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北大西洋条約機構 わかりやすくの検索結果1 - 29 件 / 29件

  • 【小泉悠】「いいところなし」の少年に、「細部から全体像を描く」を教えてくれた人:朝日新聞GLOBE+

    手元に置いた携帯電話がひっきりなしに鳴っている。ほとんどが取材依頼だという。2月24日のロシアによるウクライナ侵攻後、時の人になった。 引っ張りだこになるのには訳がある。相手に目線を合わせつつ、複雑な事象をわかりやすく説明する力。ロシアにもウクライナにもくみせず、膨大な軍事情報をつないで全体像を描き出す分析力。 「彼は言葉の力で一種の社会現象を起こしている」。そう話すのは、2019年、小泉さんを東大先端科学技術研究センター(先端研)に誘った先端研教授の池内恵さんだ。 「彼が話すと議論が整理されていくんです。いろんな人が投げた球を一つずつ拾い、それに答えつつまとめるという、非常に高度なことをやっている」。だが、人気の理由は、明晰さだけではなさそうだ。ときおり垣間見せるユーモアや、硬軟とりまぜた引き出しの多さ。自ら「軍事オタク」ぶりを見せて、楽しんでいるふしもある。 東京大学先端科学技術研究セ

      【小泉悠】「いいところなし」の少年に、「細部から全体像を描く」を教えてくれた人:朝日新聞GLOBE+
    • [初心者]オブジェクト指向でなぜつくるのか - Qiita

      はじめに オブジェクト指向はなんとなく理解しているつもりだったが、人に明確に説明できるほどではなかったため、オブジェクト指向でなぜつくるのかを読んで、まとめた。非常に分かりやすい書籍なのでQiitaをご覧いただき、いいねをつけていただいた上でご一読ください。 1. オブジェクト指向はソフトウェア開発を楽にする技術 オブジェクト指向とは、業務分析から要求定義、設計、プログラミング、開発プロセスまでをカバーするソフトウェア開発の総合的な技術である。 オブジェクト指向が難しいと思われるのは、技術そのものの複雑さに起因するのではなく、状況が混乱しているためである。そして分からないがゆえ、一般人には手の届かない神秘的な魔法だと思われてしまう。 混乱①用語の洪水 対象分野が広いゆえ、特殊用語のオンパレードになってしまい混乱してしまう。 現実世界やシステムは、データと手続きをまとめた「オブジェクト」から

        [初心者]オブジェクト指向でなぜつくるのか - Qiita
      • ロシアとアメリカとEU、ウクライナで戦争が起こるのか。なぜこうなったのか。現状は。(わかりやすく)(今井佐緒里) - エキスパート - Yahoo!ニュース

        2020年9月ナチス占領からドンバス地方解放77周年の式典。自称ドネツク国の人々(写真:ロイター/アフロ) ロシアがウクライナに、来年2022年早々にも軍事攻撃を計画しているという、物騒なニュースが入ってきた。 アメリカの『ワシントン・ポスト』(電子版)が12月3日、米情報機関が作成した報告書の内容などとして、ロシアが大規模なウクライナ侵攻を計画していると報じたのである。 最大17万5000人を動員した多正面作戦になる見通しだと指摘しているという。 なぜこうなったのか:NATOとEU そもそもなぜこうなったのか。 一言で簡単に言うのなら、ウクライナは北大西洋条約機構(NATO)に入りたい、ロシアは阻止したいーーということだ。 その前をたどると、ウクライナは欧州連合(EU)に入りたかった。だから、加盟国候補になるための正式な手順の一歩として、EUと連合協定というものを結ぼうとした。 これにロ

          ロシアとアメリカとEU、ウクライナで戦争が起こるのか。なぜこうなったのか。現状は。(わかりやすく)(今井佐緒里) - エキスパート - Yahoo!ニュース
        • 韓国関連で「そんなことは言っていない」が起きる原因 - 日韓問題(初心者向け)

          さて、本日は最近も発生した韓国関連の「そんなことは言っていない」が起きる理由を、過去記事とは別視点で書いていきます。 初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。 ブログ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由 - 日韓問題(初心者向け) 注意 ・このブログは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています ・当ブログのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです ・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません ・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらどう思うか」という客観性を常に持ちましょう ・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください つい先日も韓国政府から「日韓首脳会談が行われる」というコメントがあったが、日本政府から否定され結局行われないという、いつもの「そんなことは言っていない」が発生してい

