成させた新作『ヒストリア』が話題になっている。作は第二次世界大戦中、沖縄戦で家族すべてを失い、沖縄からボリビアに渡った女性の波乱の一代記だ。 南米ボリビアでゲバラの足跡を追う 私がボリビアを訪れたのは2015年の5月のことで、南半球ではスールと呼ばれる季節風が吹き始める秋の終わりだった。 今回の作品『ヒストリア』は時代背景が冷戦期のボリビアである。そこで当時ボリビアにいた歴史的人物を探っているうちに、チェ・ゲバラの存在にぶちあたった。 一般にチェ・ゲバラは時代のカリスマとして日人に受け止められている。それは彼の見目麗しい姿と、ゲリラに似つかわしくない医師という経歴、そしてキューバ革命を成功させたカストロの腹心というイメージからだ。そしてもうひとつ、志半ばにして夭折した悲劇性というのも忘れては

    チェ・ゲバラは英雄じゃなかった? 終焉の地ボリビアで見た真実(池上 永一) @gendai_biz
  • 対北朝鮮「ミサイル防衛」も「敵基地攻撃」も驚くほど非現実的である(半田 滋) @gendai_biz

    自衛隊も反対したPAC3導入 自民党政務調査会は、北朝鮮が進める核実験とミサイル開発を「深刻な脅威」として、弾道ミサイル迎撃のための新規ミサイルの導入と敵基地反撃能力の保有を提言にまとめ、安倍晋三首相に提出した。 自衛隊のミサイル防衛(MD)システムを充実させ、同時に攻撃力も持てとの主張はもっともらしくみえるが、「力には力」で対抗する論理はつねに相手を上回る防御力と反撃力を持つ必要があり、現実的ではない。 日のMDシステムは、開発した米国が勧める通りに導入した。飛来する弾道ミサイルをイージス護衛艦から発射する艦対空ミサイル「SM3」で迎撃し、討ち漏らしたら地上配備の地対空ミサイル「PAC3」で対処する。 北朝鮮の弾道ミサイル迎撃を想定すると、イージス護衛艦「こんごう型」4隻のうち、2隻を日海に配備する。搭載するSM3は1隻あたり8発とされ、1発の弾道ミサイルに対し、万全を期すために2発

    対北朝鮮「ミサイル防衛」も「敵基地攻撃」も驚くほど非現実的である(半田 滋) @gendai_biz
  • 「ネット右翼」は日本に何万人いるのかを測る、ひとつの試み(古谷 経衡) @gendai_biz

    前回記事の最後に、不肖筆者は〈「ネット右翼誕生前夜=Dawn of the Online right-wingers」の胎動を書き示す〉と予告をしてしまったが、これを撤回したい。格始動を行う前に今一度、読者諸賢と共有しておくべき前提条件が他にもありすぎると感じたからだ。 大変申し訳ないが、格的にネット右翼史に入るまでに、ネット右翼に関する基礎的な了解事項をもう少しだけ整理しておこう。 「ネット右翼=社会的底辺層」説の嘘 ネット右翼が勃興し始めた2002年から、今年2017年で15年の区切りとなることを奇貨としてスタートした連載だが、この間、現在に至るまで都市伝説的に信仰されている「ネット右翼=社会的底辺層」説を今一度点検し、これを否定しておこう。 「ネットで差別的な言動を取るネット右翼の正体は、無知文盲の低学歴・低収入の貧困層である」という風説は、未だにちらほらと噴出してくる。これは

    「ネット右翼」は日本に何万人いるのかを測る、ひとつの試み(古谷 経衡) @gendai_biz
  • いつの間にか日本政治の中枢に浸透した「宗教右派」の源流(島田 裕巳) @gendai_biz

