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ハイドンの検索結果1 - 40 件 / 228件

  • 間違いだらけのクラシック音楽史の表を修正してみた

    https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1664833 ↑このブコメで賞賛されている表がかなりデタラメなので修正してみた。 とりあえず同じように1600年代から始めます。「オケゲム、マショー、パレストリーナ、ジョスカン・デ・プレがないぞ」とかいう意見もあるようですが、それはもっと以前だから書いていないだけです。 作曲家の「生まれた年」ではなく「主に活躍した時代」で書きます。これに文句を言っている方もおられるようですが、何故かと言うと例えば生まれは1600年代終盤だけれど音楽家として活躍し世に認められたのは1700年代になってから、といったような例があるからです。 「あれは記憶だけで描いてるから素晴らしい」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、これも資料などは参照せず、ほぼ脳内の情報だけで書いております。 1600年代前半イタリアモンテヴェ

      間違いだらけのクラシック音楽史の表を修正してみた
    • 友達にクラシック音楽を教えた時を思い出して書いてみる

      https://anond.hatelabo.jp/20210210062305 なんかクラシック音楽が話題に上ってるので、ちょい前に居酒屋で飲みながら、クラシックピアノやってみたいって友達(元軽音楽部のギター)にクラシック音楽と作曲家について適当に教えた時を思い出して書いてみる。主にピアノに絡んでる人しかおらん。その他ジャンルは知識に乏しいし必要ないのであんま触れなかった。しかも雑談の極みなのですべてにおいて雑、いろんな音楽家に失礼だけど天国で俺の事なんか見てないだろうしへーきへーき ■バロック以前・・これは好事家しか知らんから今は覚えんでええわ ■バロック なんかRPGで教会や宮殿で流れるBGMか、メタルの前奏で仰々しく鳴ってるオルガンを想像してくれ。そんな感じの曲調。 ①バッハ めっちゃ有名。結構お堅い宗教曲なんかが多い。メロディが何層にもなってて弾くのは脳が大変。奇人変人が多いクラ

        友達にクラシック音楽を教えた時を思い出して書いてみる
      • この令和の時代にあえて「モーツァルトみたいな曲」を作った人現る→再現度高すぎで「めっちゃモーツァルト」「勉強になる」と話題に

        藤重 侑宇 @yuu09200920 令和の時代にあえてモーツァルトみたいな曲を作り、解説付きで弾いてみました。 それではお聴きください。 『令和の時代にあえてモーツァルトみたいな曲を作ってみた』 #ピアノ #自作曲 pic.twitter.com/4vlp9HPhEM 2020-03-14 21:40:39 リンク Wikipedia ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(ドイツ語: Wolfgang Amadeus Mozart、洗礼名:ヨハンネス・クリュソストムス・ウォルフガングス・テオフィルス・モザルト [Johannes Chrysostomus Wolfgangus Theophilus Mozart]、1756年1月27日 - 1791年12月5日)はオーストリアの音楽家である。古典派音楽の代表であり、ハイドン、ベートーヴェンと並

          この令和の時代にあえて「モーツァルトみたいな曲」を作った人現る→再現度高すぎで「めっちゃモーツァルト」「勉強になる」と話題に
        • 最も銀河英雄伝説っぽい作曲家は皆さん予想の通りあの人です - allezvous’s blog

          クラシック音楽が衰退云々なんざ 銀英伝見せればいいんだよ銀英伝 ただ、深刻な、非常に深刻な副作用として 当時の作曲者がどんな意図をして作曲したかとか全部吹っ飛んで 脳内に浮かぶ絵は宇宙艦隊がビームぶっぱなしてたり 金髪の童貞と紅茶キチガイが興亡してる絵になるけど — 平野耕太 (@hiranokohta) 2016年4月24日 このtweetを見かけたときに思い立って、アニメ銀河英雄伝説(旧版)のBGMに使われている曲を調べようと思ったのがもう6年前。集計のためにExcelの勉強をするのがめんどくさくなって放り出していたが、ふと思い出して続きをしたので、今も需要があるかは知らんが結果を公開しておくことにした*1。一番曲を使われている作曲家が一番銀英伝っぽい作曲家さんです。 曲のソースは、昔売ってたCDの全集。キングレコードのサイトに収録曲と対応するシーンが記載されていたが、今はもうない。6

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          • イギリス音楽の謎

            イギリス音楽はビートルズやローリング・ストーンズ辺りから知名度を上げた「UKロック」で、今なお大きな存在感を示している。 そんなイギリス音楽はルネサンスくらいから、一時代を築いた作曲家が何人もいる。 しかしながらこのイギリス音楽は実のところ、バロック時代に絶大な評価を勝ち得たパーセルから近代のエルガーまでの数百年間、国際的に有名になった作曲家が一人もいないのだ! まあクラシック音楽でも古典派ロマン派はドイツ系が圧倒している感が強いっちゃ強いのだが、それでもイタリアのロッシーニからドニゼッティにヴェルディやプッチーニ、フランスならベルリオーズやサン・サーンスなどの巨匠がいる。 それがイギリスは、ヘンデルにしろハイドンにしろドイツからの輸入モノだし、それ以降「なんかあったっけ?」状態。 この「暗黒時代」ともいうべき空白期間、一体全体どうしてこうなった!?という感じなのである。

