2年前の北京オリンピックフィギュアスケート団体でロシアオリンピック委員会として出場したカミラ・ワリエワ選手のドーピング違反を受けて延期されていたメダル授与式がパリ市中心部で行われ、日本の選手たちに銀メダルが授与されました。 2022年の冬の北京オリンピックでは、フィギュアスケート団体で、ロシアオリンピック委員会が1位、アメリカが2位、日本が3位となりましたが、大会期間中に当時15歳だったワリエワ選手に過去の大会でのドーピング違反が発覚してメダルの授与式は延期されていました。 CAS=スポーツ仲裁裁判所はことし1月、ワリエワ選手に対して北京大会の期間を含む4年間の資格停止処分に加え、その間のすべての競技成績を取り消す裁定を出し、これを受けてISU=国際スケート連盟は2位のアメリカを金メダルに、3位の日本を銀メダルに、それぞれ繰り上げることを決めました。 7日、パリ市中心部にあるトロカデロ広場