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小野不由美 ホラーの検索結果1 - 40 件 / 48件

  • 「怖すぎる」とネットを席巻したホラー小説『近畿地方のある場所について』はどのように生まれたか 作者インタビューで裏側を聞く

    ※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています ※このインタビューには作品内の一部ネタバレや設定に関わる話が含まれます。 『近畿地方のある場所について』という作品をご存じでしょうか。2023年1月から4月にかけて小説投稿サイト「カクヨム」に投稿されたホラー作品で、3月下旬にTwitterなどで一気に拡散し、大きな話題となりました。 『近畿地方のある場所について』の、カクヨムでの作品トップページ いわゆる「バズり」を受けたためか、物語が完結した直後の4月20日、作者である背筋さんのTwitterアカウントで『近畿地方のある場所について』の書籍化と、8月30日という発売日が急きょ発表されました。 『近畿地方のある場所について』書影 作品の内容は「すべて現実に起きた事件という設定で構成されている」「各々は断片的な情報でしかないが、読み進めるうちにおぼろげながら、共通するストーリーや背景

      「怖すぎる」とネットを席巻したホラー小説『近畿地方のある場所について』はどのように生まれたか 作者インタビューで裏側を聞く
    • ガチで怖いやつ厳選!おすすめホラーマンガ10作品 | オモコロブロス!

      夏の夜の暇つぶしにはホラーマンガの恐怖で涼をとるのが一番! というわけで、新旧メジャーマイナー名作から知る人ぞ知るマニアックなコミックまで、ガチで怖い漫画を10作品おすすめします! 暑い夏― 寝苦しい夜には、血も凍る怖いマンガを読んで涼しくなりたい……それも、生ぬるいホラーではなく本物の恐怖を……! というわけで今回はメジャーなものから 知る人ぞ知る名作まで、ガチで怖いホラーマンガをライターたちがおすすめします! ▼今回ホラーマンガをおすすめしてくれた10名 雨穴/ ダ・ヴィンチ・恐山/ みくのしん かんち/ モンゴルナイフ/ 加味條 梨/ まきの/ ギャラクシー/ 原宿 この記事はDMMブックスの提供でお送りします! 気になった漫画があったらその場で購入してみてくださいね! 廃屋の住人 『廃屋の住人』袈裟丸周造 酔った勢いで不気味な廃屋に忍び込んだ大学生の健太は、以後、この世にあらざる者

        ガチで怖いやつ厳選!おすすめホラーマンガ10作品 | オモコロブロス!
      • 世界文学を100ヶ国分読んでみた【全100冊紹介】 - ゴミ本なんてない

        元々読書好きを自称してはいたものの、なんだかんだいって結局読んでいるのは欧米や日本人作家の作品ばかり…。そんな折にこの、世界各国の代表的な小説を一年で196冊読んだ方の記事が目に飛び込んできて、早速自分もやってみようと決意したのが2016年初頭。それからちょこちょこ特定の国の本を探しては、読み進める事丸三年!ようやく100冊読み終える事ができました。まさかここまで時間がかかるとは思っていなかったものの、海外文学の造詣を深めるとびきり良い機会になりました。ひとところに居ながらにして、ここまで自分の世界が拡がるとは思わなかったなぁ。 読んだ世界の小説100冊 今回の試みでは、各国に所縁のある作家の作品を読み、あらすじと感想を地域順に並べています。そのため、舞台が必ずしもその国に設定されているとは限りません(例えば、ポーランド出身の記者が描いたアフリカのルポ作品は「ポーランド」に分類)。この方が

          世界文学を100ヶ国分読んでみた【全100冊紹介】 - ゴミ本なんてない
        • モルカー垢として名を馳せる綾辻行人先生のツイートに頻出する「マスコットをもりもり作る家人」が小野不由美先生だと気づきもはやぷいぷいするしかない

          綾辻行人 @ayatsujiyukito ミステリ&ホラーがほぼ専門の小説家。著書に『十角館の殺人』『Another』『霧越邸殺人事件』『殺人鬼』『深泥丘奇談』等があります。偏愛している自作は『暗黒館の殺人』。「館」シリーズ第10作『双子館の殺人』を現在、執筆中です。 インスタはこちら instagram.com/ayatsujiyukito… リンク Wikipedia 綾辻行人 綾辻 行人(あやつじ ゆきと、1960年12月23日 -)は、日本の小説家・推理作家。教育学修士(京都大学)。京都府京都市出身。妻は同じく小説家の小野不由美。「新本格ミステリー」ムーブメントの中心的存在。代表作に「館シリーズ」、『Another』がある。 本格ミステリ作家クラブ執行会議。日本推理作家協会会員。元本格ミステリ作家クラブ事務局長。 小学校6年生の夏休みに初期習作の『少年探偵団』のような短編推理小説を

            モルカー垢として名を馳せる綾辻行人先生のツイートに頻出する「マスコットをもりもり作る家人」が小野不由美先生だと気づきもはやぷいぷいするしかない
          • ホラーと小説は相性が悪い騒動の背景 - あのにますトライバル

            先日、突如としてホラー小説家の大御所たちが「けしからん(ニヤニヤ)」というポストを次々と投稿して賑わっていた「ホラーと小説は相性が悪い」の騒動なのですが、この炎上に関して背景を理解すると更に違う景色が見えるかと思いますので、ちょっと解説します。 togetter.comso 【概要】 発端のコピーライター氏が「ホラーと小説は相性が悪い、何故なら絵や音がないからだ」という主旨の投稿をする。これに「じゃあスティーブン・キングは何なんだ」「想像で補完するから怖いんだろ」というような反論が殺到。そこにホラー小説家の大御所たちが「そんなことないと思いますよ~(基本激おこ」というコメントを続々発表。ついにカクヨム公式が「最近ホラージャンル賑わってます!」というポストをする事態に。 これに対し発端の氏は「ホラー小説の否定ではなく、初心者が小説を書くにはホラーは難しいジャンルだということが言いたかった」「