              イギリス音楽の謎
            • 【警告】合唱はヤバい!アムステルダムの合唱団の集団感染ケース。130名中102名感染、4名死亡

              合唱はコロナ感染のリスクが高い! 合唱団の皆様。すでにご承知の方も多いとは思いますが、合唱はリスクが高い事を知っておいてください。一気に感染が拡大する可能性があります。 オランダのアムステルダムで起こったケースをこのブログでもお知らせします。いや日本は大丈夫でしょ、そもそも感染が大爆発した3月と今とでは状況が違う、と言って無視するのではなく、とりあえず読むだけでも読んでください。 早く活動を開始したい、そういう意見があると私にも聞こえて来るのですが、今はまだおすすめできません。じゃあいつならいいのよって言われそうですが、はい、すいません。わかりません。多分「ワクチンが出回るまで無理」と思ったほうがいい。 日本は大丈夫、なのか 日本は欧米とは違う、と、これまでの状況から皆さんなんとなくふわっと感じておられるのではないでしょうか。政府の対応には不満があるが、日本はうまくやっているようだ。実際そ

                【警告】合唱はヤバい!アムステルダムの合唱団の集団感染ケース。130名中102名感染、4名死亡
              • ベートーヴェンと自分のこと 「最後の質問に」からの佐藤天彦九段 - スポーツ報知

                年明け4日、トップ棋士14人が参加した「ABEMA」将棋チャンネルの番組収録が行われた。 取材会も兼ねていた当日。私を含む数人の記者が待機する部屋には、収録を終えた棋士から順に1人ずつ訪れ、簡単な質疑応答の時間になった。 3密を避け、ソーシャルディスタンスを保っての現場。時間は1人につき10分。収録の感想を聞き、今年の抱負を尋ねてしまえば終わってしまう「持ち時間」である。 10人目、いつものように華麗な和装で現れたのが佐藤天彦九段だった。2016~18年度に名人3連覇を果たしたA級棋士。ファッションや音楽などに深い造詣があり、穏やかな人柄で「貴族」のニックネームを持つ。 取材の後半、それまでの9人に対してと同じように「今年はどんな1年にしたいですか?」と聞いた。佐藤は言った。 「最近の将棋界は動きが激しく、激しい台風の目の中心にあるのがAIなのかな、という気がしています。ここ2、3年はAI

                  ベートーヴェンと自分のこと 「最後の質問に」からの佐藤天彦九段 - スポーツ報知
                • nix in desertis:2021受験世界史悪問・難問・奇問集 その2(共通テスト・国公立大編)

                  昨日の続き。今年は共通テストと阪大・一橋大の計3問のせいで公開が1週間遅れ,おまけを作る気力が消滅したと言っても過言ではない。何なら一橋大の方はまだ原稿が完成しておらず,後に追記するか別記事を立てる可能性がある。解説が非常に長くなったので,心して読んでほしい。 1.共通テスト第2日程 <種別>分類不能(しいて言えば作図の指示ミス) <問題>1 B オーストリアの貴族クーデンホーフ=カレルギーは,1923年に『パン=ヨーロッパ論』を著し,ヨーロッパ統合運動を展開した。彼は世界が五つのブロックに分かれて統合されていくと考え,ヨーロッパも「パン=ヨーロッパ」として統合されるべきだと主張した。その際,欧米諸国の持つ世界中の植民地も,それぞれのブロックに統合されると考えた。次の図1・図2は,『パン=ヨーロッパ論』所収の地図を加工したものであり,縦線や横線,斜線,点などで地域がブロック別に示されている

                  • #002 ChatGPTと戦いたくないなら中央値の戦場を避け、外れ値で戦おう|山口周

                    早朝、まだベッドの中で、寝てるでもない、かといって起きてるわけでもないという時間が大好きです。何より気持ちいいというのもあるのですが、この時間にいろんなアイデアを思いつくんですよね。なので寝るときはかならず愛用のメモ帳を枕元に置いております。 ということで、今朝、まどろみながら思いついたのが「ChatGPTは中央値しか返せない」ので「ChatGPTと戦いたくないなら中央値の戦場を避けろ、外れ値で戦え」ということです。中央値というのは統計でいう正規分布の両端から数えてちょうど真ん中のところという意味ですね。 みなさんも使ってみて感じると思うのですが、ChatGPTは漫画のドラえもんに出てくる出来杉くんのような、ちょっとつまらないぐらいに優等生的で真っ当な返答を言ってきますよね。あの「真っ当」感はどちらにも偏らない、両方の意見を取り入れるということで生み出されているわけですが、それがまさに「中

                      #002 ChatGPTと戦いたくないなら中央値の戦場を避け、外れ値で戦おう|山口周
                    • 【2020年9月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                      2020年6月〜2020年9月の世界史関連の新刊の紹介 新型コロナウイルスの影響で各社延期していたのが一気に出たのか偶然かは分かりませんが、今期は世界史関連の本が多かったです。いつもは30冊の紹介ですが、今回は50冊紹介いたします。 この記事ですが、ブックマークしてメモ代わりに使ってもらえるといいと思います。ぼくも大型本屋に行ったときは、この記事を見ながら本探しをしています。 それでは参ります。 1. 『岩波新書〈シリーズ 中国の歴史〉 5 「中国」の形成 現代への展望』 岡本隆司 著 岩波新書 2020/7/17 「中国」の形成 現代への展望 (シリーズ 中国の歴史) 作者:岡本 隆司 発売日: 2020/07/18 メディア: 新書 さまざまな勢力が併存、角逐する一七世紀。そのカオスを収拾し、東アジアに君臨した清朝の「盛世」から、多元共存システムがほころびをみせる一八世紀。西洋の衝撃、

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                      • 長谷川白紙のルーツをたどる | アーティストの音楽履歴書 第11回

