サーバの管理者はもちろん、Web開発を行っている際等に、直接サーバと接続したいと言ったことがある。そこで実際にデータを投げてみることで、動作を確認でき、問題が解決したという経験はないだろうか。 これまでtelnetを使ってやってきていたが、もう少し便利なこちらに乗り換えてみようと思う。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはNetcat、ネットワーク便利ツールだ。 Netcatの主な機能は、外部サービスとの通信、リッスンモード、ファイルの授受、ポートスキャン、ソースルーティングとなっている。外部サービスとの通信はtelnet同等だ。 リッスンモードを使うと、自分がサーバとなって待ち受けることができる。同じくNetcatで接続すると、文字列のやり取りを行うことができるだろう。さらにファイルを指定して立ち上げると、バイナリファイルを受けとることができる。 ポートスキャンはポートを1-100