              ホラーと小説は相性が悪い騒動の背景 - あのにますトライバル
            • 綾辻行人さん×FF14・FF16吉田直樹プロデューサー対談 ミステリもゲームも「驚き」が命|好書好日

              綾辻行人さん(左)と吉田直樹さん=吉村智樹撮影 ミステリ小説で知った「驚き」 ――吉田さんは綾辻さんが書く小説の影響を強く受けていると聞きました。 吉田直樹(以下、吉田): そうなんです。中学時代に図書館で綾辻さんの『十角館の殺人』を借りて読ませていただいたのが始まりです。とにかく、「こんなに緻密なミステリが書けるものなのか……」と驚きました。常識をひっくり返されるというか、展開は予想するものの、結末に近づくにつれことごとくその予想が「気持ちよく」外れていく。あのときに受けた衝撃とカタルシスはいまだに忘れられないです。僕もゲームの脚本を書いたり校正を行ったりしますが、プレイヤーに与えたいのは「驚き」です。そこは綾辻さんから受けた影響がめちゃくちゃ大きいのです。 綾辻行人(以下、綾辻):思わぬところで、自分が書いてきた作品がいろんなクリエイターさんたちに影響を与えている、と知る機会が増えまし

                綾辻行人さん×FF14・FF16吉田直樹プロデューサー対談 ミステリもゲームも「驚き」が命|好書好日
              • 『十二国記』シリーズ、どこから読むべき?丸善ジュンク堂書店と三省堂の書店員さんが語るガチ座談会【前編】

                X(Twitter)で2024年1月、『十二国記』がトレンドワードになりました。 『十二国記』といえば、小野不由美さんが1992年に『月の影 影の海』(当時は講談社から刊行。現在は新潮社)を発表して以来、30年以上にわたり続いているファンタジー小説。現実世界と異世界を舞台に繰り広げられる壮大なストーリーで、累計発行部数1280万部(2019年9月時点)を突破している人気シリーズです。 『十二国記』作品紹介 十二国図(公式ホームページより引用) 我々が住む世界と、地球上には存在しない異世界とを舞台に繰り広げられる、壮大なファンタジー。二つの世界は、虚海という広大な海に隔てられ、「蝕」と呼ばれる現象によってのみ繋がっている。異世界では、神々が棲む五山を戴く黄海を、慶、奏、範、柳、雁、恭、才、巧、戴、舜、芳、漣の十二の国々が、幾何学模様のような形で取り囲んでいる。それぞれの国では、天意を受けた霊

                  『十二国記』シリーズ、どこから読むべき?丸善ジュンク堂書店と三省堂の書店員さんが語るガチ座談会【前編】
                • 必読書コピペにマジレスしてみる・やっぱりオススメの21冊編 (1)

                  思い出してどうしても書きたくなったので書く。 前回→ anond:20210301080225 小野不由美「魔性の子」ベストセラー「十二国記」シリーズのエピソード0なのだけれど、独立して読めるのでこれにした。 この作品に魅了された理由は二つある。一つは、二つの異世界が出会うことで起きる惨劇がSF的に面白いということ。こちらの常識が向こうには全く通じず、逆もまたしかり。ホラーではあるが、コミュニケーション不全の悲しみもある。作中の大量死の原因は、たった一つの誤解が原因なのだ。 もう一つは、主人公の未熟さが残酷なほど明らかになっていくことだ。ある意味、ファンタジーに逃避しようとする読者に喧嘩を売る態度で、後述するが僕は作者に喧嘩を売られるのが好きである。 ヤスミナ・カドラ「昼が夜に負うもの」。貧困による家族との別離、恋愛のもつれや政治的立場の相違によってばらばらになっていく幼なじみ、人妻による

                    必読書コピペにマジレスしてみる・やっぱりオススメの21冊編 (1)
                  • Jホラーと怪談収集小説 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

                    『ユリイカ2022年9月号 特集=Jホラーの現在』が出たので、掲載した論考「Jホラーの何が心霊実話なのか?——実話怪談、ドキュメンタリー、心霊写真」の補遺的な話を書く。 ユリイカ2022年9月号 特集=Jホラーの現在 ―伝播する映画の恐怖― 作者:高橋洋,大島清昭,小中千昭,佐々木友輔,田辺青蛙青土社Amazon ノエル・キャロル『ホラーの哲学』の翻訳ももうすぐ出ます。 filmart.co.jp Jホラーと呪われた映像 『ユリイカ』に書いた文章では、「呪われた映像」「心霊映像」がJホラーの重要なモチーフのひとつであるという話を書いた。また、そのモチーフがフェイク・ドキュメンタリー、ファウンド・フッテージ、POVといった手法と相性が良いという点に触れた。このモチーフの一番有名な例は言うまでもなく『リング』の呪いのビデオだが、Jホラーをある程度観たことがある人なら知っているように、「心霊映像

                      Jホラーと怪談収集小説 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ
                    • 『ホラー小説大全 完全版』から選んだホラーベスト10

                      スタージョンの法則というものがある。 SF作家のシオドア・スタージョンが「SFなんて9割クズだ」と貶されたとき「どんなものでも9割はクズだ」と返したという逸話に由来する。低俗で凡庸な作品の山に、傑作が埋もれている。 重要なのはその1割にどうやって巡り合うかなのだが、ホラー小説についてその1割を集大成したものが、『ホラー小説大全 完全版』(風間賢二、青土社)になる。 18世紀のゴシック小説から19世紀のゴースト・ストーリー、20世紀のモダンホラー、そして21世紀のポスト・ミレニアルホラーまで、欧米を中心としたホラー小説を渉猟し、「読者を怖がらせる」ことに優れた作品をもりもり紹介する(1割といえど大量にある)。 さらに、近代が生み出した三大モンスター(吸血鬼、フランケンシュタイン、狼男)と現代が生み出したゾンビにまつわる膨大な映画や小説を紹介しながら、「なぜ”それ”が怖いのか」を、時代の集合的