                        アーティストの音楽履歴書 第11回 [バックナンバー] 長谷川白紙のルーツをたどる 気鋭音楽家の土台を作ったエレクトロニカ、ジャズ、現代音楽との出会い 2019年12月24日 19:00 700 26 アーティストの音楽遍歴を紐解くこの企画。今回は、11月に発売された1stフルアルバム「エアにに」が好評を博している長谷川白紙のルーツに迫った。 取材・文 / 柴崎祐二 日常的に音楽に触れ、作曲もしていた幼少期実は中学に上がるまでの記憶がほとんどないんです。小学校の頃の記憶もごく一部を断片的にしか思い出せなくて……家族も特別音楽が好きだったというわけでもないんですが、4歳からピアノを習わされていたらしいので、日々音楽には触れていたんだと思います。だから、クラスでも「あいつは音楽ができる」みたいに思われていたらしく。当時のことを母親がたまに話してくれるんですが、どうやら小学生の頃から作曲らしきこ

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                        • ドリカムの中村正人さんのラジオに富野監督が来た #TOKYO_SPEAKEASY - 玖足手帖-アニメブログ-

                          【マサブログ更新】 「G」と「D」https://t.co/3m16J36UsF#TOKYO_SPEAKEASY#富野由悠季総監督#中村正人#あっちのドリカム#DOSCO_prime#レコーディングからMIXへ#番組の感想くれくれたこら pic.twitter.com/L6MuU66g3V— DREAMS COME TRUE Official (@DCT_STAFF) 2020年8月21日 富野総監督。 やっぱり凄い。 「0」と「1」の間に 無限の数字が 含まれているように 総監督の一言の中に 無限の意味が含まれている。 そのうちのひとつを 捉えるだけでも 一生かかるのに 一時間弱でその思いを 伝えるのは インポッシブル。 何度も聴いて 俺が伝えきれてないことを 探究してほしい。 「#speakeasy」 今夜のお客様は、#富野由悠季 さんと #DREAMS_COME_TRUE #ドリカム

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                          • 【6月7日版】アマゾンで24時間以内に値下がりした売れ筋商品ランキング | 激安!特価・タイムセール・クーポン観測所

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                            • 【4月4日版】アマゾンで24時間以内に値下がりした売れ筋商品ランキング | 激安!特価・タイムセール・クーポン観測所

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                              • 日本の年末の風物詩 第九合唱の意外なルーツ

                                2006年2月、東京の会場でベートーベンの交響曲第九番「歓喜の歌」(喜びの歌)を合唱する5000人のアマチュアの歌い手。同胞愛と調和をテーマとしたこの曲を合唱することは、日本では長い間、年末の風物詩となってきた。(PHOTOGRAPH BY TOSHIFUMI KITAMURA, AFP/GETTY IMAGES) 四国にあった捕虜収容所が、「世界最大級の合唱会発祥の地」だと聞けば、意外に思う人は多いだろう。第一次世界大戦が暗い影を落としていた時代に、その収容所ではベートーベン作曲の交響曲第九番が演奏された。ありあわせの楽器で行われたこのときの演奏は日本人の心をとらえ、今もなお人々から愛される年末の風物詩の誕生につながった。 毎年12月、日本各地では平和、希望、喜びのメッセージが込められた交響曲「第九」の演奏会が、何百回と開催される。会場はショッピングモールから公民館までさまざまだ。そして

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                                • 第二の脳を作るノート術Zettelkasten(ツェッテルカステン)とは? | jMatsuzaki

                                  ドイツの社会学者ニクラス・ルーマンが研究と執筆の相棒にしたアナログのカード型ノートシステムZettelkasten(ツェッテルカステン)とは? 2020年9月29日投稿 2022年1月27日更新 カテゴリ:Zettelkasten 著者: jMatsuzaki 私の愛しいアップルパイへ Zettelkasten(ツェッテルカステン)をご存知でしょうか。ドイツの社会学者Niklas Luhmann(ニクラス・ルーマン)によって考案されたアナログのカード型ノートシステムです。 これがノートの取り方、活用の仕方として実にエキサイティングなものなのであなたにも紹介せねばなるまいと馬を走らせてきた次第であります。 とびきり生産的な社会学者が第二の脳にしたカード型ノートシステム「Zettelkasten」 「社会システム理論」を提唱したことで知られるドイツの社会学者Niklas Luhmann(ニクラ

                                    第二の脳を作るノート術Zettelkasten(ツェッテルカステン)とは? | jMatsuzaki
                                  • クラシック曲ガイド(増田) を見やすくしたよ。

                                    anond:20210210062305 (クラシック曲ガイド) を見やすくしたよ。 はてな記法で、分類表示した。テキストは変えていません。 §1600年代前半 イタリアモンテヴェルディ  (みんな知ってる「私を死なせて」)カッチーニ  (「アヴェ・マリア」が有名だが実はソ連の音楽学者ヴァヴィロフの贋作。真作で有名なのは「アマリッリ」)ドイツシュッツ  (「ドイツ音楽の父」として有名)シャインシャイト  (以上3名は「ドイツ三大S」として有名) §1600年代後半 イタリアコレッリ  (「ラ・フォリア」が有名)おフランスリュリ  (バロック・フランスオペラの第一人者)ドイツパッヘルバル  (「カノン」だけが有名)イギリスパーセル  (オペラ「ディドーとエネアス」が有名) §1700年代前半 イタリアヴィヴァルディ  (「四季」の人)アルビノーニ  (「アルビノーニのアダージョ」が有名だが贋

