青山ブックセンターで開催された藤原帰一氏の著作『映画のなかのアメリカ』出版記念のトークに行ってきました。対談相手の金平茂紀氏はTBSの前ワシントン支局長で現報道局長の方。お二方ともアメリカ滞在経験があり無類の映画好きとのことで「映画のなかのアメリカ」について存分に語られていたように思います。 ※要注:以下のものは私が見聞きしてきたことを書き留めたものであり、発言者の真意を正確に反映しているとは限りません。 『映画のなかのアメリカ』は雑誌・論座において藤原帰一氏が(アメリカ)映画を語った2004年10月号から2005年11月号までの連載をまとめたものだそうです。映画が何を語ろうとしているのかを読み解こうとする伝統的な「テーマ批評」の手法を用いられているとのことで、政治史・外交史だけではわからないアメリカの姿を映画を通じて書いてみたかったそうです。政治学者は偽の姿で(!)アメリカのことを考える