                        『ホラー小説大全 完全版』から選んだホラーベスト10
                      • 探求型小説についてのメモ - TBCN

                        はじめに 以下はmurashitさんの次の記事に触発されて書くものです。 murashit.hateblo.jp そういえば私もこのへんのハナシが好きだったはずだけど、最近読んでなかったな、と思って、じゃあ自分の好みをまとめておこうかな、という気持になったのです。 タイトルに挙げた「探求型小説」というのは仮につけたものです。この手の作品はけっこう多いので、たぶんもっと適当なネーミングをしている人がすでにいるはずですが、私は以下、この名称のもとにいくつかのジャンルに当てはまる特徴をまとめてみたいと考えています。 近いことはこれまで、「歴史ミステリ」についてだとか、「メタフィクション」についてだとかの中で、書いてきました。今回書くのは、それらの考え方を敷衍したものです。 探求型小説の特徴 私が「探求型小説」と呼ぶ型の特徴は、次の三つです。 ①主人公がある対象(謎、事件、人物など)について調査探

                          探求型小説についてのメモ - TBCN
                        • なぜフィクションなのに怖いのか?どうして怖いのに見たいのか?『ホラーの哲学』

                          テレビでやってた『エイリアン』が怖すぎて、見るのを止めてしまったことがある(船長がヤツと遭遇するシーン)。ストロボに照らされ一瞬だけ映ったその姿は、今でもはっきり思い出せる、というか夢に出てくるトラウマだ。 『シャイニング』(小説のほう)は怖くてたまらないのに、どうしても止められず、結局完徹したことがある。物語のラスト、オーバールック・ホテルが迎えた凄惨な朝は、痺れるほどのカタルシスだった。 自分の経験だけど、不思議に感じる。 1. モンスターは存在しないと知ってるのに、どうして怖いのか? 2. なぜ怖いと分かっているのに、ホラーを読むのか? この疑問に、真正面から取り組んだのが、ノエル・キャロル『ホラーの哲学』だ。古今東西の哲学者、研究者、作家の言を引きながら、メジャー・マイナー問わず、映画や小説のホラー作品に共通する原則を考える。この検討の中で、この疑問に一定の解を導き出している。 た

                            なぜフィクションなのに怖いのか?どうして怖いのに見たいのか?『ホラーの哲学』
                          • 『PUIPUI』綾辻行人先生のとあるキャラクターが京極夏彦先生に似てるという呟きにご本人が反応しファンが悶える事態に

                            綾辻行人 @ayatsujiyukito ミステリ&ホラーがほぼ専門の小説家。著書に『十角館の殺人』『Another』『霧越邸殺人事件』『殺人鬼』『深泥丘奇談』等があります。偏愛している自作は『暗黒館の殺人』。「館」シリーズ第10作『双子館の殺人』を現在、執筆中です。 インスタはこちら instagram.com/ayatsujiyukito… リンク Wikipedia 綾辻行人 綾辻 行人(あやつじ ゆきと、1960年12月23日 -)は、日本の小説家・推理作家。教育学修士(京都大学)。京都府京都市出身。妻は同じく小説家の小野不由美。「新本格ミステリー」ムーブメントの中心的存在。代表作に「館シリーズ」、『Another』がある。 本格ミステリ作家クラブ執行会議。日本推理作家協会会員。元本格ミステリ作家クラブ事務局長。 小学校6年生の夏休みに初期習作の『少年探偵団』のような短編推理小説を

                              『PUIPUI』綾辻行人先生のとあるキャラクターが京極夏彦先生に似てるという呟きにご本人が反応しファンが悶える事態に
                            • 「ぷいぷい、すげえ」綾辻行人先生が小野不由美先生にモルカー2期の情報を伝えた結果を報告→ファンはこんな期待も

                              綾辻行人 @ayatsujiyukito ミステリ&ホラーがほぼ専門の小説家。著書に『十角館の殺人』『Another』『霧越邸殺人事件』『殺人鬼』『深泥丘奇談』等があります。偏愛している自作は『暗黒館の殺人』。「館」シリーズ第10作『双子館の殺人』を現在、執筆中です。 インスタはこちら instagram.com/ayatsujiyukito…

                                「ぷいぷい、すげえ」綾辻行人先生が小野不由美先生にモルカー2期の情報を伝えた結果を報告→ファンはこんな期待も
                              • ニキらのおすすめの本教えてクレメンス : 哲学ニュースnwk

                                2023年01月19日10:00 ニキらのおすすめの本教えてクレメンス Tweet 1: 名無しさん@おーぷん 23/01/19(木) 00:06:29 ID:qPvI 小説、新書、なんでもええで 図書館で借りれそうなやつ希望 世界の奇妙な事なんでもいいから挙げて 3: 名無しさん@おーぷん 23/01/19(木) 00:06:53 ID:qPvI 活字に飢えてるんや 5: 名無しさん@おーぷん 23/01/19(木) 00:06:56 ID:liZx 堕落論 9: 名無しさん@おーぷん 23/01/19(木) 00:07:27 ID:qPvI >>5 安吾か!三月 10: 名無しさん@おーぷん 23/01/19(木) 00:07:29 ID:aus1 そらダレン・シャンやろ 13: 名無しさん@おーぷん 23/01/19(木) 00:07:40 ID:qPvI >>10 ピクルストラウマ

                                  ニキらのおすすめの本教えてクレメンス : 哲学ニュースnwk
                                • 怖いけど胸キュン!恋愛要素のあるホラー漫画まとめ - アニゲーまとめ