                                      クラシック曲ガイド(増田) を見やすくしたよ。
                                    • 百田尚樹『クラシックを読む3』 を読みながら音楽を聴いてみた - ベートーヴェン「ピアノソナタ第8番」、スメタナ「モルダウ」、モーツァルト「レクイエム」 - - 時の化石

                                      どうもShinShaです。 今回は百田尚樹さんの著書『クラシックを読む3』に関する記事です。 このシリーズの記事も3回目。 本当にこのシリーズの本は面白いですね。 おカタイ普通のクラシック本には絶対に書いていない音楽家の人生のドラマが綴ってあります。 ベートヴェンやモーツァルトのような天才でも、人生に苦悩し懸命に音楽を創ったのだと知りました。 百田さんの文章には熱があり、ついついその音楽を聴いてしまいます。 そして、その曲がまた素晴らしいのですね😃 この本のサブタイトルは「天才が最後に見た世界」。 今回はベートーヴェン「ピアノソナタ第8番」、スメタナ「モルダウ」、モーツァルト「レクイエム」のエピソードをご紹介します。 百田尚樹氏について 『クラシックを読む3』から ベートーヴェン 「ピアノ・ソナタ第8番 悲愴」 スメタナ「モルダウ」 サブスク ミュージックを聴こう モーツァルト「レクイエ

                                        百田尚樹『クラシックを読む3』 を読みながら音楽を聴いてみた - ベートーヴェン「ピアノソナタ第8番」、スメタナ「モルダウ」、モーツァルト「レクイエム」 - - 時の化石
                                      • キミとの出会いは宿命だろうね - コピの部屋

                                        クラシックの音楽には番号がついているらしいよ バッハの作品に「BWV(ベー・ヴェー・ファウ)」という番号がついていて、ジャンルごとにまとめられている 同じように、モーツァルトは「ケッヘル番号」シューベルトは「ドイッチュ番号」と呼ぶんだって え?もっと? ヘンデルは「HWV」ハイドンは「ホーボーケン番号 」ヴィヴァルディは「リオム番号」みたいだけど、もういいかな? ベートーヴェン? 偉大な作曲家だと思うけど、彼専用の「何とか番号」じゃないみたい 初期の作品は「WoO.(作品番号無しの意)」らしく、あと「Op.(オーパス)」、それ以外に「ヘス番号」というのもある・・・たくさんありすぎて、覚えられないよ 彼は、ガムシャラに曲を作ったけど、途中で飽きちゃったりしたのかな? 一つ言えるのは、今日ここでキミと話しているのは、 『Op.67』ってこと www.youtube.com 僕はね、毎日のように

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                                        • レジュメ|Moonyoung Song「美的説明の選択性」(2021) - obakeweb

                                          Song, Moonyoung (2021). The Selectivity of Aesthetic Explanation. Journal of Aesthetics and Art Criticism 79 (1):5-15. 最近のJAACに載っている論文。「美的なもの[the aesthetic]」についての最新研究です。*1 【Abstract】広く認められているように、芸術作品が特定の非美的性質を持つことは、特定の美的性質を持つことを説明する。このような説明の興味深い特徴のひとつは、その選択性[selectivity]である。すなわち、美的性質の存在が依存する非美的性質のうち、一部のみが引用されるのだ。そこで、選択される非美的性質と、選択されない性質とを区別するものはなにかという問いが生じる。私は、ローラ・フランクリンホール[Laura Franklin-Hall]による

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                                          • レジュメ|「ビアズリーの美学」|スタンフォード哲学百科事典 - obakeweb

                                            本記事は、「スタンフォード哲学百科事典 Stanford Encyclopedia of Philosophy」収録「ビアズリーの美学[Beardsley's Aesthetics]」の意訳&抄訳である。 モンロー・ビアズリー(1915-1985)は20世紀英語圏を代表する美学者のひとりであり、分析美学においてはフランク・シブリー[Frank Sibley]と並ぶ巨人とみなされている。2005年のJAAC 63(2)号では「美学におけるビアズリーの遺産」としてシンポジウム特集が組まれているが、名だたる寄稿者たちが次のように紹介している。 もしビアズリーの『美学』が出版されていなければ、美学がなんであるのか私が理解することは決してなかっただろうと思う。出版に先立ち、私はすでに二年間も美学教員をしていたにもかかわらず、である。/ビアズリーの本の出版は、20世紀の分析美学において、最重要な出来事

                                              レジュメ|「ビアズリーの美学」|スタンフォード哲学百科事典 - obakeweb
                                            • ここに始まる〝不滅の9曲〟。ベートーヴェン『交響曲 第1番 ハ長調 作品21』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                              ベートーヴェン(1801年の肖像) 第1シンフォニーの評判は? 1800年4月2日にウィーンのブルク劇場で開催された、ベートーヴェン初のアカデミー(作曲家主催のコンサート)。 メインは、プログラム最後、大トリに持ってこられた記念すべき第1シンフォニー。 ベートーヴェンはすでに29歳になっていて、たくさんの名曲を作曲していましたが、シンフォニーについては長年構想を温め、推敲を重ねて、ようやく満を持して発表にこぎつけました。 モーツァルトが〝最後〟のシンフォニーを書いたのが32歳ですから、ベートーヴェンがいかにシンフォニーの作曲に慎重だったか、気合を入れたかが分かります。 〝不滅の9曲〟の一番目ですから、今から思えば別に不思議はないかもしれませんが、もともとオペラやコンサートのはじまりの曲、いわば前座に過ぎない〝軽い曲〟だったシンフォニーを、ベートーヴェンは初めから、自らの芸術の中核媒体として

