幼稚園と保育所の機能を併せ持つ「認定こども園」は4月1日時点で5081園あり、前年同時期から1080園増えた。内閣府が8日公表した。待機児童対策として期待されるが、もともと受け皿の認可保育所が移行するケースが多く、効果は限定的のようだ。 認定こども園は、保護者が働いているかどうか関係なく0~5歳児が通える。3~5歳が通う幼稚園がこども園になれば、待機児童の約9割を占める0~2歳児の対策になるとの思惑が政府内にはある。 ただ、昨年度移行した幼稚園が377園だったのに対し、認可保育所は2倍近い715カ所。在籍する子ども数は68万9781人と前年から14万5734人増えたものの、増加分のうち0~2歳児は3割弱の3万9217人で、大半は3~5歳児だった。こども園は受け入れ年齢を選べるため、幼稚園から移行しても保育経験のなさなどからくる抵抗感から低年齢の子どもの受け入れが進まなかったとみられる。 都
全国で少子化が進んでいる中、出生する子どもの数は増え続け、他の区から転入してくる世帯も後を絶たない子育て世代に人気の世田谷区。出産後のママと赤ちゃんをサポートする産後ケアセンターを日本ではじめて設立するなど、「実現させるためなら自らが行動する!」世田谷区の保坂展人区長にお話を伺いました。 妊娠期から就学前まで専門家が一貫してサポート ――世田谷区は妊娠中から手厚いサポートが受けられるそうですが、どのような内容ですか? 保坂区長:世田谷では、妊娠届を出してもらった段階で妊婦さんとの面談の予約を受付けます。面談は、妊娠期から出産や育児などに対する不安などに対し、サポートしていくことを目的としています。また、面談を受けると、子育て利用券1万円分を差し上げています。このチケットは、世田谷区が審査登録しているベビーシッターや家事援助などの訪問支援団体、お母さん向けのマタニティヨガやアロママッサージ、
兵庫県姫路市の「わんずまざー保育園」(休園)が定員を超過した園児を受け入れるなどしてこども園の認定が取り消された問題を受け、学識経験者らでつくる市の「子ども・子育て会議」は28日、事前通告なしに立ち入り調査を行うといった再発防止策を盛り込んだ答申をまとめ、市に提出した。 同会議は学識経験者や市民らで構成。石見利勝市長から諮問を受け、5月から3回にわたり、協議してきた。 答申では、事前通告なしに園への指導監査や立ち入り調査を行うよう提言したほか、認可外保育施設が認定こども園を目指す場合、市が一度保育所認可してから、県の認定を受けるよう移行手続きを改めることも求めている。 さらに、わんずまざー保育園で、園児が十分な食事を与えられていなかった事態も踏まえ、保育所長経験者や管理栄養士ら保育に精通したスタッフを監査に帯同させ、園児の給食や衛生面の実情などを把握できる体制を整えることも盛り込まれた。
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IT Leaders トップ > テクノロジー一覧 > ビッグデータ > 新製品・サービス > 富士通、保育所の入所割り当てをAIで自動化するソフトを2017年度中に提供 ビッグデータ ビッグデータ記事一覧へ [新製品・サービス] 富士通、保育所の入所割り当てをAIで自動化するソフトを2017年度中に提供 2017年8月30日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部) リスト 富士通研究所、九州大学マス・フォア・インダストリ研究所富士通ソーシャル数理共同研究部門、富士通の3機関は2017年8月30日、保育所の入所割り当てを数秒で自動的に算出する、AIを用いたマッチング技術を開発したと発表した。富士通は本技術を、自治体向け保育業務支援システム「MICJET MISALIO(ミックジェット ミサリオ) 子ども・子育て支援」のオプションとして、2017年度中に提供する。 同技術は、「きょうだ
2006年に認定こども園制度が始まり、幼保連携型認定こども園の教育課程その他の教育及び保育の内容を定めた「教育・保育要領」は15年4月に施行しています。今回の改訂では、基本的構成は維持されたまま、幼稚園教育要領の改訂の方向性と保育所保育指針の改定が反映されました。 注目点は、運営面で認定こども園ならではの配慮すべき事項が示されたことです。 その一つは、在園時間や日数が異なる多様な園児がいることへの配慮です。特に一日の生活の流れに対する配慮が重要です。 3歳児以降は、保育の必要度の違いによる「幼稚園を利用する1号認定」「保育を必要とする3歳以上の2号認定」の両方が在籍します。そのため、一日の保育時間の違いに対する留意事項などが明記されました。 もう一つが、2歳児から3歳児への移行に当たっての配慮です。 2歳児クラスから3歳児クラスへの移行において、3歳未満児の保育と3歳児以降の教育・保育の連
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