    持続する心 先日、関西在住の知り合いが仕事で東京に来たというので会うことになった。知り合いとはいえ、初めて会ったのは去年のことで、付き合いは浅い。 だから、私はほとんど相手のことを知らなかったのだが、話の中で、話題は「生長の家」のことに及んだ。 生長の家は、戦前から続く新宗教の教団の一つで、創立者は谷口雅春という人物である。谷口は、戦前は日の軍国主義の体制を支持し、戦後も、右派の宗教家として活躍し、共産主義の脅威を訴え続けた。 ところが、生長の家の方向性は、谷口が亡くなった後に大きく変わり、現在では、谷口の主張を全面的に否定し、エコロジーの実践を中心に据えた教団に変貌している。部も東京の原宿から山梨県北杜市の山の中に移転した。 その知り合いは、谷口の時代からの生長の家の会員で、現在でも辞めていないという。 生長の家は、方向性を大きく変えただけではなく、近年になって信者数を大きく減らして

    いつの間にか日本政治の中枢に浸透した「宗教右派」の源流(島田 裕巳) @gendai_biz
  • 「意外と長時間労働の会社」実名公開!有名企業50社を総力調査(週刊現代) @gendai_biz

    長い時間働くことは美徳。かつてはそう考えられてきた。だが、今は違う。政府が民間企業に労働時間の削減を迫る。日人の「働き方」はここまで変わった。 三菱電機の当事者社員が語る 「言われたことしかできないのか。じゃあ、お前は俺が死ねと言ったら死ぬのか」——。 また大企業でパワハラと常態化した長時間労働が問題となった。 '13年4月に三菱電機に入社したA氏(31歳)は神奈川県にある情報技術総合研究所に配属された。待っていたのは長時間労働と、上司からの常軌を逸した叱責だった。 A氏はAV機器の部品開発に携わっていたが、技術的な研究と現場のトラブルへの対応を求められ、'14年2月の休みは2日のみ。残業時間は月に160時間にも上ったが、会社へは59時間と過少申告せざるを得なかったという。 実質的な「サービス残業」に加えて、上司から会議室に呼び出されて、冒頭のように罵倒されたり、深夜にも上司から電話連絡

    「意外と長時間労働の会社」実名公開!有名企業50社を総力調査(週刊現代) @gendai_biz
  • 日本を動かしてきた「電通」の正体~「過労死問題」は落日の始まりなのか(週刊現代) @gendai_biz

    テレビも原発も、そしてオリンピックも、仕切ってきたのはすべてこの会社 陰の支配者、タブー……これほどイメージが先行し、多くが語られてこなかった巨大企業も珍しい。当はどういう会社で、どんな権力を持っているのか。当事者たちがその生々しい実像を明かした。 社長が出した文書の中身 「当に反省をしているのか」「ただの死んだフリではないのか」――。 いま電通社内で話題になっているのが、この10月半ばに石井直社長名義で社員に宛てられた文書である。 電通の新入社員だった高橋まつりさんの自殺が長時間労働による労災だと認定されたのは9月末のこと。その後、労働基準監督署などが電通に立ち入り調査をする事態に発展し、騒動は日に日に大きくなっている。 そんな最中に出されたこの文書はまず、 〈当社は先週10月14日(金)の午後、東京労働局による「臨検監督」を受けました〉 との一文で始まる。 〈今回の当社に対する臨検

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  • 世界が警戒する日本の「極右化」〜私たちはいま、重大な岐路にいる(内藤 朝雄) @gendai_biz

    森友学園問題と日の右傾化 日中、さらに世界中で「森友疑惑」が報じられ、ひとびとの関心を集めている。 それはおおむね次のような疑惑だ。 右翼思想を抱く理事長が運営する学校法人森友学園が、幼稚園児に教育勅語を唱和させている。運動会では、「中国韓国が、心改め、歴史で嘘を教えないよう、お願いいたします。安倍首相、ガンバレ! 安倍首相、ガンバレ! 安保法制国会通過よかったです!」と連呼させていた。 学園は「よこしまな在日韓国人・支那人」、「韓国中華人民共和国人の元不良保護者」などと記した文書を、保護者に配布したりホームページ(HP)で公開したりしていた。「お仕置き部屋」などでの暴行虐待も報告されている。理事長は政権中枢を牛耳る右翼仲間の同志であり、首相夫人や、政治家や、上層部の意を忖度する役人たちを通じてさまざまな便宜をはかってもらっている。 森友学園は子どもたちを極右思想で教育する小学校を