                                  暑い夏を少しでも涼しくしたいと思っている人に、オススメなのがホラー漫画。 今回紹介するのは、ただ怖いだけじゃなく、ホラー漫画なのに、思わず胸がときめいてしまうシーンのある漫画です。 そんな、一度で二度楽しめる、恋愛要素が詰まった「ホラー漫画」をまとめました。 ◎『青野くんに触りたいから死にたい』 椎名うみ 青野くんに触りたいから死にたい(1) (アフタヌーンKC) [ 椎名 うみ ] オススメの作品は「青野くんに触りたいから死にたい」です。ホラーとしても純愛ものとしても冒険漫画としても面白い。登場人物たちがみんな一所懸命なのも好き。ホラー演出がちゃんと怖い。— あこ (@ako_nt) July 26, 2020 青野くんに触りたいから死にたい って漫画、ぞわぞわっとする怖さがあるラブホラーで面白いおすすめ。— 伊逹🦖 (@dtsn_) October 11, 2019 ◎『ゴーストハン

                                    怖いけど胸キュン!恋愛要素のあるホラー漫画まとめ - アニゲーまとめ
                                  • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『過ぎる十七の春』小野 不由美 (著) |

                                    『過ぎる十七の春』 小野 不由美 (著) 角川文庫あらすじ十七歳になる直樹は、中学生の妹の典子とともに、伯母の美紀子と従兄弟の隆が住む家へとやってきた。 多くの花が咲く山郷の家は変わらない美しさだが、ある日から突然隆の様子がおかしくなる。 心穏やかで優しかった隆は、昏い目をして、伯母への態度も冷たくそっけない。 伯母もショックを隠せない様子。 農薬を飲み布団の中で昏睡している伯母を発見した直樹。 何とか一命を取りとめたが、実の母のそんな姿を目の前にした隆は「この布団、もう使えないかな」「もう少し場所を考えればいいのに」と言い放つ。 完全に隆は別の人間になってしまった。 その原因を探るため、伯母の部屋をかき回していた直樹は一冊の過去帳を発見。 ページをめくり先祖をたどっていくと驚くべき事実が…。 野花に囲まれた美しい家で起こる怪異自然に見えるよう野草もおりまぜ、丁寧に手入れされた庭と、古いな

                                    • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『緑の我が家 Home,Green Home』小野 不由美 (著) |

                                      小野 不由美 (著)角川文庫 あらすじ一人暮らしをすることになった高校一年生の荒川浩志は、細い路地の突き当たりにあるハイツ・グリーンホームへ引っ越してきた。 九号室のその部屋の景色は良かったが、丘の斜面に立つ赤い鳥居を見ると嫌な気分になる。 六号室に住む同じ年頃の和泉聡から「出て行ったほうがいい」と言われさらに不愉快に。 そこから差出人が不明の手紙、無言電話、夜中に落書きをする男の子など、奇妙な出来事が浩志に起こる。 幽霊が出る、と噂のグリーンホームで起こる怪異の正体とは。 引っ越し先で次々と起こる怪異現象母の死後、再婚した親から逃れるように家を出て、一人暮らしを始めた浩志。 かつて一年ほど住んだことのある町に建つグリーンホームはリフォームされていて小綺麗な様子。 部屋からの景色も良かったのですが、鳥居を見つけると嫌な気分になり、窓を閉めてしまいます。 住んでいた頃に神社にまつわる恐怖や不

                                      • 麒麟と言えば『十二国記』異世界の長編を楽しめる人気シリーズ小説本 - 光の人生ノート ~ My Scrap Book~

                                        麒麟(きりん)と聞いて、私が思い浮かぶのは『十二国記』。 小野不由美さんの「十二国記シリーズ」です。 『十二国記』とても人気ですよね。 今回の発売はなんと18年ぶりなんです。 この日を待ちわびていたファンも多いですね。 『十二国記』シリーズについて紹介します。 今から「十二国記」を読まれる方には、おすすめの読む順番もお伝えします。^^ 『十二国記』シリーズ待望の新刊発売! 『十二国記』シリーズが人気の理由 「十二国記」の世界観にハマってしまう 『十二国記』を読む順番 最後に 『十二国記』シリーズ待望の新刊発売! 『十二国記』がここまで人気なのか、とあらためて知ったのは、我が家でとっている新聞記事からでした。 www.asahi.com 紙面でも、広告ではなく上の方に大きく紹介されていて、目に入りました。 私もすでに新刊を購入していますが、18年ぶりに続きが発売されたのです。 「十二国記」に

                                          麒麟と言えば『十二国記』異世界の長編を楽しめる人気シリーズ小説本 - 光の人生ノート ~ My Scrap Book~
                                        • 『事故物件怪談恐い間取り』松原タニシ著は恐怖に震えつつウラ事情が面白く - 貯め代のシンプルライフと暮らしのヒント

                                          恐い間取りは事故物件怪談の本 『事故物件怪談 恐い間取り」を読みました。 著者は芸人の松原タニシさん。 事故物件といえば、この頃は中高年の孤立死が多いため増えていると聞いているので、意外と身近な問題ではないでしょうか。 眠れなくなるほど怖い本なのに、ページをめくる手をやめることができない。不動産業界のウラ事情もあり、おもしろいのです。 本の感想をお伝えします。 スポンサーリンク 事故物件とは? 霊感とは? 恐い間取り 告知義務ありの物件 釣り物件とは? 人形のささやき 生と死を考えること まとめ 事故物件とは? 事故物件は家賃が割安 殺人や自殺、それから腐乱したご遺体が見つかった賃貸しの部屋は賃貸料を下げて、貸し出されることがあります。 そういう瑕疵(かし)のある不動産が、事故物件と言われています。 怨霊やゆうれい譚、亡霊などは世界中にあるし、日本においても数多い。 もしも悪霊に獲り憑かれ

                                            『事故物件怪談恐い間取り』松原タニシ著は恐怖に震えつつウラ事情が面白く - 貯め代のシンプルライフと暮らしのヒント
                                          • 久保役の橋本愛が吉沢亮と結婚?映画『残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋-』 - AKIRAの映画・ドラマブログ

