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加速器の検索結果1 - 18 件 / 18件

  • 鉛から金へ変換する「錬金術」がCERNの大型ハドロン衝突型加速器で観測される

    欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)のALICE実験チームが、LHCによって鉛から金への変換を定量化する測定に成功したと発表しました。これは中世の錬金術師が夢見た、卑金属の鉛を貴金属の金に変えるという目標を現代科学によって実現したものです。 Proton emission in ultraperipheral Pb-Pb collisions at TeV | Phys. Rev. C https://journals.aps.org/prc/abstract/10.1103/PhysRevC.111.054906 ALICE detects the conversion of lead into gold at the LHC | CERN https://www.home.cern/news/news/physics/alice-detects-conve

      鉛から金へ変換する「錬金術」がCERNの大型ハドロン衝突型加速器で観測される
    • 粒子加速器に頭を突っ込んだ人の話

      高エネルギー粒子加速器に頭を突っ込んだらどうなるだろう? その答えを身を持って知っている男が世界に一人だけ存在する。 1978年7月13日,当時ソビエト連邦で最大の粒子加速器であるU-70で働いていたアナトーリ・ブゴルスキー(Anatoli Bugorski)は,U-70に問題が生じたため,装置の中に頭を入れて点検をしていた。 しかし,そのとき装置は稼働したままであり,運悪く,警報装置も前の実験でスイッチをオフにされたまま元に戻されずにいた。 そのことを知らないで作業をしていたブゴルスキーは,超高速の陽子ビームに撃ち抜かれてしまった。 陽子ビームは彼の後頭部を貫き,鼻の左側を抜けていった(トップ画参照)。 ブゴルスキーによると,彼はそのとき痛みは感じなかったが,「千個の太陽よりも明るい(brighter than a thousand suns)」光を見たという。 ちなみに,メタルバンドの

        粒子加速器に頭を突っ込んだ人の話
      • 【エピソード】粒子加速器に頭を突っ込んだ人の話 - ScienceTime Physics

        粒子加速器に頭を突っ込んだ人の話 mediumより コチラの記事は新サイトに移行しました。 リダイレクトしない場合はコチラをクリック

          【エピソード】粒子加速器に頭を突っ込んだ人の話 - ScienceTime Physics
        • 【東京五輪】「日本はコロナ加速器」「中止は権力の敗北」と海外メディアが皮肉報道(東スポWeb) - Yahoo!ニュース

          新型コロナウイルス禍の中で7月23日に開幕を迎える東京五輪は「アブノーマル」な大会になると「南ドイツ新聞」が報じている。 同紙によると「開幕まで6週間を前に、深刻な紛争に巻き込まれている」と五輪開催の賛成派の主催者とアスリート、反対派の国民が攻めぎ合っている現状を伝え「問題は変わっていない」という。その上で「大規模な大会の開催は、パンデミックが克服されたサインになる」としつつも「延期やオリンピックの放棄は、悲惨な権力による敗北である」と皮肉を込めた。 特に日本の政治的な側面も異常な大会になる理由という。「日本のリーダーシップにとって中止は不名誉である一方で、菅義偉首相は秋の総選挙に向けた追い風を期待しており、権威あるオリンピア計画に固執している」とし「中止の場合、最大のライバルである中国がパンデミック後、初めての五輪開催国になる」と、2022年北京五輪への対抗心を指摘した。 医療面にも疑問

            【東京五輪】「日本はコロナ加速器」「中止は権力の敗北」と海外メディアが皮肉報道(東スポWeb) - Yahoo!ニュース
          • 【東京五輪】「日本はコロナ加速器」「中止は権力の敗北」と海外メディアが皮肉報道 | 東スポWEB