    世界が警戒する日本の「極右化」〜私たちはいま、重大な岐路にいる(内藤 朝雄) @gendai_biz
  • 安倍首相の「本当のお友達」に、こうして血税176億円が流れた(週刊現代) @gendai_biz

    「これは違法じゃない。けど、異常だ」地元でこう囁かれる疑惑の土地。主役は長年、安倍総理が親しくしてきた名門のトップ。今度は「あの人はしつこいんだ」と言って、切り捨てるわけにもいかない。 総理がサポートする教育ビジネス 〈どんなときでも心の奥で繋がっている(中略)30年来の友人である私と加計さんはまさに腹心の友であると私は思っています。そのスタートは振り返れば、アメリカでの留学時代でありました。共に学生という自由な身分で、共に遊び、そして語り合いました〉(銚子市の地元紙・大衆日報より) 安倍総理は、'14年5月24日、銚子に建つ千葉科学大学の開学10周年記念式典でこう語った。 同大学を運営する学校法人加計学園は、岡山県を拠地とし、全国に5つの大学を構え、2万人以上の学生を抱える加計学園グループの中核。そのトップが、安倍総理の親友、加計孝太郎氏だ。 加計氏は'01年に父で創業者の故・勉氏の跡

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  • 加計学園と安倍首相の深い関係を示す、一枚の写真を公開しよう(伊藤 博敏) @gendai_biz

    深奥のお友達 国会を揺るがす森友学園騒動を読み解くキーワードは、安倍晋三首相の「右派人脈」と家庭内野党である「昭恵夫人」である。 ともに強烈な個性、強固な思想性、国を憂うる信念は感じられない。日会議がそうであるように、安倍首相を支えるのは統一性のない曖昧模糊とした集団であり、保守としての一貫性が感じられない。 従って、日会議大阪の創設時からのメンバーであり、教育勅語を園児にそらんじさせる戦前回帰の籠池泰典・森友学園理事長が、安倍政権から裏切られと感じた時、民進党や共産党など野党を巻き込んで身の保全を図ろうとしても、違和感を覚えない。 同時に、籠池夫人のメールに「祈ります」を連発する精神性重視の昭恵夫人は、森友学園園児の愛国教育に涙を流すかと思えば、反原発、反防潮堤で反体制派と“共闘”、人は一貫性がないとは思わない。これも「さもありなん」である。 籠池氏の「愛国の情」が偽物だとはいわな

    加計学園と安倍首相の深い関係を示す、一枚の写真を公開しよう(伊藤 博敏) @gendai_biz
  • 日本人だけが知らない!日本の野菜は海外で「汚染物」扱いされている(木村秋則,高野誠鮮) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

    「奇跡のリンゴ」を作った男・木村秋則と、「ローマ法王に米をべさせた男」・高野誠鮮の二人が、往復書簡のやりとりで日の農業の未来を語り尽くした刺激的対論集『日農業再生論』が発売され、話題となっている。 TPPの対応で揺れ、原発事故で安全安心が揺らいでいる日の農業――。 人のやらないことをやり、大きな結果を出してきた木村と高野が、今の農業の問題点を洗い出し、膿を出し切った上で、その先に進むための「自然栽培」という切り札について、熱く書き上げた往復書簡。その一部を紹介しよう。 日の農産物、まったく安全ではありません 木村 平成27(2015)年7月、イタリアのミラノでスローフード協会が主催した農業関係者の集いに招待されました。 世界80ヵ国から参加した6000人もの若い農業関係者が一堂に集まり、そこで私は、「21世紀は農業ルネサンスの時代だ」というテーマで、肥料、農薬、除草剤を使わない自

