NPO法人Ubdobe(本社:東京都世田谷区、代表理事:岡勇樹)は、2016年7月7日(木)に国内初の医療福祉系セレクトショップをOPENします。7月9日(土)には、どなたでも参加できるオープニングパーティも開催。現在、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、店舗OPENに向けての初期費用を募るプロジェクトにも挑戦中です。 ■ 医療福祉系セレクトショップとは ユニバーサルデザインの玩具・食器・家具や福祉作業所で作られている商品を取り扱うだけでなく、医療福祉情報コーナーや相談窓口も設置。さらにワークショップやセミナーなども開催します。商店街の中にOPENすることで、日常の中に医療福祉を取り入れて欲しいという想いが込められています。店舗名は「HALU 〜Unique & Universal〜」。2016年7月7日(木)のOPENを予定しています。 ■ OPENの背景 障がいがあ
障害者差別解消法に対応したJLAの図書館向けガイドライン 日本図書館協会(JLA)は2016年4月の障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)施行に向け、2015年12月に「図書館利用における障害者差別の解消に関する宣言」を発表し、次いで2016年3月「図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドライン」(以下ガイドライン)を発表した。 障害者差別解消法は障害者の権利に関する条約(障害者権利条約)(E705参照)批准に向けた国内法の整備の中で制定されたもので、権利条約及びその後改正された障害者基本法を具体的に実現するための法律である。 JLAは図書館の業務に即した,より具体的な取組を明らかにすることを目的にこのガイドラインを作成した。ガイドライン作成はJLAの障害者サービス委員会を中心に行い、パブリックコメントの実施、案段階でのセミナーの開催、専門家か
洋菓子店「くるみや本店」は、折り畳み式スロープを導入した 4月1日の障害者差別解消法施行に伴い、兵庫県明石市が同日から全国初の助成制度を始めた。段差を解消する折り畳み式スロープを買う商店などに市が最大で20万円助成する。同法は合理的配慮の提供を民間事業者には努力義務としたが、同市は条例で義務化。費用負担を減らすことで民間事業者の合理的配慮を後押しする。 市は2016年度予算に350万円を計上。4月末までに11事業者・16件、計14万円の助成が決定した。条例で合理的配慮の提供を民間事業者にも義務付ける自治体は他にもあるが、それに要する費用を助成する例はない。 助成先は自治会やサークルも含む。4月1日施行の「明石市障害者に対する配慮を促進し誰もが安心して暮らせる共生のまちづくり条例」に根拠となる条文を盛り込んだ。 助成を活用した商店の一つ、創業明治5年の炭焼穴子の老舗「林喜商店」は、点字を打っ
「障害者差別解消法」が1日に施行されたことに合わせ、県は障害者に対する望ましい配慮や、実際にあった差別をまとめた事例集を作成し、ホームページで公開した。 望ましい配慮については、障害者から実際に応募(回答)があった「トイレの位置を知らせる表示を分かりやすくしてほしい」(視覚障害者)▽「説明や指示はあいまいな表現はせず、短い文で順を追って具体的にしてほしい」(発達障害のある人)▽「絵文字などの分かりやすい標識を考えてほしい」(知的障害者)-といった166件を紹介している。 県は、障害者と関わる民間事業者、市町村関係者らの参考になるように作成したとしており、事例集では同法の内容も解説している。障害福祉課の担当者は「同法では何が差別になるのか分かりにくい部分がある。差別のない社会を作るための参考にしてほしい」としている。
障害者差別解消法施行前の3月末、英国で障害者の文化アクセス改善に長年取り組んできた芸術団体「シェイプ・アーツ」のメンバーが来日した。英国の公的国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシルなどの主催で、シンポジウムやワークショップを行い、障害者の文化活動について意見交換を行った。 下肢に障害のあるトレーナー、バーバラ・リシキさんは「障害はわれわれが生きづらい身体状況ではなく、社会で遭遇する障壁のこと」と強調。英国でも1995年に施行された障害者差別禁止法が契機となり、障害者を取り巻く環境が変化してきたという。 ワークショップは「障害とは…」につながる言葉をカードに書き、話し合うなど障害に対する意識を顕在化し、サポート行動につなげる内容。リシキさんは「日本の参加者の意識は高かった。彼らが今日から行動することが世の中を変える」と述べた。
金沢市内で3月、盲導犬を連れた視覚障害者の男性(60)がタクシーを利用しようとして、運転手から乗車を拒否された。公共の場や交通機関で盲導犬の同伴を認めた身体障害者補助犬法の成立から10年以上たつが、無理解は後を絶たない。過去にも同様の経験があるという男性の外出に8日、同行し、視覚障害者の立場で考えた。【金志尚】 小松市内で一人で暮らす男性は、病気が原因で30歳の頃から視力が徐々に低下。約20年前から盲導犬の使用を始め、現在は3代目のラブラドルレトリバー(雄、3歳)と生活を共にする。マッサージ師として働く傍ら、週1、2回金沢に出向き、買い物などを楽しむ。 この記事は有料記事です。 残り828文字(全文1108文字)
外見からは障害があると分からず、必要な手助けを得にくい人たちのためにつくられた「ヘルプマーク」が、広がる兆しを見せている。作成した東京都が全国に活用を呼び掛け、新年度の配布を決める自治体も現れた。東京五輪・パラリンピックを2020年に控え、「見えない障害」への理解にも役立ちそうだ。 マークの利用者は主に義足や人工関節を使っている人、内部障害や難病の人など援助を必要としている人。マークは赤地に白いプラス(+)とハートのマークがデザインされており、かばんなどに付ける。裏側にシールを貼り、緊急連絡先や自分の障害、助けてほしいことなどを書き込める。 「最初は抵抗があったけれど、マークを持っていると安心できます」。東京都の女性会社員(51)は約十年前に息苦しさや胸の痛みが起こる難病、肺高血圧症と診断された。障害者手帳も持っているが、一見して障害があるとは分からない。重い荷物を持ったり、階段や坂道を上
