私は、「違いを楽しみ、力に変えよう」などのテーマを提げて「多文化共生」の必要性を全国のあちこちで喋って回ることをライフワークにしている。中にはそんな私などを批判する者がいる。そして彼らのほとんどが日本への「移民受け入れ反対」を訴える人たちとほぼ重なっていることに気づく。 日本にいる一移民の当事者ではあるが、私自身は実は「移民受け入れは反対」と口にしている。「多文化共生」を訴える身として一見矛盾しているように思われるだろうが、少なくとも私などの中では一切矛盾はない。 巷の議論を見ていると「移民受け入れ」と「多文化共生」は同意的に扱われている。確かにセットになる。しかし必ずしもセットになるとは限らない。移民を受け入れたら多文化共生が必要になるが、多文化共生には、移民受け入れが必ずしも前提にならない。 「移民受け入れ」と「多文化共生」をあえて分けて捉える必要があるのではないか。有耶無耶になってい
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