                                                ここに始まる〝不滅の9曲〟。ベートーヴェン『交響曲 第1番 ハ長調 作品21』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                              • オーケストラ3密回避へ挑戦 不可能を可能にする、びわ湖ホールの「裏ワザ」 | 毎日新聞

                                                300平方メートル超に拡張された舞台でリハーサルに臨む京都市交響楽団のメンバーら=大津市のびわ湖ホールで2020年8月21日午前11時34分、濱弘明撮影 ウィズコロナの時代。クラシック音楽の演奏会も再開しつつあるが、主催者は大きな悩みに直面している。演奏者同士が「ソーシャルディスタンス」を保とうとすると、大人数のオーケストラはステージからあふれてしまう。結果としてコンサートで聴けるのは、モーツァルトやハイドンなど少人数で演奏可能な「古典派」の曲目に偏りがちだ。そんな中、びわ湖ホール(大津市)が23日の演奏会で、20世紀に初演されたマーラーの交響曲をフル編成で披露することになった。公演数の減少で多くのオーケストラが経営危機に立たされる中での新たな試みに、期待が集まる。不可能を可能にするためにどんな「裏ワザ」を使ったのか、リハーサルの現場を訪ねた。 約100坪の特大ステージ 公演2日前、21日

                                                  オーケストラ3密回避へ挑戦 不可能を可能にする、びわ湖ホールの「裏ワザ」 | 毎日新聞
                                                • 【曲解説】お情けで作った傑作。ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                  〝4大ヴァイオリン・コンチェルト〟の筆頭 これまで、ベートーヴェンの中期、いわゆる〝傑作の森〟といわれる時期の作品を聴いてきました。 この時期が過ぎると、ベートーヴェンの生産性はグッと落ち、作品数がかなり減って、内面的な世界に入っていく後期に向かっていきますので、ベートーヴェンの人気曲が一番多いのは中期です。 その爆発的創造の原動力となったのは、前々回取り上げたダイム伯爵未亡人ヨゼフィーネとの恋愛といわれており、それが影響していると考えられるのはピアノ・コンチェルト第4番、シンフォニー第4番、そして今回のヴァイオリン・コンチェルトです。 ベートーヴェンはヴァイオリン・コンチェルトをこの1曲しか完成させていませんが、メンデルスゾーン、ブラームス、チャイコフスキーの作品と合わせて、〝4大ヴァイオリン協奏曲〟の筆頭に挙げられています。 ちなみに、ほかの3人も、ヴァイオリン・コンチェルトは1曲しか

                                                    【曲解説】お情けで作った傑作。ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                  • 完全に幸せにしてくれるソナタ。ベートーヴェン『ホルン・ソナタ ヘ長調 作品17』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                    ジョヴァンニ・プント 珍しい、ホルンのためのソナタ 1800年4月2日のベートーヴェン初のアカデミー(作曲家主催のコンサート)の16日後、4月18日に彼は再びブルク劇場の舞台に立ちます。 それは、ヨーロッパで名高いホルン奏者、ジョヴァンニ・プント(1746~1803)のアカデミーでした。 そこで演奏されたのは、珍しいピアノ伴奏つきの「ホルン・ソナタ」でした。 このような曲はハイドンにもモーツァルトにもなく、ベートーヴェンにも1曲だけです。 まさにこの機会だけのために作曲されました。 それも、作曲したのはコンサートの前日! たまたま会ったプントから、明日アカデミーをやるんだよ、という話を聞いて、じゃあ私も1曲提供しましょう、という話になったのか、急に依頼されたのか、あるいは以前から頼まれていたのに自分のアカデミー優先でギリギリまで後回しにしていたのかは、分かりません。 いずれにしても、楽譜に

                                                      完全に幸せにしてくれるソナタ。ベートーヴェン『ホルン・ソナタ ヘ長調 作品17』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                    • 【コンサート】”Quartet Berlin Tokyo”を楽しむ。今後のためにも。 | 風の奏

                                                      こんばんは ましゅーです。 (`・ω・´)シャキーン 帰って来ました。 お疲れさまでした。 ねこーん 東京コンサート鑑賞ツアーから帰って来ました。リフレッシュ休暇を利用して、4泊5日の東京旅でした。(旅行記は近日中に公開したい…と思います。)その旅行中に思う事も多々ありましたので、それらについては徐々に対応していこうと思います。 ここから本編 今回の話題は【コンサート】です。 ( ゚д゚)ウム 先にね。 そうですね。 ねこーん 東京へコンサート鑑賞ツアーに出かけたのですが、今回はその前に言っていた四重奏コンサートの感想になります。こちらは室内楽の感想となりますのでね、サラッと書いておきます。 今回のコンサートについて 「何時かはクラウン…。」←古い。では無いですけど、僕は何時か四重奏をやりたいと思っているんです。(心当たりなんて一人もいないけど。)本当に何時かは…なんて思ってる夢なんですけ

