プラスチック袋を持って歩く人(2020年6月24日撮影)。(c)CHARLY TRIBALLEAU / AFP 【7月4日 AFP】使い捨てプラスチック製品が復活している。マスク、フェースシールド、手袋、スクリーンなどのプラスチック製品が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防に欠かせないものとなっていることが主な理由だ。 だが、その多くは捨てられ、やがて海にたどり着く。 プラスチック製品の用途は多様だ。美容師らは使い捨てエプロンを着用し、国連(UN)は機内食をPTP包装で提供することを勧めている。また、高齢者や病人と家族がプラスチック製シート越しに面会できる、泡のような外観のテントも存在する。 環境保護の取り組みで定評のある米カリフォルニア州でさえ、その実績を犠牲にして、使い捨てプラスチックの使用禁止を2か月間、中止した。 一方、産業界はすぐさまプラスチックの汎用(はんよう)性
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