                                            映画『残穢』で、久保役として出演していた橋本愛さんが、吉沢亮さんと結婚しているかもしれないという情報をキャッチしたので、本当なのか詳しく紹介します。 映画『残穢-住んではいけない部屋-』のキャスト 監督&脚本&原作 登場人物&俳優 映画『残穢 -住んではいけない部屋-』のストーリー 『久保役の橋本愛が吉沢亮と結婚?』 『残穢 -住んではいけない部屋-』と他の映画を比較』 映画『残穢 -住んではいけない部屋-』の感想 映画『残穢』のオススメ層 映画『残穢』の残念な所 映画『残穢』の見所 映画『残穢-住んではいけない部屋-』のキャスト 日本のホラー映画『残穢という恐ろしいホラー映画』は、2016年1月30日に上映されました。 監督&脚本&原作 監督:中村義洋 脚本:鈴木謙一 原作:小野不由美 登場人物&俳優 私(演:竹内結子)小説家として、心霊現象を追求していく 久保(演:橋本愛)デザイナーを

                                              久保役の橋本愛が吉沢亮と結婚?映画『残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋-』 - AKIRAの映画・ドラマブログ
                                            • 心霊現象の原因を探るフィールドワーク映画「残穢」 - あざなえるなわのごとし

                                              映画『残穢【ざんえ】−住んではいけない部屋−』予告編 ミステリー小説家である私(竹内結子)に、読者の女子大生・久保さん(橋本愛)から自分が住んでいる部屋で変な音がするという手紙が届く。早速二人で調べてみると、そのマンションに以前住んでいた人々が自殺や心中、殺人などの事件を起こしていたことが判明。久保さんの部屋で生じる音の正体、そして一連の事件の謎について調査していくうちに、予想だにしなかった事実がわかり……。 解説・あらすじ - 残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋- - 作品 - Yahoo!映画 原作未読。 かなりいい感じなのにホラーとしてとても惜しい作品。 以下は、映画のみの感想。 多少、ネタバレもあるのでご注意を。 【スポンサーリンク】 怖さの構造 コロナ禍での引きこもり&シーズン的にもホラーを観る機会が増えていて、「ウィンチェスターハウス」「来る」「ハロウィン」などなど見た流れ

                                                心霊現象の原因を探るフィールドワーク映画「残穢」 - あざなえるなわのごとし
                                              • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『残穢』小野 不由美 (著) |

                                                そうね。でも似たような話を 聞いたことがある、と作家は 思い出すの。それも数カ所で 内容もちょっとずつ変わっていくわ。 『残穢』小野 不由美 (著) 新潮文庫あらすじ作家である私のもとに一通の手紙が届いた。 ホラー小説を書いていた頃、あとがきに怖い話を知っていたら送ってほしい、ということを読者に向けて呼びかけた。 その読者はライターであり、住んでいるマンションに何かがいるような気がする、と言う。 時おり、ほうきで掃くような、畳の表面をさっと払ったような音。 私は聞いた覚えがある話だ、と感じライターと意見交換をしたり建物について調べはじめる。 一箇所にとどまらない怪異現象の謎ライターの久保さんは、住んでいるマンションで奇妙な音を耳にします。 原因は見当たらず、気のせいと思うにはその音の頻度も高くなってきています。 作家である私は過去に読者からもらった手紙を調べたところ、同じマンションの別の部

                                                • 『変な家』の飛鳥新社、ライト文芸レーベル「with stories」創刊の狙い 「挑戦したい人たちと純粋に面白いものを作りたい」

                                                  「感動と勇気を。物語と共に。」――そんなキャッチフレーズとともに4月23日、飛鳥新社からライト文芸の新レーベル「with stories」が創刊された。ラインアップは高校生の男子と女子がユニットを組んで音楽ライブに挑む高橋びすい『ハジマリノウタ。』と、人の心に棲みつく魚が見えてしまう少年が主人公の文月蒼『水槽世界』。どちらも青春のまっただなかにいる人たちが読んで、前に進む勇気をもらえる物語となっている。どのような思いでこの作品を書いたのかを『ハジマリノノウタ。』の高橋びすい、どのような読者に「with stories」の作品を届けたいのかを編集担当の内田威に聞いた。(タニグチリウイチ) 高橋びすい『ハジマリノノウタ。』 ――高橋びすい先生は昨年9月にMF文庫Jから『エヴァーラスティング・ノア この残酷な世界で一人の死体人形を愛する少年の危険性について』を刊行するなど、10年近くライトノベル

                                                    『変な家』の飛鳥新社、ライト文芸レーベル「with stories」創刊の狙い 「挑戦したい人たちと純粋に面白いものを作りたい」
                                                  • 1300本超を見た筆者が選ぶ、10年代の『隠れすぎた』名作アニメ10選 - solo graffitica

                                                    改めましてごきげんよう。 アニメ実況という極北で活動をしているとりぐらふという者です。 毎日毎日アニメを実況し続けた結果、この10年で見たアニメの本数は1300本を越えていました。 計算すると、全部1クール換算としても46万8,000分(!) でも日数に置き換えるとたった325日です。意外と大したことないですね。みなさんも今日から24時間325日ぶっ続けでアニメを見続ければ追いつけるので、がんばって目指してほしいです。 そんなワケで、にわかながら数だけは見ているボクが、この10年代の名作アニメ達を振り返りたいと思いました。 でも今更メジャーな作品の話をしても、114514番煎じであることは明らか。なのでここは趣向を変えて、何故だかほとんど語られることのない『隠れすぎた名作』を紹介していきます。 『隠れすぎた』ってじゃあお前どんくらいだよって思われるかもしれませんが、 例えば『戦国コレクショ

                                                      1300本超を見た筆者が選ぶ、10年代の『隠れすぎた』名作アニメ10選 - solo graffitica
                                                    • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『六畳間ミステリーアパート』河端 ジュン一 (著) |