                                                        【コンサート】”Quartet Berlin Tokyo”を楽しむ。今後のためにも。 | 風の奏
                                                      • ベートーヴェンとモーツァルトの時空を超えた競作。『ピアノと管楽のための五重奏曲』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                        ベートーヴェンがモーツァルトに挑戦? ベートーヴェンはベルリン滞在中、前回取り上げた素晴らしいチェロ・ソナタ 作品5をはじめとした素晴らしい作品を作りましたが、1980年になって、ある傑作もこの旅行中に作曲されたことが判りました。 それは、『ピアノと管楽のための五重奏曲 作品16』。 ピアノに、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットという非常に珍しい編成の曲です。 弦楽器はいません。 自筆譜が残っていないので、いつ作曲されたか定かではなかったのですが、スケッチ帳の紙質や透かしの研究で、この曲に関するスケッチがチェロ・ソナタ 作品5と同じもので、ベルリンで購入された紙と判明しました。 また、スケッチは、ベルリンの前の滞在地であるプラハの紙にも書かれていました。 さらに、ベルリンの紙に手紙の下書きが書きつけてあり、そこには、この五重奏曲を誰かに送る旨と、受け取っても誰にも渡さないように、と

                                                          ベートーヴェンとモーツァルトの時空を超えた競作。『ピアノと管楽のための五重奏曲』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                        • 今、ベートーヴェンを聴く意味とは。交響曲 第5番〝運命〟より第2~4楽章 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                          第1楽章冒頭の自筆譜 自由・平等・博愛を追求した作曲家 ベートーヴェンの、あまりにも有名な交響曲 第5番 ハ短調〝運命〟。今回は、第2楽章から最後まで聴きます。 ベートーヴェンの音楽は、ハイドン、モーツァルトの影響を大きく受け、その基盤の上に成り立っていますが、音楽の個性はかなり違っています。 一番の違いは、彼自身の感情や思いというものが、かなり強く反映されているということです。 また、そこには社会性、特に、貴族社会から市民社会へという世界史の転換期にあった時代精神も大きく盛り込まれています。 先輩であるモーツァルトは、時代の転換に直面した最初の作曲家で、身分差別に反発し、宮廷を飛び出して自由な音楽家としての生活を志向しました。 そして、広がる啓蒙思想や自由、平等、博愛という理念を、『フィガロの結婚』や『魔笛』といった作品に盛り込みましたが、フランス革命の進展を見ることなく、世を去りました

                                                            今、ベートーヴェンを聴く意味とは。交響曲 第5番〝運命〟より第2~4楽章 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                          • 宵の明星が優しく窓辺を打つ音。『ピアノソナタ 第18番 変ホ長調 作品31-3《狩》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                            ベートーヴェンの挑戦は続く ベートーヴェンの『3つのピアノソナタ 作品31』、今回は最後となる3曲目、第18番 変ホ長調を聴きます。 3曲セットのうち、この曲だけ4楽章となっています。 以前聴いた『3つのピアノソナタ 作品10』も、最後の第7番だけ4楽章になっていますが、このことにどこまで意味があるのかは分かりません。 このソナタもかなり変わっているのですが、〝新しい道〟を突き進むベートーヴェンにとって、〝普通の作品〟というのは、もはや無いのが普通、ということでしょう。 4楽章もあるのに、ゆっくりとした緩徐楽章がありません。 そんなのは後年のシンフォニー 第8番まで見られないです。 第2楽章は「スケルツォ」と題され、第3楽章が「メヌエット」になっています。 ベートーヴェンは、ハイドンやモーツァルトが作っていたメヌエットをどんどんスケルツォに置き換えていったのですが、それが並んでいる、という

                                                              宵の明星が優しく窓辺を打つ音。『ピアノソナタ 第18番 変ホ長調 作品31-3《狩》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                            • 国王に大喝采を浴びた、ベルリンのベートーヴェン。『2つのチェロ・ソナタ 作品5』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                              チェロ・ソナタ作品5をベートーヴェンと初演したジャン=ルイ・デュポール ベートーヴェンがたどるバッハ巡礼の旅 初の長旅に出た若きベートーヴェン。 1796年4月半ば頃、かけがえのない出会い、そして名声を獲得したプラハを後にして、次の目的地に向かいます。 彼を旅に連れ出したリヒノフスキー侯爵は、すでにウィーンに戻っていました。 最初はベルリンまでベートーヴェンを連れていって、プロイセン王に引き合わせる予定だったはずですが、所用ができたものと思われます。 ベートーヴェンはここからは一人旅になりますが、侯爵は十分にお膳立てしてくれていたと見えて、行程に支障はありませんでした。 次の目的地は、ザクセン選帝侯の都、ドレスデン。 到着したのは4月23日でした。 当時の選帝侯は、バッハがロ短調ミサやカンタータを捧げて、宮廷楽長の称号を求めたフリードリヒ・アウグスト2世の孫、フリードリヒ・アウグスト3世(

                                                                国王に大喝采を浴びた、ベルリンのベートーヴェン。『2つのチェロ・ソナタ 作品5』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                              • 〝ファンタジー〟の意味するものとは。ベートーヴェン『ピアノソナタ 第13番(幻想曲風ソナタ)変ホ長調 作品27-1』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                矛盾した?タイトル 前回に続き、ベートーヴェンの〝実験期〟のピアノソナタを聴いていきます。 1800年から1802年にかけて作られた2曲のソナタ「作品27」は、特に『幻想曲風ソナタ Sonata quasi una Fantasia』と名付けられ、1802年に出版されます。 幻想曲(ファンタジア)は、モーツァルトも何曲か書いていますが、曲の内容が幻想的、ファンタジック、という意味ではありません。 形式にとらわれず、作曲者の自由な発想、想像力のおもむくままに作られた曲、というニュアンスのジャンルです。 若きベートーヴェンがウィーンにピアニストとしてデビューして喝采を浴びたのは、即興演奏でした。 これは「ファンタジーレン」と称されて、コンサートの余興的な目玉になっていましたが、この精神でピアノソナタを構築した、というのが今回の実験なのです。 ソナタというのは、ハイドンが整え、モーツァルトが深め