            韓国関連で「そんなことは言っていない」が起きる原因 - 日韓問題(初心者向け)
          • 【詳しく】なぜ?アメリカがロシアと戦わない3つの理由 | NHK

            これまで世界各地の紛争に軍を派遣してきた世界一の軍事大国=アメリカ。 しかしウクライナをめぐって、バイデン政権は早々に軍事介入はしないと宣言しています。 ロシアによる攻撃で市民の犠牲が増え続ける中でも、その方針は変わらないのでしょうか? そもそも、なぜウクライナにアメリカ軍を送らないのでしょうか。 わかりやすく解説します。 アメリカが軍を送らない3つの理由とは? 「1%でいいんだ。NATOが持つ戦車の1%を供与してほしい」 3月24日に行われたNATO=北大西洋条約機構の首脳会議でウクライナのゼレンスキー大統領が訴えたことばです。 しかし、バイデン大統領は戦闘機の供与はもちろん「アメリカ軍を派遣しない考えに変わりはない」と日々強調しています。 バイデン大統領の説明や専門家などの指摘によると、その理由は主に3つ、「守る義務がない」「利益がない」「軍事衝突を避けたい」です。

              【詳しく】なぜ?アメリカがロシアと戦わない3つの理由 | NHK
            • 「点」で思考する韓国の考え方 - 日韓問題(初心者向け)

              さて、本日は過去記事「ネロナムブルを認識できるが自覚できない韓国人」に関連した内容を扱っていきます。 過去記事 ネロナムブルを認識できるが自認できない韓国人 - 日韓問題(初心者向け) 初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。 ブログ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由 - 日韓問題(初心者向け) 注意 ・このブログは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています ・当ブログのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです ・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません ・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらどう思うか」という客観性を常に持ちましょう ・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください 近年悪化し続ける韓国の対中感情関連で観察できる特徴として、韓国人が行う中国批判には、韓国も同様の

                「点」で思考する韓国の考え方 - 日韓問題(初心者向け)
              • 「ロシアはウクライナに侵攻する」どれだけ反発されてもバイデン米大統領がそう主張を続けるワケ 放置すればクリミアと同じになる

                ウクライナをめぐって、アメリカは「ロシアはウクライナ侵攻を計画している」と主張し、ロシアが「そんな意図はない」と否定するやりとりが続いている。日本大学危機管理学部の福田充教授は「バイデン大統領はクリミア侵攻を許した『2014年の失敗』を繰り返さないために必死だ。しかしプーチン大統領の本当の狙いは直接侵攻にあるわけではない」という――。 なぜプーチンはウクライナに固執するのか アメリカのナンシー・ペロシ下院議長はABCテレビのニュース番組で、「ウクライナへの攻撃は民主主義への攻撃だ」とロシアに警告した。この一言がこのウクライナ危機の本質を表している。 ベラルーシで実施された合同軍事演習に参加するという名目で、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は大量の部隊と兵器をウクライナ国境に集結させた。 そして大規模な実弾軍事演習を長期間にわたって展開し、その模様を国営プロパガンダメディアであるタス通信

                  「ロシアはウクライナに侵攻する」どれだけ反発されてもバイデン米大統領がそう主張を続けるワケ 放置すればクリミアと同じになる
                • プーチン大統領が思い描く結末は「帝国の復興」

                  (CNN) ウラジーミル・プーチン大統領の胸の内を読むのは一筋縄ではいかない。だが時に、ロシアの指導者はわかりやすくしてくれる。 9日、プーチン氏がロシアの若い起業家らと会談した時がそうだった。ウクライナに対してプーチン氏が思い描く結末のヒントを探しているなら、会談の書き起こし原稿を読めばいい。ご丁寧にも英語で公表されている。 プーチン氏の言葉がすべてを物語っている。プーチン氏がウクライナで目指していること、それはロシア帝国の復興だ。 挑発的な文章の中でもすぐに大勢の目を引いたのが、自らをピョートル大帝になぞらえた1文だった。ピョートル大帝は17世紀後半に即位し、ロシアの近代化やサンクトペテルベルクの建設を行ったツァーリ(皇帝)だ。サンクトペテルブルクはプーチン氏の生まれ故郷でもある。 リラックスして満足気なプーチン氏は「ピョートル大帝は21年間にわたって大北方戦争を展開した。表向きは、ロ