            新型コロナウイルス禍の中で7月23日に開幕を迎える東京五輪は「アブノーマル」な大会になると「南ドイツ新聞」が報じている。 同紙によると「開幕まで6週間を前に、深刻な紛争に巻き込まれている」と五輪開催の賛成派の主催者とアスリート、反対派の国民が攻めぎ合っている現状を伝え「問題は変わっていない」という。その上で「大規模な大会の開催は、パンデミックが克服されたサインになる」としつつも「延期やオリンピックの放棄は、悲惨な権力による敗北である」と皮肉を込めた。 特に日本の政治的な側面も異常な大会になる理由という。「日本のリーダーシップにとって中止は不名誉である一方で、菅義偉首相は秋の総選挙に向けた追い風を期待しており、権威あるオリンピア計画に固執している」とし「中止の場合、最大のライバルである中国がパンデミック後、初めての五輪開催国になる」と、2022年北京五輪への対抗心を指摘した。 医療面にも疑問

              【東京五輪】「日本はコロナ加速器」「中止は権力の敗北」と海外メディアが皮肉報道 | 東スポWEB
            • 中国が粒子加速器をEUV光源として活用する計画を立ち上げか? 香港メディア報道

              中国が粒子加速器を活用した巨大な半導体工場の建設を計画していると、香港の英字新聞「South China Morning Post」が報じている。 それによると、中国の科学者らは、米国が音頭を取る対中半導体規制に対抗するため、EUVリソグラフィの光源となる巨大な粒子加速器を半導体工場内に設置することを検討しているという。具体的には、中国トップクラスの大学である清華大学の研究チームが河北省の雄安新区地方政府と粒子加速器による巨大半導体チップ工場建設用地の選定に向け活発な話し合いを進めているとのことで、1台の巨大な粒子加速器の周囲に複数のEUV露光装置を配置した工場を建設することにより、先端半導体チップの国産化、ならびに大量生産を実現しようという取り組みのようである。 研究チームが進めているのは定常状態マイクロバンチング(SSMB=Steady-state microbunching)と呼ばれ

                中国が粒子加速器をEUV光源として活用する計画を立ち上げか? 香港メディア報道
              • 粒子加速器に頭を突っ込んでしまった唯一の人物…その運命やいかに - ナゾロジー

                粒子加速器(particle accelerator)は、その名の通り、粒子を加速させる装置です。 その速度は光のスピード近くまで達しますが、過去に一例だけ、この加速器の中に頭を突っ込んでしまった人がいます。 旧ソ連(現ロシア)の物理学者、アナトーリ・ブゴルスキー氏(1942〜)です。 一度は死の淵に立たされたものの、奇跡の生還を果たし、現在も存命中。 なぜこのような事故が起きたのでしょうか? The Man Who Put His Head Inside A Particle Accelerator While It Was Switched On https://www.iflscience.com/health-and-medicine/the-man-who-put-his-head-inside-a-particle-accelerator-while-it-was-switch

                  粒子加速器に頭を突っ込んでしまった唯一の人物…その運命やいかに - ナゾロジー
                • これまでより高い衝突エネルギーが得られる「ミュー粒子衝突型加速器」が素粒子物理学に革命をもたらすかもしれない

                  物質を構成する最小単位である素粒子を研究する素粒子物理学では、粒子を加速させて対象に当てたり互いに衝突させたりする加速器による実験が重要ですが、次世代の加速器開発にはコストや期間の面で課題が存在します。そんな中、アメリカでは素粒子のひとつである「ミュー粒子」を高速で衝突させる「muon collider(ミュー粒子衝突型加速器)」の開発が検討されているとのことで、科学誌のScienceがミュー粒子衝突型加速器の開発における課題や展望についてまとめています。 A muon collider could revolutionize particle physics—if it can be built | Science | AAAS https://www.science.org/content/article/muon-collider-could-revolutionize-partic

                    これまでより高い衝突エネルギーが得られる「ミュー粒子衝突型加速器」が素粒子物理学に革命をもたらすかもしれない
                  • Teruaki Enoto | 榎戸輝揚 🧲⭐️🛰⚡️ on Twitter: "理研の同僚、そしてご近所さんが、ご自宅のアパートの一室に粒子加速器を作っているので見学させていただきました〜。サイクロトロンが完成していて、今度は線形加速器を作られていました。その後、焼き肉でいろんなサイエンス談義。とっても面白か… https://t.co/3HThc7Ov2M"

                    理研の同僚、そしてご近所さんが、ご自宅のアパートの一室に粒子加速器を作っているので見学させていただきました〜。サイクロトロンが完成していて、今度は線形加速器を作られていました。その後、焼き肉でいろんなサイエンス談義。とっても面白か… https://t.co/3HThc7Ov2M