                                                                  〝ファンタジー〟の意味するものとは。ベートーヴェン『ピアノソナタ 第13番(幻想曲風ソナタ)変ホ長調 作品27-1』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                • 魂の原風景 - 「童貞のまま結婚した男」の記録

                                                                  「魂の原風景」 ある記事を読んでいて「面白い」と感じた言葉だ。 「思想のバックボーンとなるもの」 もっと踏み込むと、 「無垢な時期」に「感動したもの」「衝撃を受けたもの」 そう言い換えられるだろうか。 【私にとっての魂の原風景】 ゲーム: 「ドラクエ」「FF」「ポケモン」 「パワプロ」「ウイニングイレブン」 漫画: 「HUNTER x HUNTER」「ONEPIECE」 「NARUTO」 「ドラゴンボール」「スラムダンク」 音楽: 「BUMP OF CHICKEN」「19」「槇原敬之」 「GLAY」「ラルク」 「T.M.Revolution」「Mr.Children」 本: 「三国志」「ダレンシャン」 「重松清」「富野由悠季」 映画: 「フォレストガンプ」「ショーシャンクの空に」 「マトリックス」 アニメ: 「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」「ジブリ」 「ガンダム」 スポーツ: 「ヤクル

                                                                    魂の原風景 - 「童貞のまま結婚した男」の記録
                                                                  • みんな大好き!ベートーヴェン『ピアノソナタ 第8番 ハ短調 作品13《悲愴》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                    比較的弾きやすい?傑作 ベートーヴェンの生い立ちから、一般的には馴染みの薄い若い頃の作品を聴いてきましたが、ようやくポピュラーな作品に出会うことになります。 『悲愴ソナタ』です。 〝月光〟〝熱情(アパッショナータ)〟とともに、ベートーヴェンの3大ソナタと称えられる名作です。 激しい情熱と深い抒情をはらんだこの曲は、聴く人を誰でも魅了してしまいます。 友人のピアノ教室の発表会で、小学生がこれを見事に弾いたのを聴いて、妻は椅子から転げ落ちんばかりに驚いていました。 妻はこの曲を聴いたことがなかったらしく、目の前で神童が奇跡を起こしたように感じたようです。 ピアノの弾けない私には分かりませんが、この曲にはそれほど難しい演奏技術は求められていないようです。 大学時代に友人がこの楽譜を貸し借りしているのを見て、こんな曲が弾けるのか!?と問いただしたところ、けっこういけるよ、という答えに驚いた記憶もあ

                                                                      みんな大好き!ベートーヴェン『ピアノソナタ 第8番 ハ短調 作品13《悲愴》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                    • あなたの音感は何型か? ~「絶対音感」の誤解

                                                                      まず、読み始める前に、このフローチャートで、自分の「音感型」を見つけてください Go!! ★禁無断転載! はじめに ここに「絶対音感」を持っていると自称する三人の男女に集まってもらった。 誰もが知っているであろう小学校唱歌の『チューリップ』(さいたさいた……)という曲がある。このメロディーを、ピアノでFのキー(ヘ長調)で弾いてみる。 「これをドレミで歌ってみて」と言われた三人の男女は、それぞれ次のように答えた。 ◎A君 「簡単さ、ドレミ ドレミ ソミレドレミレ……だね」 ◎Bさん 「違うわ。ファソラ ファソラ ドラソファソラソ……だわ」 ◎Cさん 「これをドレミで歌えですって? 無理よ。調律が狂っているもの。このピアノ、Aが445ヘルツくらいあるわ。いくらなんでもピッチが高すぎる。気持ち悪くて聴いてられないわ」 さて、この三人、誰が本当の「絶対音感」の持ち主なのだろうか? また、絶対音感が

                                                                      • 天才少年が作った前衛作品と、最大の師ネーフェ。ベートーヴェン『選帝侯ソナタ』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                        クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェ(1748-1798) 学校の勉強はできなくても ベートーヴェン少年は、学校の勉強は苦手だったようです。 公立の小学校に入学したものの、当時の同級生からは、怠け者だったという証言があります。 大人になってからも、ベートーヴェンは計算が苦手だったとか、文章にも誤りが多いとか言われ、幼い頃サボっていたからだ、といわれていますが、学校の成績は将来の成功とは必ずしも因果関係はありません。 中学・高校にあたるギムナジウムには進学しませんでしたが、大人になってからのベートーヴェンは読書家で、インド哲学にまで興味を示していますから、知的好奇心旺盛で高い教養を身につけています。 要するにベートーヴェンは、嫌いなことは一切やらず、好きなことには没頭するタイプだったのです。 没頭したのはオルガン、クラヴィーアといった鍵盤楽器の演奏で、教会や修道院に行っては修道士に教えを乞

                                                                          天才少年が作った前衛作品と、最大の師ネーフェ。ベートーヴェン『選帝侯ソナタ』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                        • 「農奴解放政策」が音楽にもたらしたもの。ハイドン:交響曲 第73番 ニ長調《狩り》 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                          ルーベンス『狩りをするディアナとニンフたち』 農民と農奴の違いとは 新年あけましておめでとうございます。 本年も本ブログをよろしくお願いいたします。 さて、昨年に引き続き、モーツァルトに保護を与えたことで有名な、皇帝ヨーゼフ2世の〝上からの改革〟とその影響をみていきます。 「宗教の寛容」と並んで名高いのが、「農奴の解放」です。 もうすぐ19世紀という時代なのに、中世の農奴制がまだ残っていたの?と驚きますが、農村というのは都会に比べて、どの国でもどの時代でも保守的で、なかなか変化しにくいのです。 農業の生産活動が、商工業などに比べて暦に縛られ、毎年毎年のルーティンがきっちり決まっているからなのかもしれません。 これを下手に崩そうものなら、たちまち収穫が得られなくなるのではないか、という怖さがあります。 日本でも、地主と小作人の従属関係は、戦後の農地改革まで続いていたという見方もあります。 中