                    プーチン大統領が思い描く結末は「帝国の復興」
                  • 【大人のための政治経済】なぜアルメニアとアゼルバイジャンで軍事衝突が?~日本との関係や国際社会の反応を解説 - Shiras Civics

                    27日、カフカス地方のアルメニアとアゼルバイジャンで軍事衝突が起こりました。 今回はこの問題について解説します。紛争がどういう影響を及ぼすのか、日本にどういう影響があるのか、見ていきましょう! そもそもアルメニアとアゼルバイジャンってどこにあるの? アルメニア アゼルバイジャン アルメニアとアゼルバイジャンで何が起きたの? 国際社会の反応~争いの背後にいる国々~ 今後の見通しは?日本との関係はどうなる? 参考 そもそもアルメニアとアゼルバイジャンってどこにあるの? 地図で確認すると、このあたりにあります。ロシアの南、イランの北、トルコの東という大国に挟まれた地域です。 ナゴルノ・カラバフ:国家のようで国家でない地域 – GNV 今回軍事衝突が起きたのはナゴルノ・カラバフという地域です。 ここはアゼルバイジャンの領土内にありますが、実効支配しているのはアルメニア人です。 元々両国ともソ連の構

                      【大人のための政治経済】なぜアルメニアとアゼルバイジャンで軍事衝突が?~日本との関係や国際社会の反応を解説 - Shiras Civics
                    • ウクライナ侵攻、世界はどこで道を間違えたのか - 塩原俊彦|論座アーカイブ

                      ウクライナ侵攻、世界はどこで道を間違えたのか 「熊が来る」が起きた背景を探る 塩原俊彦 高知大学准教授 2022年2月24日、ウラジーミル・プーチン大統領はテレビ演説し、そのなかで、「国際連合憲章第7編第51条に従い、ロシア連邦評議会の認可を得て、本年2月22日に連邦議会が批准したドネツク人民共和国(DNR)およびルガンスク人民共和国(LNR)との友好および相互援助に関する条約に基づき、特別軍事作戦を実施する決定を下した」と語った。 さらに、「その目的は、8年間キエフ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を保護することだ。そしてこの目的のために、我々はウクライナの非軍事化と非ナチ化をめざし、ロシア連邦の市民を含む一般市民に対して数々の血生臭い犯罪者たちを裁きにかけるつもりだ」と語ったのである。 この発言のなかで、「非軍事化」と「非ナチ化」は意味深長なものである。「非軍事化」は単に武

                        ウクライナ侵攻、世界はどこで道を間違えたのか - 塩原俊彦|論座アーカイブ
                      • ウクライナの対ロシア最終勝利は妄想、和平プロセスに必要な3つの内容

                        1961年アテネ生まれ。2015年、ギリシャの経済危機時に財務大臣を務め、EU から財政緊縮策を迫られるなか大幅な債務帳消しを主張し、世界的な話題となった。長年イギリス、オーストラリア、アメリカで経済学を教え、現在はアテネ大学で経済学教授を務めている。著書には『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』(ダイヤモンド社、2019年)の他に、EU経済の問題を指摘した『わたしたちを救う経済学』(Pヴァイン)や「史上最良の政治的回想録の1つ」(ガーディアン紙)と評された『黒い匣 密室の権力者たちが狂わせる世界の運命』(明石書店)など、数々の世界的ベストセラーを持つ。2016年にはDiEM25(「欧州に民主主義を運動」2025)を共同で設立し、その理念を世界中に訴えている。PHOTO: REUTERS/AFLO World Voice 世界的に著名な識者・経営者の翻訳

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                        • 鶴岡路人×細谷雄一|「プーチンの戦争」だけでは分からない全体像 ウクライナ侵攻から一年 #1:鶴岡路人,細谷雄一 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

                          2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻から一年が過ぎた。この戦争をどのように捉えればよいのか。ヨーロッパの安全保障を専門とし、新著『欧州戦争としてのウクライナ侵攻』(新潮選書)を刊行した鶴岡路人氏が、英国外交史と国際政治が専門の細谷雄一氏とともに一年を振り返り、日本人に見えにくい「欧州」という視座から戦争の全体像に迫る。 *** ウクライナ存続は必然ではなかった 細谷雄一 2022年2月24日の、ロシアによるウクライナへの侵攻から一年を迎えました。一年を振り返って、この戦争をどう位置づければよいか。今のお考えはいかがですか。 鶴岡路人 この一年は、ウクライナが抵抗をし続けたということですね。やはりそれが非常に大きかったので、今日の姿になっている。逆に言えば、今日のような姿になっていなかった可能性も十分にあったと考えるべきだと思うんです。 2022年2月から3月にかけて、ロシアはウ