                                                      河端 ジュン一 (著)新潮文庫nex あらすじフリーランスのライターをしている田中は家賃一万二千円という破格の「ことだま荘」に引っ越してきた。 「言葉の呪い、祓います」という売り文句に惹かれた田中が、アパートの管理人から提示された条件は「新しい人と関わること」「相談役として人々の悩みを聞き、解決の手助けをすること」「住民が入居した理由と関係している各部屋の名前を当てること」。 契約を結び暮らしはじめたことだま荘には、様々な問題や悩みを抱える人間たちがやってきて…。 ワケあり、クセありのアパート住民たち両親の離婚問題が心にひっかかり、恋人へのプロポーズに踏みきれない田中は、その原因を解決するためこだま荘で暮らすことに。 相談役として、住民たちと関わろうとしますが、中には拒絶するような態度の住民も。 裏アカでの発言が発掘され、炎上中の歌姫、羅夢。 203号室に住む彼女は、恋愛をしたこともないの

                                                      • 中国風ファンタジー TVアニメ『十二国記』観だすと止まらない面白さ - わぎょうの日記

                                                        ※画像はすべてYouTubeから引用 最近の人気アニメ『薬屋のひとりごと』が 面白くてみているのだが、中国系の背景な 異世界ファンタジーが面白い。 小野不由美氏が書いたファンタジー小説を 原作としたアニメ『十二国記』 の世界観やキャスト、あらすじを ご紹介します。 はじめに 十二国記あらすじ キャスト 景喜の使令と女怪 慶東国 陽子と敵対勢 戴極国 雁州国 延麒(六太)の女怪と使令 雁州国の人々 500年前の雁州 芳極国 巧州国 才州国 蓬山 朱旌 蓬莱 主題歌 アニメ制作 十二国記の世界 木から子が生まれる 12国の王と麒麟 麒 麟 王になると年をとらない。 蝕 蓬莱から流れた者 胎果 原作小説 さいごに はじめに タイトルは一見、難しそうなニュアンスを感 じるが、見始めると、とても面白かった作品 異世界中国風ファンタジーなのだが、一話一 話ごとに異世界の様相が少しづつ解っていく のは、

                                                          中国風ファンタジー TVアニメ『十二国記』観だすと止まらない面白さ - わぎょうの日記
                                                        • 十二国記の謎と次回の短編集について、勝手に予想し、語る。

                                                          初めに私は一介の十二国記ファンである。中高生の頃にはまり、「白銀の墟 玄の月」で再燃した。 本記事では、十二国記世界の疑問点について語り、次回の短編集の内容について、時には私の好みで脇にそれつつも、予測したい。その途中で、私自身のこの作品に対する解釈や思い入れにも立ち入るかもしれない。 本記事のおおよその内容十二国記を振り返り、大まかな傾向を見る一貫しているテーマ、世界観十二国の女性天帝女性説、ラスボス説短編、それと長編の予想いろいろとおまけ十二国記の今までの流れ。十二国記シリーズは外伝を含め、次の順に出版された。 「魔性の子」「月の影 影の海」「風の海 迷宮の岸」「東の海神 西の滄海」「風の万里 黎明の空」「図南の翼」「黄昏の岸 暁の天」「華胥の幽夢」「丕緒の鳥」「白銀の墟 玄の月」各物語のあらすじについては、熱心な読者が多いと思われるので、略す。さて、この順で読み返すと、次のような傾向

                                                            十二国記の謎と次回の短編集について、勝手に予想し、語る。
                                                          • 最強に面白い人生最高のおすすめ小説100選 - 神本を求めて

                                                            神本を求めて 無数にある小説の中でも本当に面白い小説はほんのひと握りしかなく、世間一般的に高評価な小説が自分にとっても高評価になるとは限らない。 そこでSF、ファンタジー、伝奇小説が特に好きで、ミステリやホラーもそれなりに読む私がこれまでに読んで素晴らしいと思った作品を100冊厳選して挙げていく。趣味が近そうな方の参考になれば幸いである。 神本を求めて本を積みまくる日々 1. 星を継ぐもの 三部作 / J.P.ホーガン(1977~1981年) 月面調査員が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体は何と死後五万年を経過していることがわかった。果たして現生人類とのつながりはいかなるものなのか。やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。ハードSFの新星が一世を風靡した出世作。 「月で5万年前の真紅の宇宙服をまとった死体が見つかった。」 こん

                                                              最強に面白い人生最高のおすすめ小説100選 - 神本を求めて
                                                            • 『怖い本を読む時はなるべく強いしおりを挿む』というライフハック「これ挟んじゃうと幽霊なんかそこらの可愛い赤ちゃんレベルだわ」

                                                              リンク Wikipedia 残穢 『残穢』(ざんえ)は、小野不由美による日本の小説。 作者と同様のプロフィールを持つ作家<私>が、東京郊外のマンションで起こる怪異に迫っていくホラー作品。実在の作家の平山夢明や福澤徹三が物語の登場人物になるなど、モキュメンタリーを連想させる作劇となっている。 単行本は、2012年7月20日に新潮社より書き下ろしで刊行された。文庫版は、2015年8月1日に新潮文庫より刊行された。装丁は、単行本が祖父江慎+鯉沼恵一(cozfish)による。装画は、単行本が司修、文庫版が町田尚子による。 2012年、「ダ・ヴィン 3 users 12 リンク Wikipedia 花山薫 花山薫(はなやま かおる)は板垣恵介の漫画作品『グラップラー刃牙』シリーズに登場する架空の人物。『バキ外伝 -疵面 スカーフェイス-』、『バキ外伝 創面』(きずづら)では主人公を務める。担当声優は

                                                                『怖い本を読む時はなるべく強いしおりを挿む』というライフハック「これ挟んじゃうと幽霊なんかそこらの可愛い赤ちゃんレベルだわ」
                                                              • 名前のクセが強すぎる「鴉」麻耶雄嵩 - ずぼら女の気楽な生活