                                                                            「農奴解放政策」が音楽にもたらしたもの。ハイドン:交響曲 第73番 ニ長調《狩り》 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                          • けだるい昼下がりのメロドラマ。ハイドン『交響曲 第7番 ハ長調《昼》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                            三部作が初演された、ウィーン・ヴァルナー通りのエステルハージ侯爵邸 ハイドンが題名をつけた、唯一のシンフォニー ハイドンが1761年、ハンガリーの大貴族、エステルハージ侯爵家の宮廷楽団副楽長として雇用され、最初のデビュー作として作曲した、3曲セットのシンフォニー、『朝』『昼』『晩』。 今回は2曲目の『昼』を聴きます。 3曲のうち、この曲だけ自筆譜が遺されており、そこに1761年の日付があったため、年代の特定ができたのです。 ちなみに、ハイドンのシンフォニーにはいくつも親しみやすい愛称がついていますが、それは題名ではなく、また作曲者の意図を反映したものでさえありません。 ハイドンが題名を楽譜に記したのは、104曲のうち、実にこの曲だけなのです。 曲の中身も、各楽器すべてにそれぞれソロの見せ場が与えらえれ、メンバーを入れ替えた新生楽団の団員紹介になっていますので、まさにデビュー曲であることが裏

                                                                              けだるい昼下がりのメロドラマ。ハイドン『交響曲 第7番 ハ長調《昼》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                            • 贋作性について|Tamula_Rasa

                                                                              ネルソン・グッドマン『芸術の言語』第三章の議論を読んで考えたことを書きます。 《モナリザ》の絵には贋作がありえて、ハイドンの《ロンドン交響曲》には贋作がありえない。同じく、彫刻の贋作はあり得ても、文学の贋作はあり得ない。このように、芸術ジャンルごとに贋作、模倣が存在しうるかどうかが決まっているように思える。 (ここでいう贋作とはいわゆる「実物参照的な」贋作、つまり「《モナリザ》にそっくりな絵」のようなもの。ジャゾット作の『「アルビノーニの」アダージョ』や、あるいはファン・メーヘレンがフェルメールの画風を真似て描いた絵のことを指すのではない) グッドマンによれば、こうした差異は絵や彫刻(あるいは書画、ダンスも?)には同一性の基準となる記譜法がないが、音楽や文学には記譜法があることに由来するという。 「記譜法」というのは音楽でいえば楽譜であり、文学でいえば文字の配列である。記譜法は作品の構成的

                                                                                贋作性について|Tamula_Rasa
                                                                              • 人類の恩人がしてくれたこと。ベートーヴェン:バレエ音楽『プロメテウスの創造物』前編 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                                ヤン・コシエール『火を運ぶプロメテウス』(1637年) ベートーヴェン唯一のバレエ音楽 1801年3月28日、ウィーンの宮廷劇場(ブルク劇場)でバレエが上演されました。 ベートーヴェン唯一のバレエ音楽、『プロメテウスの創造物』です。 若い頃、ボン時代にワルトシュタイン伯爵の依頼で『騎士バレエ WoO1』を書いたことはありましたが、これは宮廷貴族たちの出し物のための、余興的なものでしたので、本格的なバレエはこれだけ、ということになります。 同じブルク劇場で第1シンフォニーを発表してから1年。 31歳のベートーヴェンが書いた2番目の大規模なオーケストラ作品となります。 序曲、導入曲と16の情景曲で構成されていますが、今演奏される機会があるのはほとんど序曲だけです。 しかし、本体の音楽も迫力があって実に素晴らしく、しかも、のちのシンフォニーの傑作につながっていく内容です。 台本が失われてしまって

                                                                                  人類の恩人がしてくれたこと。ベートーヴェン:バレエ音楽『プロメテウスの創造物』前編 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                                • 朝の来ない夜はない。ハイドン:オラトリオ『四季』より第2部『夏』第9~11曲〝夜明け〟 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                                  さわやかな夏の夜明け ハイドンのオラトリオ『四季』の4回目、第2部『夏』に移ります。 『夏』は、夜明けからはじまります。 朝まだき、闇に包まれた村。みな眠っています。 音楽は、ハ短調の暗い序奏から始まります。 ルーカスが、静かに語りはじめ、だんだんと、東の空が赤くなってきます。 うすらうすら、あたりが明るくなってくると、まず目を覚ますのは雄鶏。 黎明の中、闇を追い払うかのように、けたたましく鳴き声を上げます。 コケコッコー!! この声で、夜の王者フクロウはあわてて洞窟のねぐらに帰っていきます。 鶏鳴を聞いて、まず起きるのは羊飼い。 目をこすりながら、羊小屋の扉を開け、羊たちを連れて丘を登っていきます。 やがて、あたりはどんどん明るくなり、羊飼いは歩みを止め、杖によりかかって東の空を眺め、その瞬間を見つめます。 周りの山々が輝きはじめ、ついに太陽が姿を現し、するどい光の矢を放ちます。 ああ、

                                                                                    朝の来ない夜はない。ハイドン:オラトリオ『四季』より第2部『夏』第9~11曲〝夜明け〟 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~