                            鶴岡路人×細谷雄一|「プーチンの戦争」だけでは分からない全体像 ウクライナ侵攻から一年 #1:鶴岡路人,細谷雄一 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
                          • 直言(2022年5月2日)ユルゲン・ハーバーマス「戦争と憤激」──ドイツがヒョウでなくチーターを送る時代に

                            日本国憲法の75年 明日は、日本国憲法施行75年である。1986年の釧路以来36年間、憲法記念日に全国各地で講演してきた。コロナにより1年中止で、昨年は名古屋だった。今年は12年ぶりに静岡で講演する。憲法や憲法改正については、岸田文雄首相の憲法に対する姿勢について書いた直言「岸田さん、本音はどこですか──「政権維持装置」としての改憲?」をお読みいただきたいと思う。 ドイツの安全保障政策の大転換 さて、ウクライナをめぐる状況がますます悪化している。市民の犠牲は増える一方である。日本も関与したイラク侵略戦争の開戦から来年で20年。「イラク・ボディ・カウント」を見ると、今も毎日のように死者が出ている。終っていないのだ(直言「「馬鹿が戦車でやって来る」――イラク・ボディ・カウントは続く」参照)。そして、北大西洋条約機構(NATO)の会議に日本が参加するという。NATOの「東方拡大」は、とうとう北東

                              直言(2022年5月2日)ユルゲン・ハーバーマス「戦争と憤激」──ドイツがヒョウでなくチーターを送る時代に
                            • ロシアは何を見逃していたのか?ルトワックの「逆説的論理」で考察する

                              アメリカの戦略家ルトワックの「逆説的論理」を元にウクライナ情勢を分析 ロシア軍の苦戦に、プーチン大統領が見逃していたウクライナ側のリアクション 奥山氏、具体的に5つのリアクションを指摘 ロシア軍によるウクライナ侵攻が始まってから、とうとう1か月が過ぎた。 戦況は膠着状態に陥っており、全体的な報道を見ると、ロシア側の苦戦とウクライナ側の善戦が伝えられている。ところが今後の事態がどうなるのかについては、専門家や研究者たちにも正確に予測するのは難しい。そもそも戦争というのは実にやっかいで複雑な現象であるからだ。 しかしこのような複雑な現象について、俗に「戦略家」と呼ばれるような人々、またはそのような感覚を持った人々は、全体的な戦況や国際政治環境について、すでにいくつかの興味深い視点を提供している。 「パラドキシカル・ロジカル」で戦況を眺める そこで今回は、アメリカの戦略家であるエドワード・ルトワ

                                ロシアは何を見逃していたのか?ルトワックの「逆説的論理」で考察する
                              • 井上成美と野中広務が泣くだろう。元首相秘書官がみた安保3文書 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                国家安全保障戦略など安保関連3文書が16日の閣議で決まった。岸田文雄内閣は今、2023年度から27年度まで5年間の防衛費を約43兆円に増やすとした方針を巡って大揺れだ。財源のなかで、2027年度に年1兆円強を増税で確保するとしたからだ。高市早苗経済安全保障担当相は10日、ツイッターに「賃上げマインドを冷やす発言を、このタイミングで発信した首相の真意が理解できない」と書き込んだ。萩生田光一政調会長は11日、国債の償還費の一部を財源にする案に触れた。自民党の佐藤正久元外務副大臣は11日のフジテレビ番組で「防衛力の中身を説明する前に増税というのは順番が違う」と語った。岸田首相は13日、自民党役員会で「今を生きる国民が自らの責任としてしっかりその重みを背負って対応すべきものである」と語ったが、後に「今を生きる我々が自らの責任として」と修正するなど、てんやわんやの状況で、政権の危機にもつながりかねな

                                  井上成美と野中広務が泣くだろう。元首相秘書官がみた安保3文書 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                • 「熊が来る」という嘘:「二度あることは三度」か、それとも「三度目の正直」か - 塩原俊彦|論座アーカイブ