    日本人だけが知らない!日本の野菜は海外で「汚染物」扱いされている(木村秋則,高野誠鮮) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
  • 国民負担、総額4兆円!「第2もんじゅ」のずさんな計画書スッパ抜く(週刊現代) @gendai_biz

    国民負担、総額4兆円!「第2もんじゅ」のずさんな計画書スッパ抜く 税金をドブに捨てる21世紀の大バカ公共事業 息を吹き返した「ムラの有力者」たちが、また集まって悪だくみしている。廃炉は何とか避けたい。もしダメなら、「2号機」を作ってやる―さんざん血税をムダにしておきながら、まったく懲りていない。 「ムラの5人衆」が集結 「(もんじゅは)まだ廃炉が決まったわけではないですよね。将来を考えたら続けるべきだと思いますよ。批判はありますけど、エネルギー資源の乏しい日にとっては、将来的に絶対に役に立つはずですから」 自宅前での誌記者の問いかけにこう答えたのは、児玉敏雄・日原子力研究開発機構理事長。高速増殖炉「もんじゅ」の運営方針を、たった5人で決める政府の「高速炉開発会議」メンバーで、三菱重工副社長まで務めた人物である。原子力ムラの「ドン」のひとりだ。 実用化のめどが立たない「もんじゅ」のよう

    国民負担、総額4兆円!「第2もんじゅ」のずさんな計画書スッパ抜く(週刊現代) @gendai_biz
    satotsun56
    satotsun56 2016/12/21
    もんじゅはほとんど動かないゴミだったのに税金使ってまた同じことやろうとしてる。本当に大バカ。
  • 42歳「脳が壊れた」ルポライターのその後〜私が障害を受容するまで(鈴木 大介) @gendai_biz

    先日、書籍『されど愛しきお様』を上梓したばかりの文筆家の鈴木大介さん。「大人の発達障害」な“お様”と、41歳で脳梗塞で倒れ、高次脳機能障害を背負った鈴木さんの、笑って泣ける、18年に渡る家庭再生の軌跡です。 記事は、『されど愛しきお様』執筆のきっかけとなった、病後間もない鈴木大介さんが高次脳機能障害を受容するまでの道のりです。 トイレでこっそりゼリーをべる 昨年初夏、41歳で脳梗塞に倒れた。 幸い一命は取り留め、血圧や血液の状態などを改善維持すれば再発リスクはそれほど高くないというが、左半身に軽度のマヒと、構音障害(呂律障害)、そして高次脳機能障害(以下「高次脳」)という聞きなれない後遺障害が残った。 リハビリを経て比較的短期間で回復したのは、身体や口回りなどフィジカル面のマヒ。ところが一方の高次脳については感情の抑制困難や注意障害・遂行機能障害が複雑に絡み合った形で残存し、結果

    42歳「脳が壊れた」ルポライターのその後〜私が障害を受容するまで(鈴木 大介) @gendai_biz
  • 高級時計が売れない! 全世界で売上大幅ダウン、これは何の兆候か?(磯山 友幸) @moneygendai

    一番落ち込みが激しいのは日 世界の高級ブランド品市場の冷え込みが鮮明になってきた。 高級時計や宝飾品ブランドなどを傘下に持つスイスのリシュモン・グループが9月中旬に開いた株主総会で、今年4月から8月までの5ヵ月間の売り上げ速報を公表したが、全世界での売上高は為替の影響を除いた実質ベースで14%減と大幅な減少になったのだ。 中でも目立ったのが日での売り上げ減少。前年の同期間に比べて25%も減った。中国からの旅行客の「爆買い」が沈静化したことで、高級時計などの売り上げが激減したことが響いた。 続いて減少率が高かったのは欧州の18%減。テロ事件などの影響で、フランスを訪れる旅行者が減っていることなどが売り上げの減少に結びついたという。その他の欧州地域も総じて販売が振るわなかった。次いで中東アフリカが10%減った。 日を除くアジア太平洋は9%の減少。中国国での売り上げは伸びたとしているが、

