1966年に当時の文部省が不登校の子どもの統計を取り始めて50年、日本社会が不登校をどう見てきたかを振り返り、これからを考えるシンポジウムが20日、東京都内で開かれた。 かつて不登校は病気とみられていたことなど、不登校をめぐる歴史が新聞記事などを通して紹介された。85年にフリースクールの草分け「東京シューレ」を開いた奥地圭子さんは「子どもの視点に立つ方に会い、直すんじゃなくて受け止めるんだ、と自分の認識の転換が起きた」と話した。 NPO法人「東京シューレ」が主催。文部科学省の担当職員も施策の移り変わりについて説明した。
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