                                  「熊が来る」という嘘:「二度あることは三度」か、それとも「三度目の正直」か 塩原俊彦 高知大学准教授 2022年2月11日、国家安全保障担当のジェイク・サリバン米大統領補佐官は、「ウラジーミル・プーチンが命令すれば、いつでも侵略が始まる可能性のある時期に来ている」として、冬季五輪の期間中でも侵略がはじまる可能性があると警告した。そのうえで、ウクライナにいる米国人はできるだけ早く、いずれにせよ24時間から48時間以内に退去する必要があるとした。これは、「熊が来る」と騒ぎ立てるジョー・バイデン政権の三度目の大騒ぎということかもしれない。「二度あることは三度」か、それとも「三度目の正直」か。 「五日間戦争」の教訓 心配なのは、2008年8月にグルジア(現ジョージア)で起きた戦争、いわゆる「五日間戦争」の再現だ。このサイトの拙稿「ウクライナで「ドローン戦争」か?:陸上戦に自信 をもつウクライナ・米

                                    「熊が来る」という嘘:「二度あることは三度」か、それとも「三度目の正直」か - 塩原俊彦|論座アーカイブ
                                  • 「ロシアのウクライナ侵攻」という騒ぎを読み解く:米ロ「どっちもどっち」という視点が重要 - 塩原俊彦|論座アーカイブ

                                    ロシアが現在、ウクライナ国境に展開している兵員数はわからない。10万人規模の兵士がいるというのが米国政府の見立てだが、ウクライナ側は12万人以上だとみている。ロシア軍の配備は昨年春から軍事演習を名目に進められてきた。演習後も駐留が長引いており、それがウクライナ側の不信感につながり、米国が「ロシアのウクライナ侵攻」という計画の存在を「でっち上げる」要因ともなっているように思われる(この点については、拙稿「「ロシアのウクライナ侵攻」はディスインフォメーション:真相を掘り起こす」を参照)。 プーチンは、ウクライナ国境近くに配備した多数の兵力を恫喝(どうかつ)材料にして、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟といった西側勢力による東方拡大を阻止しようとしているのだろう。だが、それがウクライナへの全面的な侵攻計画による脅しであるというのは、あくまで米国政府の勝手な推量でしかない。むしろ、騒動を

                                      「ロシアのウクライナ侵攻」という騒ぎを読み解く:米ロ「どっちもどっち」という視点が重要 - 塩原俊彦|論座アーカイブ
                                    • 二松学舎大学『學』vol.65 特集:ロシア・ウクライナ問題から考える—世界の中にいる私 国境とアイデンティティ

                                      ロシアによるウクライナ侵攻から1年以上がたちました。終わりの見えない戦いは、日本にも無関係ではありません。二松学舎大学では、国際政治経済学部において国際関係や歴史を学びますが、これからの時代は学部を問わず、だれにとっても重要なテーマになりそうです。そこで、本学国際政治経済学部の合六強先生と、ヨーロッパの国際政治が専門の東野篤子先生、ロシアの軍事情勢に詳しい小泉悠先生に、「国際関係を学ぶ意義」について語り合っていただきました。 「疑問」や「観察」から 国際関係を学ぶ道へ ―先生方が国際政治や国際関係論を学ぼうと思われたきっかけから教えてください。 合六 2001年、高校2年生の夏にアメリカにホームステイしていたんです。帰国した直後に同時多発テロ事件が起きて、訪問した場所が攻撃を受けた衝撃と、「何でこんなことになっているの?」と疑問を抱きました。それが、国際政治に関心を持ったきっかけです。 そ

                                        二松学舎大学『學』vol.65 特集:ロシア・ウクライナ問題から考える—世界の中にいる私 国境とアイデンティティ
                                      • プーチン「大ロシア主義」という妄想の怖さ【知の達人の特別講義に学ぶ】

                                        (はしづめ・だいさぶろう)。1948年生まれ。社会学者。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。大学院大学至善館教授、東京工業大学名誉教授。著書に『はじめての構造主義』『はじめての言語ゲーム』(ともに講談社現代新書)、社会学者・大澤真幸氏との共著に、『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書、新書大賞2012を受賞)などがある。 死の講義 佐藤優氏絶賛!「よく生きるためには死を知ることが必要だ。」。「死」とは何か。キリスト教、イスラム教、ユダヤ教などの一神教はもちろん、仏教、神道、儒教、ヒンドゥー教など、それぞれの宗教は、人間は死んだらどうなるか、についてしっかりした考え方をもっている。知の達人であり、宗教社会学の第一人者である著者が、各宗教の「死」についての考え方を、鮮やかに説明する『死の講義』が発刊された。コロナの時代の必読書である、本書の内容の一部を紹介します。 バックナンバー一

