グーグルは2008年9月1日、日本独自のマーケティングキャンペーン「Googleで、できること」を本格的に開始した。屋外広告を中心に、キャンペーンサイト、ネット広告を展開。親しみやすさ、楽しさ、生活に役立つという点をアピールして、ユーザーを拡大するのが狙い。グーグルが今回のような大規模キャンペーンを実施するのは珍しい。 屋外広告は、キャンペーンの本格開始に先立ち、8月21日からは池袋駅で展開(9月7日まで)。池袋を起点とする私鉄での車内吊り広告も活用した。池袋駅から近くの有名ラーメン店への道のりを「Google マップ ストリートビュー」で見られることや、ケータイでの映画検索など、池袋の街を歩くユーザーにGoogleの活用法をアピールする内容にしている。 マスメディアを活用せずに屋外広告に絞った理由は、「モバイルのサービスを訴求したかった」(グーグル シニアマーケティングマネージャーの馬場