「徳利の注ぎ口から酒を注いではいけない」というマナーがまた吹聴されている 「円の切れ目」=「縁の切れ目」を連想するから上司相手だと失礼だということらしいが解釈違いも甚だしい あれはそんなネガティブな意味でなく、願掛けの意味合いの方が強い 縁を切る、と考えるのは間違いではないが、その相手は「人」ではなく「酒」である (正確には酒に宿る神なり憑物なりなんだけれども) ・酒への耽溺は身を滅ぼすから、執着を断ち切って程々で済ますように ・また、酒は尾を引き二日酔いになりやすいから、そういった影響を断ち切るために といった考えも含まれているのだ。 逆に注ぎ口を避けて注ぐことは、相手に悪影響を与えたい、酒で身を滅ぼしてほしいという様に捉えられるので本来忌避すべきである。 時代によってマナーは変わるとはいうが、ここまで捻じ曲げるのはいかがなものか。 正直この説も今適当に考えたけれど悪習に近いマナーを作り
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