                                          プーチン「大ロシア主義」という妄想の怖さ【知の達人の特別講義に学ぶ】
                                        • 戦後75年の日本外交を振り返る【兼原信克】【白鳥潤一郎】

                                          『公研』2020年8月号「対話」 兼原 信克・同志社大学特別客員教授×白鳥 潤一郎・放送大学准教授 終戦から75年経ち、日本は経済大国として世界に確固たる地位を占めた。しかし、世界の平和・安定に対して十分な役割を果たしてきたと言えるのだろうか。また、現実的で具体的な安全保障を行ってきたのだろうか? 戦後の日本外交を振り返り、この先の戦略を構想する。 コロナ危機が世界の潮流を大きく変えることはない 白鳥 「終戦」から75年が経ちました。今日は戦後の日本外交のいくつかの場面を振り返って考えてみますが、その前に未だ収束に至っていないコロナ危機が今後の世界に与える影響について、意見を交換できればと思います。 コロナ後の世界については、すでにいろいろな事態が想定されています。ただし予測することはできないし難しいのではないか、というのが私自身の率直な印象です。「ウィズコロナ」という考え方も打ち出されて

                                            戦後75年の日本外交を振り返る【兼原信克】【白鳥潤一郎】
                                          • 4月29日は日高火防祭、上杉まつり、出町子供歌舞伎曳山祭、曲水の宴、呉みなと祭り、錦帯橋まつり、有田陶器市、 春土用の間日、昭和の日、国際盲導犬の日、ふくの日、タオルの日、畳の日、羊肉の日、阿寒湖湖水開き、豊後高田昭和の町の日、フォニックスの日、歯肉ケアの日、等の日&話題 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

                                            4月29日は何の日? その日の出来事は? 2023年(令和5年) 4月29日は日高火防祭、上杉まつり、出町子供歌舞伎曳山祭、曲水の宴、呉みなと祭り、錦帯橋まつり、有田陶器市、 春土用の間日、昭和の日、国際盲導犬の日、ふくの日、タオルの日、畳の日、羊肉の日、阿寒湖湖水開き、豊後高田昭和の町の日、フォニックスの日、歯肉ケアの日、等の日です。 ■日高火防祭(29日)【岩手県奥州市水沢区】(予定) 4月29日(祝・土)に、本祭り(前夜祭なし)のみで、以下の通り開催されます。 29日に開催される、300年あまりの歴史をもつ奥州市水沢区の伝統的なお祭りで、みちのくに春の訪れを告げます。29日が本祭です。 www.youtube.com 「日高火防祭(ひたかひぶせまつり)」は、岩手県奥州市水沢区で、毎年4月29日に行われる江戸時代から始まった伝統のある火防のお祭りです。 新型コロナ急拡大感染予防上、20

                                              4月29日は日高火防祭、上杉まつり、出町子供歌舞伎曳山祭、曲水の宴、呉みなと祭り、錦帯橋まつり、有田陶器市、 春土用の間日、昭和の日、国際盲導犬の日、ふくの日、タオルの日、畳の日、羊肉の日、阿寒湖湖水開き、豊後高田昭和の町の日、フォニックスの日、歯肉ケアの日、等の日&話題 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)
                                            • ウクライナ ロシア 最新分析まとめ 停戦交渉のゆくえは | NHK

                                              連日伝わってくるのは、戦争の生々しい現実。犠牲者は増え続け、多くの人が祖国を離れる決断をしています。 ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めてから初めて、双方が停戦に向けた交渉のテーブルにつきました。 これから先、どうなるのか。最新の状況をわかりやすく分析します。 最新分析1. ロシア ウクライナ初交渉 停戦は実現するのか? ウクライナ側は▼即時停戦と▼ロシア軍の撤退を求めています。ウクライナ側は、特に民間施設や市民への攻撃を止めるよう強く要求し、ロシア軍の撤退を求めているとみられます。 ロシア側は、ウクライナの▼中立化と▼非軍事化が停戦の条件だとしています。このうち「中立化」は、ウクライナがNATO=北大西洋条約機構に加盟しないことを法的に確約させることとみられます。また、「非軍事化」は、ウクライナの武装解除をめざし、NATO加盟国から支援されている最新の対戦車ミサイルや無人機などの撤去を求