鉄道各社が導入する「女性専用車両」をめぐり、近畿管区行政評価局は25日、鉄道事業を所管する近畿運輸局に対し、男性の身体障害者やその介助者も利用できることを周知するよう改善を求めた。近畿では、車体やホームでそのことを知らせる表示が普及しておらず、男性障害者の側から、乗りにくいといった相談が寄せられていた。 評価局の調査によると、男性障害者の乗車を全面的に認める事業者もあれば、障害者か介助者の一方が女性なら可能とする事業者もある。車体やホームに利用可能と表示していたのは、近畿の12事業者のうち、京阪電鉄、阪急電鉄など6事業者(50%)。一方、関東では15事業者のうち14事業者(93%)が表示していた。 女性専用車両が先頭や最後尾にあるのは、関東では鉄道46路線のうち41路線(89%)あるが、近畿では31路線のうち4路線(13%)。駅のエレベーターから点字ブロックで誘導される車両が「女性専用車両
ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(75)が16日、都内でシバントス株式会社(通称シーメンス補聴器)の「1周年記念事業PR発表会」に出席した。 2000年にメニエール病を発症した鳥越氏は、同社の補聴器を使用しており、今回、アンバサダーに就任した。「当初は耳鳴り、難聴、めまいの症状が出て、耳の中で一日中、セミが100匹鳴くような状態になった。症状は悪化する一方で、左耳はほぼ聞こえない」という。 「メディアで働く立場で、人とスムーズに会話ができないのは致命的。上手に座って右耳で聞きながらインタビューしたり、何度か聞き直すなどしてごまかしてきた。テレビで見ても外見上はわからないので、障害を持っていることを気づいてもらえず苦労したが、この補聴器に出合って助かった」と明かした。 鳥越氏といえば、がんで4度手術し、がん検診の啓蒙活動に力を入れている。「目が悪い人はメガネをかけるが、耳が聞こえにくくても全ての
みんなでスポーツ!誰もが楽しめるスポーツ施設運営をめざして 「障害者のスポーツ施設利用促進マニュアル」 平成28年2月12日 オリンピック・パラリンピック準備局 (公社)東京都障害者スポーツ協会 東京都及び(公社)東京都障害者スポーツ協会は、障害のある方が身近な地域でスポーツに親しめるよう、区市町村等のスポーツ施設で、取り入れていただきたい工夫や配慮を、図や写真で紹介したマニュアルを作成しましたので、お知らせいたします。 本マニュアルの活用により、スポーツ施設における障害者の受入れを拡充し、障害のある方もない方も、誰もがスポーツに親しめる環境を整備していきます。 1 概要 障害のある方が、身近な地域のスポーツ施設などをより安全で快適に御利用いただくために、施設のスタッフができる工夫や配慮について図や写真を用いて紹介しています。 全4章から構成されており、第1章は、様々な障害についての基礎知
東京都は、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方々を対象に配布されている「ヘルプマーク」の普及推進活動を行っています。 ■減災グッズ展にてヘルプマークを紹介 12月15日から2月28日まで、兵庫県神戸市の阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターで実施されている「減災グッズ展vol.4『パーソナリティ×減災 個々人にとって必要な備えを探求しよう!』」にて、ヘルプマークが展示・紹介されています。 詳しくはこちらをご覧ください。 http://hitobou.com/goods/151215/index.html ■都内の民間バス事業者18社でヘルプマークの取組実施 平成27年度から、新たに都内の民間バス事業者18社で、優先席でのステッカー標示や車内でのポスター掲示等のヘルプマークの取組を実施していただいています。今後とも、交通
障害者らに街歩きの楽しさを知ってもらい、健常者にも大阪・ミナミのバリアフリー状況を体感してもらおうと、府内の障害者団体でつくる実行委員会は、26日にまち歩きイベント「なんばおにごっこ」を開く。 難波界(かい)隈(わい)の商店街で、大阪や難波に関する歴史や文化などについてのクイズに挑戦。ポイントに応じてたこ焼きや大阪土産を贈られる。また、参加者全員に、難波エリアにある車いす用トイレ約50カ所が載った地図がプレゼントされる。 担当者は「障害の有無にかかわらず参加できるので、気軽に街歩きを楽しんで」と話している。 参加料は大学生以上500円、小中高生200円。4~6人のグループで申し込む。当日参加も可能。小雨決行。申し込み・問い合わせは、おにごっこ実行委員会事務局((電)06・6779・8126)。
スポーツ・オブ・ハートは6月17日、「スポーツ・オブ・ハート2015記者会見」を東京都内で行った。 10月17日~10月18日に開催される「スポーツ・オブ・ハート2015」。同イベントは、パラリンピアンの呼びかけにより2012年に第1回のイベントを開催。"すべての人たちが幸せに暮らせるニッポン"を目指すプロジェクトとして発足した。 スポーツ・オブ・ハート理事長でプロ車いすランナーの廣道純さんが、記者からの質問に答えた。 ---:障害者スポーツの認知度を上げる活動を進めていく上で、認知度はどう変化している? 「障害者がリハビリをしている」程度の認識しかなかったものが、24年競技生活を続けてきていく中で現在はプロとして独立できるような状態となってきたので、環境としてはすごくよくなったと思います。ただ、世界、特に欧州では「アスリート」としての待遇を受けることができる一方、日本ではいち「障害者」と
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