    高級時計が売れない! 全世界で売上大幅ダウン、これは何の兆候か?(磯山 友幸) @moneygendai
  • 「フクシマではいま、再汚染が起きている可能性がある」米国原子力研究家の警告(飯塚 真紀子) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    除染された地域で再び線量が高まっている? 福島第一の原発事故から5年を控えた2月中旬の南相馬市。自転車で登校する小さな女の子たちの無邪気な姿を目にして、ショックを受けて深くため息をつく男がいた。米国バーモント州で“フェアウィンズ・アソシエイツ”のチーフエンジニアを務める原子炉の専門家、アーニー・ガンダーセン氏だ。 45年に渡り、原子炉の設計、運営、廃炉に携わって来た同氏はスリーマイル島の原発事故の研究とその公表に従事。福島原発事故後も独自の調査を行い、日米のメディアで、原発の危険性を声高に訴えて来た。 そんなガンダーセン氏は、事故から5年を経て、再び、福島の地を訪ねていたのである。ガンダーセン氏が、女の子たちの姿を見てショックを受けた理由をこう説明する。 「今回の訪日で福島の再調査を行いましたが、驚いたことは、すでに除染された地域が再汚染されているという現状です。これは予測していないことで

    「フクシマではいま、再汚染が起きている可能性がある」米国原子力研究家の警告(飯塚 真紀子) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
  • 「東電」という名の“ゾンビ”はどこまで国民の懐をむさぼり続けるのか(町田 徹) @moneygendai

    東電の”暴挙”再び 深刻な原子力事故を起こして原発の全国的な運転停止を招いた東京電力が、事故機と同じ「沸騰水型(BWR)」原発の保有事業者4社に先駆けて、原発の運転を再開するという“暴挙”が現実味を帯びてきた。 手を貸しているのは、失墜した原子力行政に対する信頼を回復するために設置されたはずの原子力規制委員会だ。 共同通信や日経済新聞によると、同委員会は先週火曜日(8月23日)までに、東電・柏崎刈羽原発6、7号機の新規制基準に関する審査を他社原発より優先して進める方針を決め、その意向を関係各社に伝えたという。審査が順調に進めば、来年中にも、東電が原発を再稼働する見通しだ。 しかし、東電は福島第一原発事故の最中に、社長指示でメルトダウン(炉心溶融)の事実をひた隠しにした会社だ。今なお、肝心の事故原因は藪の中である。しかも、巨額の公的支援を受けているにもかかわらず、損害賠償や廃炉といった事故

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  • スノーデンの警告「僕は日本のみなさんを本気で心配しています」(小笠原 みどり) @gendai_biz

    現在、映画『シチズンフォー スノーデンの暴露』が全国で公開中だ。この映画は2013年6月にアメリカ政府の監視システムを告発したエドワード・スノーデンを追ったドキュメンタリー映画である。世界的に話題となったあの事件から3年以上が経つ。今はロシアに亡命している彼から、日の我々への緊急メッセージ。 文/小笠原みどり(ジャーナリスト) あなたの通話・メール・ネット利用履歴は全て見られている インターネット時代、日々めまぐるしく変わり続ける情報と状況のなかで、どれだけの人が彼を覚えているだろうか。いや、それ以前に、彼は日でまだ十分に知られていないかもしれない。 このインターネットの裏側で大規模に執り行われている監視の実態を、世界に向けて暴いた当時弱冠29歳のエンジニア。かつて2年間日で暮らしたにもかかわらず、日人のほとんどは彼の警告を自分の問題として感じていない――。 アメリカ国家安全局(N