                                                ウクライナ ロシア 最新分析まとめ 停戦交渉のゆくえは | NHK
                                              • 【書評】『日米地位協定』山本章子著(中公新書、2019年) | 研究プログラム | 東京財団政策研究所

                                                書評(文献レビュー) 政治外交史 【書評】『日米地位協定』山本章子著(中公新書、2019年) November 17, 2020 歴史 政治 政治外交検証:書評 評者:五百旗頭薫(政治外交検証研究会幹事/東京大学大学院法学政治学研究科教授) 日米安保条約を支持しつつ問題点を指摘する 本書は日米地位協定の概説である。 戦後日本の外交・安全保障は、日米安全保障条約(以下、日米安保条約)に深く規定されてきた。だが日米安保条約の条文自体は、ごく短いものである。実際に在日米軍について詳しく規定しているのは、日米安保条約に付属する、地位協定である。在日米軍やその基地は、一方で日本および周辺地域の安全保障に貢献しているという評価を受けつつ、他方で深刻な事故や公害の元凶として批判を受けてきた。 今日、日本人の多数は、第9条を含む日本国憲法と、日米安保条約と自衛隊という、緊張をはらんだ諸条件を受け入れている

                                                  【書評】『日米地位協定』山本章子著(中公新書、2019年) | 研究プログラム | 東京財団政策研究所
                                                • 緑の党等、欧州の左派がデア ライエンのEUの委員長就任に反対している3つの理由:軍隊、人権と移民問題(今井佐緒里) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                  7月3日に、ドイツの国防大臣、ウルズラ・フォン・デア・ライエンが、ユンケル氏の後継者と決まった。 欧州連合(EU)のトップである。 彼女の就任は、欧州議会で過半数の承認を得なければならない。しかし、左派の人たちが彼女の就任に反対をしているのだ。 党として反対をしているのは、現在4番目に位置している政党(会派)、緑の党系のグループ「欧州緑グループ・欧州自由連盟」だ。 それから、2番目の中道左派の集まり「社会民主進歩同盟」の中から大変多くの反対者が出るのは間違いない。 他の党はどうだろうか。 現在5番目となっている「アイデンティティと民主主義」は、極右政党の集まりが再編成して1カ月前にできあがったばかりの新しい政党で、73議席もっている。また、7番目の極左の集まり「欧州統一左派・北方緑の左派同盟」は41議席もっている。彼らが賛成に投票するのは、期待できない。 だから6番目の、EU懐疑派が集まる

                                                    緑の党等、欧州の左派がデア ライエンのEUの委員長就任に反対している3つの理由:軍隊、人権と移民問題(今井佐緒里) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                  • プーチンのねらいを考える:NATOの東方拡大阻止の意味 - 塩原俊彦|論座アーカイブ

                                                    ロシアのウクライナ侵攻計画が米国政府によるディスインフォメーション(意図的で不正確な情報)であったとしても、ウラジーミル・プーチン大統領がロシア軍を、ウクライナ国境に軍事演習を名目にして大規模に配備したことは事実だ。そうであるならば、プーチンのねらいはどこにあるのか。 合成開口レーダー(SAR)を搭載した衛星や偵察機を使えば、冬場の曇天であっても地上の様子は手に取るようにわかる。ゆえに、プーチンは正々堂々と兵員を集結させたことになる。それを、「侵攻計画」とみなす米国政府はどうかしているとの立場から、すでにこのサイトでいくつか持論を展開してきた(「「ロシアのウクライナ侵攻」はディスインフォメーション」「「ロシアのウクライナ侵攻」という騒ぎを読み解く」「ウクライナで「ドローン戦争」か?」)。そこで、今回はプーチンの側にたって、そのねらいについて考えてみたい。 2021年12月17日、ロシア外務

                                                      プーチンのねらいを考える:NATOの東方拡大阻止の意味 - 塩原俊彦|論座アーカイブ
                                                    • パンデミック神話とワクチン神話が崩壊の瀬戸際にあるかもしれない認知戦の渦中で噴出する数々のワクチン無効果論文や、自然免疫の有意性の多数の証拠 - In Deep

