まずはgroongaとはなにか。端的に言えば、オープンソースでカラムストア機能がついた全文検索エンジンである。「Senna」というオープンソースの組み込み型全文検索エンジンの後継にあたる。基本的にはCのライブラリ、またはHTTPでアクセスできる全文検索サーバーとして使用する。更新が頻繁に生じる環境で高速な全文検索が求められる場面に強い。 groongaは単体で使うほかに、関連プロジェクトと組み合わせると使い方が広がるのも大きな特徴である。関連プロジェクトは「groongaファミリー」、「*roonga族」などと呼ばれている。 いま主要なファミリーは4つ。まず1つめは検索エンジン「groonga」(ぐるんが)。2つめはデータベースという側面をいかしたRDBMSのストレージエンジン。主にMySQLのストレージエンジン「mroonga」(むるんが)がある。3つめはRubyのライブラリ「rroon
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