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  • 「爆買いバブル」終了で閑古鳥が鳴く、銀座の高級デパートの惨状と後悔(週刊現代) @gendai_biz

    「爆買いバブル」終了で閑古鳥が鳴く、銀座の高級デパートの惨状と後悔 もっと日のお得意様を大事にしておけばよかった これで商売やっていけるのか?足を運んで驚いた。鳴り物入りでオープンしたはずの免税店フロアに、とにかく人がいない。長らく庶民の憧れだった銀座の百貨店に、いったい何が起こっているのか。 巨大なフロアに客が2組 日一、いや世界一のおもてなしを売りに、丁寧な接客で長年、商売を続けてきた銀座の高級デパート。近年は中国人観光客の「爆買い」の対象となり、大いに賑わってきた。 ところが最近になって、銀座の高級デパートで閑古鳥が鳴いているという。現地を歩けば、たしかにそれは明らかだった。 6月某日の午後、誌記者は銀座の百貨店内にある免税品店を訪れた。銀座三越8階の「Japan Duty Free GINZA」は、30以上のショップが入った免税専門フロアだ。そこにいた中国人客はわずか1組で、

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  • 「超格差社会」ニッポンの現実~この国には「配当だけで年収3億円以上」が40人もいる!(週刊現代) @gendai_biz

    「超格差社会」ニッポンの現実~この国には「配当だけで年収3億円以上」が40人もいる! 働かずに大金持ち一覧リスト 「一億総中流」は、いつのことだったか。いまは中流が下流に押し流され、一握りの勝ち組が果実を総取りする。新時代の超富裕層たち。その驚愕の実態をレポートする。 上位40人が富の半分を独占 「億のカネが入ってくる『勝ち組』になると、まず手を出すのが高級車に高級マンション。一着ウン十万円もする衣服を身に着けてミシュランの3つ星レストランに行き、高級ワインを躊躇なく開け、会員制の社交場に顔を出すようにもなります。 それが第一段階。次に毎年のように億単位の収入が入るようになると、そんな散財ではカネを使いきれなくなってくる。だから、無茶苦茶な使い方をし始める。 ある有名経営者は海外に高級クルーザーを複数保有しているが、『海の上なら何をしてもばれない』と、美人モデルらを集めて全裸パーティーをす

    「超格差社会」ニッポンの現実~この国には「配当だけで年収3億円以上」が40人もいる!(週刊現代) @gendai_biz
    satotsun56
    satotsun56 2016/06/15
    金融所得の課税強化してほしいな。
  • 「パナマ文書」公開で発覚!税金を払わない日本人「大金持ち」リスト(週刊現代) @gendai_biz

    「パナマ文書」公開で発覚!税金を払わない日人「大金持ち」リスト セコム創業者,UCC代表の他にもいた 税率が著しく低いタックスヘイブン。存在は知られていたが、内情は長らくブラックボックスのままだった。そこから飛び出た、膨大な内部機密文書。ついにパンドラの箱が開く—。 資産家しかできない超節税術 兵庫県芦屋市六麓荘町。関西を代表する超高級住宅地だ。そんな中でも高台に位置する一等地に、要塞のような豪邸がそびえている。 鉄筋コンクリート3階建てで、延べ床面積750m2。裏には1000m2を超す庭が広がっている。そんな大豪邸に住む人物に「疑惑の目」が向けられている。UCCホールディングス社長でUCC上島珈琲グループCEO(最高経営責任者)の上島豪太氏(47歳)だ。 パナマにある法律事務所「モサック・フォンセカ」の機密文書が大量に流出。タックスヘイブン(租税回避地)を「活用」した課税逃れの実態を、

    「パナマ文書」公開で発覚!税金を払わない日本人「大金持ち」リスト(週刊現代) @gendai_biz