                                                      ブログ記事の引用・転載はすべて自由です。その際、ページのリンクを示していただけると嬉しいです。以下でキーワード記事検索ができます。 いろいろと脆弱になってきている中で 何だかいわゆるこの「パンデミック・ワクチン計画」は崩壊に近いところまで来ている雰囲気もないではないのかもしれず、関係者たちの発言がボロボロになってきています。 ビル・ゲイツさんなんかは「ワクチン免疫より自然免疫のほうが優れている」と、公の場所で言い出す始末ですし(リンク)、世界最高レベルの接種率とブースター接種率を誇っていたアイスランドの保健当局はついに「ワクチンではなく、コロナ感染による自然免疫を推奨」するに至っています。 (報道) アイスランドがすべてのコロナ規制を撤廃 (2022/02/25) アイスランド保健省は声明で以下のように述べています。 「ワクチンはコロナに対する優れた防御を提供しているだろうが、(現在)防御

                                                      • ローソンの新しいプライベートブランドのデザインは本当に失敗なのか?分かりやすさが正義とは限らない。 | デザインカルチャーブログ リバティー デバート

                                                        ローソンの新しいプライベートブランドのデザインは本当に失敗なのか?分かりやすさが正義とは限らない。 デザイン, デザイン雑記 雑記 https://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1397500_2504.html より引用 最近、ローソンのプライベートブランドのパッケージデザインがデザインオフィスnendoによって総リニューアルされました。 やはりコンビニは色々な人がほぼ毎日のように利用するだけあって、かなり話題となっています。 ですが、今回のパッケージデザインをネットなどで調べてみるとあまり評判が良くない様子でした。 ローソンのリニューアルしたパッケージデザインがゴミのように見づらいしデザインしたやつ普段納豆食ってねぇだろ なんだよNATTOって北大西洋条約機構か??? pic.twitter.com/b3ZjvnHMX8 — 𝗜‌𝗡𝗨‌

                                                          ローソンの新しいプライベートブランドのデザインは本当に失敗なのか?分かりやすさが正義とは限らない。 | デザインカルチャーブログ リバティー デバート
                                                        • 【書評】『日米地位協定』山本章子著(中公新書、2019年) | 研究プログラム | 東京財団政策研究所

                                                          書評(文献レビュー) 政治外交史 【書評】『日米地位協定』山本章子著(中公新書、2019年) November 17, 2020 歴史 政治 政治外交検証:書評 評者:五百旗頭薫(政治外交検証研究会幹事/東京大学大学院法学政治学研究科教授) 日米安保条約を支持しつつ問題点を指摘する 本書は日米地位協定の概説である。 戦後日本の外交・安全保障は、日米安全保障条約(以下、日米安保条約)に深く規定されてきた。だが日米安保条約の条文自体は、ごく短いものである。実際に在日米軍について詳しく規定しているのは、日米安保条約に付属する、地位協定である。在日米軍やその基地は、一方で日本および周辺地域の安全保障に貢献しているという評価を受けつつ、他方で深刻な事故や公害の元凶として批判を受けてきた。 今日、日本人の多数は、第9条を含む日本国憲法と、日米安保条約と自衛隊という、緊張をはらんだ諸条件を受け入れている

                                                            【書評】『日米地位協定』山本章子著(中公新書、2019年) | 研究プログラム | 東京財団政策研究所
                                                          • ウクライナとロシアの関係がわかる【地政学の本を読んでみた】世界中で起こる紛争に地理が関係していた?! - イタリアのすすめ

                                                            ロシアとウクライナの情勢に目が離せない昨今ですね。 (>_<) しかしなぜ、 一般人を巻き込んだ、こんな泥沼のような状態におちいってしまったのでしょうか? イタリア在住時代に仲良くしていた、ウクライナ人の友人達のことも気がかりで、 破壊されて変わり果ててしまった街並みをニュースなどで目にするたびに、とても悲しい気持ちになります。 (ノД`)・゜・。 紛争の「根本的な原因」や「本質」について知りたい! なぜウクライナとロシアの間で紛争が起きているのだろう? 世界のあちらこちらで、なぜ紛争が絶えないのだろう? といった疑問が頭から離れなかったので、 何冊か本を読んでみて、分かったことをまとめてみました。 スポンサーリンク 目次の中の読みたい項目をクリックすると、ジャンプします👇 「地政学」とは? 「ウクライナ」と「ロシア」の関係について分かったこと なぜ紛争が起こってしまったのか? 古代ロー

                                                              ウクライナとロシアの関係がわかる【地政学の本を読んでみた】世界中で起こる紛争に地理が関係していた?! - イタリアのすすめ
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