タグ

関連タグで絞り込む (2)

タグの絞り込みを解除

心に刻むに関するse-miのブックマーク (2)

  • 【読書感想文】 ウェブ時代をゆく(梅田望夫氏)

    書はベストセラーとなった「ウェブ進化論」と同様、ウェブが切り拓く未来への期待とオプティミズムに満ちている。読者はまるで見晴らしのいい展望台から、新たな大陸を見渡す機会をはじめて与えられたような、すがすがしい読後感を覚える。 しかし、私が書を読み終えて感じたのは、このようなすがすがしさだけではなかった。むしろ、大きな後悔と、焦りの気持にかられた。再び書を開き、気になったページに折り目をつけながら、何度も何度も、書を読み返さずにはいられなかった。 それは、「もうひとつの地球」と著者が呼ぶ新しいウェブ世界のスケールの大きさに圧倒されつつも、その表層しか理解していなかったことと、それゆえ同時代を生きる我々に等しく与えられた機会を十分に活かさずに、怠惰に毎日を過ごしてしまっていることへの後悔。そして、このままでは、梅田氏が提示するようなあたらしい生き方を実践することなく、何十年か何百年に一度

  •  映画を夢見た二人の男 - 花房観音  「歌餓鬼抄」

    昔、映画館で働いていた時の話。 たまに顔を出すA君という人が居た。A君は当時は東京で映像関係の仕事をしていたが、以前、私がそこで働く前だが、彼はバイトとして在籍していたことがあり、その関係で関西に来るとその映画館で働く友人に会いに来ていた。年齢は私より一つ下で、皆と一緒に飲みに行ったこともあるが、個人的に会話らしい会話もたいしてしなかったし、多分もう今は私のことは忘れていると思う。 A君は大学を中退して演劇などもしていたが、映画仕事がしたくて、うちの会社の門を叩いた。撮影関係の仕事は無いけど、映画館は人が欲しいと言われて、映画館でアルバイトしていたそうだ。でもやはり映画仕事をするなら東京行くべきだと思い、上京したと聞いた。 私の勤めていた映画館は忙しい時には、系列の映画学校からアルバイトを呼んでいた。その中に、Bさんという男性ががいた。Bさんは、大学を卒業した後、一旦就職したが、映画

     映画を夢見た二人の男 - 花房観音  「歌餓鬼抄」
  • 1