                                                                こんにちは、風子です。 麻耶雄嵩さんの「鴉」(からす)を読んだ感想です。 ネタバレありません(^^) 鴉 (幻冬舎文庫) 作者: 麻耶雄嵩 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/08/21 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る まずは。 人の名前のクセが強すぎる( ゚Д゚)! 最初に登場したときにしかフリガナが振られないので、後で出てきたとき「この人なんて読むんだっけ」と思考が止まってしまい、ところどころ話に入り込めませんでした・・・。 読みにくい名前に意味があるならまだしも、主人公以外はさほど意味はないんですよ、たぶん。それか私が知らないだけで、実は意味があるのかな。 麻耶雄嵩さんという作家さんは、クセ強めの作風のようです。以前何か読んだときも「なんかクセのある人だな」と思ったのを思い出しました。 その辺のクセが癖になって(?)ハマる人も多くいるようですが、私

                                                                  名前のクセが強すぎる「鴉」麻耶雄嵩 - ずぼら女の気楽な生活
                                                                • 「営繕かるかや怪異譚 その弐」怖さと優しさの物語 - 本好き母のあれこれ日常

                                                                  こんばんは。めぐやです。 夏らしい怪異譚のご紹介です。 「営繕かるかや怪異譚 その弐」小野不由美 小野不由美さんの怪異短編集第2弾です。 ホラーというより『怪異譚』という言い方がぴったりだと思います。 簡単なあらすじ 昔ながらの古い町の古い家で起こる様々な怪異。 そんな色々な怪異や障りを営繕やさんが解決していく物語です。 霊能者や、霊をズバッと成仏させるような人は出てきません。 あくまでも修理、修繕で怪異を抑えていく内容となっています。 6編の短編の内容の一部をご紹介すると、、 ✳︎小さな城下町にある古い実家に戻って来た貴樹。壁の隙間から見えた三味線を抱えて座る女性から目が離せなくなり…。(芙蓉忌) ✳︎「とおりゃんせ」の歌が怖い佐代。歌からの連想で、小さい頃の神社での怖い体験を思い出し、実際に神社に行ってみることに。(関守) ✳︎古い長屋の部屋を自分でリフォームしながら住む育に、夜毎の夢

                                                                    「営繕かるかや怪異譚 その弐」怖さと優しさの物語 - 本好き母のあれこれ日常
                                                                  • 【トラウマの宝石箱】4044人分の「辛くて二度と読めない本」を集計してみた - 俺だってヒーローになりてえよ

                                                                    ※記事の特性上、ランキングに入っている作品をボロクソに貶していることがあります。精神が弱い人間の防衛反応ですのでご容赦ください※ さっさとランキングだけ知りたい方はこちら→ランキングのみ 大好きを超える衝撃 トラウマ本よ、集まれ 36位    4票 35位    5票 34位    6票 33位    7票 32位    8票 31位    9票 30位    10票 29位    11票 28位    12票 27位    13票 26位    14票 25位    15票 24位    16票 23位    17票 22位    19票 21位    20票 20位    22票 19位    23票 18位    24票 17位    25票 16位    26票 15位    27票 14位    28票 13位    29票 12位    31票 11位    33票 10位 9

                                                                      【トラウマの宝石箱】4044人分の「辛くて二度と読めない本」を集計してみた - 俺だってヒーローになりてえよ
                                                                    • 講談社X文庫ティーンズハート1987-2006|嵯峨景子

                                                                      *この記事は筆者が受講したライター講座「プロライター道場3期」の卒業課題として2020年7月に提出した原稿をベースに、加筆修正を加えたものです。取材を受けてくださった皆川ゆかさん、橘ももさん、講談社の鈴木宣幸さんに改めてお礼を申し上げます。 はじめに ピンク色の背表紙、マンガ絵のポップなカバー、するすると読める物語。爆発的なブームを巻き起こし、多くの少女を魅了したレーベル・講談社X文庫ティーンズハート。1987年に創刊され、2006年に廃刊となったティーンズハートは、「少女の口語一人称小説」が巨大なマーケットを生み出し、社会現象として注目を集めた1980年代後半から90年代にかけて、一時代を築いたレーベルだ。看板作家の花井愛子・折原みと・小林深雪の著作累計部数がそれぞれ1000万部を突破していることからも、その人気ぶりがうかがえよう。 一世を風靡したティーンズハートは、一方では「改行ばかり

                                                                        講談社X文庫ティーンズハート1987-2006|嵯峨景子
                                                                      • ある種のホラーがとてつもなく怖い理由『恐怖の美学』

                                                                        ホラーは2種類ある。 血みどろ臓物、怨念呪殺、ゴシック、ゾンビ、モンスター、SF、サイコなど、人を震え上がらせるホラー作品は様々だ。だが、あらゆるホラーは2つに分けることができる。 この2つを分けるのは、「枠」だ。枠の内側に留まっているものと、枠の外に出てくるもので、ホラーは2つに分けることができる。 「枠」とは、私が便宜上そう呼んでいるもので、例えば、恐ろしい絵が収まっている額縁になる。アマプラでホラーを観ているならPCのベゼル(モニター枠)になる。映画館ならスクリーンを縁取るカーテンだし、紙の本で読んでるなら、文字の周囲の余白を「枠」と置き換えてほしい。 「枠」を越境するもの つまり「枠」とは、コンテンツと、コンテンツ外を分け隔てる境界のことだ。 私たちは、本を開くとき、ゲームをするとき、映画館の暗がりに身を潜めるとき、まさにそうした行為によって、現実ではないホラーが始まることを意識す

                                                                          ある種のホラーがとてつもなく怖い理由『恐怖の美学』
                                                                        • 怖い話などなどまとめ

