マイクロソフトの最新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」への自動更新問題で、視覚障害者らが使う、パソコン(PC)画面の表示を音声に変換する「読み上げソフト」が使えなくなるトラブルが相次いでいる。「10」への更新を巡っては、拒否の方法が分かりにくいなどの理由から、画面が見える健常者の間でも意図しない自動更新が問題になっており、支援団体は「視覚障害者が対応するのはさらに困難」と話す。マイクロソフトも視覚障害者向けマニュアルの作成準備を始めた。 東京都北区の女性(62)は目の病気で視野が狭く、見えても文字を拡大しなければならないため、PC使用時は読み上げソフトが頼みだ。外出時の支援を依頼する時などにPCは欠かせない。
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