人工肛門になってもバレエもサーフィンも 自分の意思で排泄できない「オストメイト」の日常 「理解してほしいけれど、知ってほしくない」複雑な気持ち 2021年10月04日 この記事の画像(10枚) ■知って欲しい「オストメイト」の生活 バレエの教室に通う、北田まゆみさん(55) いつもあることを気にしています。 【北田まゆみさん】 「動いてないです。いつも通り止まっていますねレッスン中は」 北田さんが“動き”を気にしているのは、お腹についている「ストーマ」といわれる人工肛門。 このストーマをつけている人は“オストメイト”と呼ばれています。 【北田まゆみさん】 「これがストーマ(人工肛門)ですね。腸を外に出して作っています」 すい臓がんを患っている北田さんは、2020年4月、治療中に突然、激しい腹痛に襲われました。 腸が破裂していたことが分かり緊急手術に。 麻酔から目が覚めたらお腹にはストーマが