                                                                          百鬼夜行抄(ソノラマ公式サイト) 人と妖魔は相入れないし、関わりたくないと主人公が逃げ気味なのが良いですね。民俗学の要素もあります。 「人形の家」とか不気味でホラーらしいと思います。 残穢(新潮社公式サイト) 鬼談百景(カドカワ公式サイト) もともと、小野不由美のレーベルが少女向けということもあって、学校や家にまつわる怪談が多いです。残穢の気持ち悪さは癖になりますよ。 映画の残穢はCGとラスト以外かなり面白いと思います… 小野不由美は文章が断トツ上手い作家なので、読んでて安心感あります。 絵本も怖いですよ。 ここが個人的ツートップです。 以下、まとめられてるかわからないまとめ。 分類(ざっくり分けられてもない) 創作……各種創作サイトや2ch(現5ch系)、scp 絶対創作だなと思われる作りは、 友人と一緒に行く→怪異に遭遇・呪われる→知人や親類の伝手で最強の拝み屋登場→自分だけ助かる、と

                                                                            怖い話などなどまとめ
                                                                          • 夏に読みたいホラー小説3選 - arisusakuの国

                                                                            はじめに 本が大好きな、アリスサクです。 今回は、私が最近読んだホラー小説でオススメのものを紹介します! オススメホラー3選 ①凶宅/三津田信三 凶宅 (角川ホラー文庫) 作者: 三津田信三 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/11/25 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 家にまつわるホラー小説。 引っ越した家で、怪異が起きる。 久しぶりにゾクゾクさせられました。 ②鬼談百景/小野不由美 鬼談百景 (角川文庫) 作者: 小野不由美 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2015/07/25 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (13件) を見る 99話の怪談物語。 ビクビクしながら、読みました。 会わせて、小野不由美さんの「残穢」を読まれると、100話になります。 ③リング/鈴木光司 リング (角川ホラー文庫) 作者: 鈴木光司 出

                                                                              夏に読みたいホラー小説3選 - arisusakuの国
                                                                            • 壁一面の本棚に約1000冊のミステリー 読書家にはたまらないゆっくり小説が読める喫茶店 | 肥後ジャーナル – 熊本の今をお届けするメディアサイト

                                                                              喫茶店で美味しいコーヒーを片手にゆっくり本を読む。そんなのんびりとした時間って、最近減っていませんか?東区湖東にある喫茶店「Ellery珈琲店」は、壁一面の本棚に約1000冊のミステリー、SF、ホラーなどの小説が並んでいます。そのこだわりはコーヒーやスイーツのみならず、内装からコーヒーカップや皿など細部にいたるまで行き届き、ゆっくり落ち着けるお店ですよ! 読書家の憧れ 壁一面の本棚 東区湖東。旧・熊本市民病院の裏手、動植物園通りから1本住宅街に入ったところにある洋風の建物。「Ellery(エラリー)珈琲店」。 おしゃれな喫茶店だな~、という感じですが中に入るといきなり別世界に転移したよう。 なぜなら… 壁一面の本棚。 すべて店主の蔵書で、ミステリーを中心にSF、ホラーなど約1000冊の小説が並んでいます。もちろん、好きに手にとって読んでOK。 「好きなものに囲まれていたい」と個人の書斎をイ

                                                                                壁一面の本棚に約1000冊のミステリー 読書家にはたまらないゆっくり小説が読める喫茶店 | 肥後ジャーナル – 熊本の今をお届けするメディアサイト
                                                                              • 怖くて眠れなくなる日本のホラー映画10選!【Amazonプライムビデオ】 | のだてブログ

                                                                                本日は、Amazonプライムビデオで見れる「日本のホラー映画10選」をお届けします。 日本のホラー映画は、心霊や呪い・タタリなどを扱ってる作品が多く、映画を見終わった後も怖さの余韻が続きます。 怖いんだけど、ついつい見てしまうのが日本のホラー映画ですね。 わたしはホラー映画が大好きで、ほとんどの作品を鑑賞しています。その中から、背筋がゾクゾクして鳥肌が立つ作品を厳選してみました。 見終わった後、「見なければよかった。。。」と後悔する作品もありますのでお楽しみに☆ >> Amazonプライムビデオ(30日間は、無料で体験することができます。) 死びとの恋わずらい 深田みどり(後藤りさ)は、毎夜奇妙な夢にうなされていた。薄気味悪いお堂の前にみどりは佇んでいる。辻占をしようとしているのだ。そして、そこに黒ずくめの人影がゆっくりと近づいてくる。。。 引用:Amazon ホラー映画なんだけど、なんだ

                                                                                  怖くて眠れなくなる日本のホラー映画10選!【Amazonプライムビデオ】 | のだてブログ
                                                                                • 十二国記の魅力とは? ネタバレなしで語り尽くす  ~『白銀の墟 玄の月』刊行に寄せて~ - 篠ツク宮ニテ光琴ヲ聴ク

                                                                                  はじめに 1.香り 2.舌触り 3.風味 4.コク 5.後味 おわりに おまけに はじめに 「好き」にも色々なレベルがあるけれど、「一個も文句がないくらい好き」と言える本は、私の中ではそう多くない。しかしその中でも十二国記は、絶対に外すことが出来ない一冊だ。私が作家志望になったのは、この本との出会いがあったからだと言っても過言ではない。 でも、十二国記はシリーズものだから長い。今から読もうかと考えている人にとっては、まあ腰が重たいだろう。あんなに長いのを苦労して読んで、つまらなかったらイヤである。 だからこのブログでは、私の思う十二国記の魅力と、読むべき理由をお話ししていく。これから読む人は、読むべきかどうかという判断の参考に、既にファンの方は、「こういう魅力もあったのか」という発見に用いていただきたい。ちなみに私が好きな小説も随所に紹介したので、十二国記シリーズが好きな人はハマる筈である

                                                                                    十二国記の魅力とは? ネタバレなしで語り尽くす  ~『白銀の墟 玄の月』刊行に寄せて~ - 篠ツク宮ニテ光琴ヲ聴ク