                      Teruaki Enoto | 榎戸輝揚 🧲⭐️🛰⚡️ on Twitter: "理研の同僚、そしてご近所さんが、ご自宅のアパートの一室に粒子加速器を作っているので見学させていただきました〜。サイクロトロンが完成していて、今度は線形加速器を作られていました。その後、焼き肉でいろんなサイエンス談義。とっても面白か… https://t.co/3HThc7Ov2M"
                    • 欧米が日本に迫る次世代加速器 中国と先陣競う 編集委員 小玉祥司 - 日本経済新聞

                      宇宙の謎に迫ると期待される次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」について、欧米から日本での建設を求める声が強まっている。背景にあるのは、先端的な科学技術分野でも存在感を増す中国との激しい先陣争いだ。日本政府は巨額の資金負担を懸念して態度を明確にしてこなかったが、どうするのか決断を迫られつつある。ILCはノーベル賞の対象となったヒッグス粒子を大量に作り出して詳しく調べるのが重要な役目で、「

                        欧米が日本に迫る次世代加速器 中国と先陣競う 編集委員 小玉祥司 - 日本経済新聞
                      • 理研の同僚が自宅のアパートの一室に『粒子加速器』を作っちゃった光景がこちらです「日曜大工ならぬ日曜研究」

                        Teruaki Enoto | 榎戸輝揚 🧲⭐️🛰⚡️ @teru_enoto 宇宙物理学(京大/理研)-シチズンサイエンスで雷の謎に挑む雷雲プロジェクト⚡️キューブサット衛星NinjaSatでX線天文学🛰宇宙線で月の水探しと月面天文台🌝 時間軸天文台クロノス🚀X-ray astronomer / Citizen science / Collective power of science! https://t.co/lIAyNBtiY1 Teruaki Enoto | 榎戸輝揚 🧲⭐️🛰⚡️ @teru_enoto 理研の同僚、そしてご近所さんが、ご自宅のアパートの一室に粒子加速器を作っているので見学させていただきました〜。サイクロトロンが完成していて、今度は線形加速器を作られていました。その後、焼き肉でいろんなサイエンス談義。とっても面白かった!先日の知の共有ゼミのスピーカ

                          理研の同僚が自宅のアパートの一室に『粒子加速器』を作っちゃった光景がこちらです「日曜大工ならぬ日曜研究」
                        • Make: Japan | Maker Faire Tokyo 2020 Day 1レポート― 話題の外骨格恐竜、自宅粒子加速器から電飾サンバ衣装など驚きの作品がたくさん!

                          2020.10.04 Maker Faire Tokyo 2020 Day 1レポート― 話題の外骨格恐竜、自宅粒子加速器から電飾サンバ衣装など驚きの作品がたくさん! Text by Yusuke Aoyama Maker Faire Tokyo 2020が今年も開幕した。初日の会場から目についた作品を写真で紹介する。 外骨格恐竜 会場入口からすぐのところに鎮座しているのはヒゲキタさんによる「外骨格恐竜」。プラ段ボール製で、内部に人間が入って動かすことができる。子どもたちは大人気で、会場を練り歩くときは、いつも子ども達がゾロゾロと後ろをついていく様子が見られた。 手作りバーチャル・ワールド 演劇のセットのようなブースは、ズームス・ラボによる「手作りバーチャル・ワールド」。街角の風景を描いたパネルが、数枚に分割されて配置されており、ある視点から見ると立体的な風景に見えてくるというもの。広い通

                            Make: Japan | Maker Faire Tokyo 2020 Day 1レポート― 話題の外骨格恐竜、自宅粒子加速器から電飾サンバ衣装など驚きの作品がたくさん!
                          • 天然の加速器?–日本のXRISMが観測した「ブラックホール連星」の意外な事実

                            #ブラックホール#XRISM 宇宙物理学最大の謎の一つとされるのが、地球に降り注ぐ高エネルギー放射線である「宇宙線」の起源。宇宙線を生み出している天体の候補として最近注目され始めているのが「ブラックホール連星」だ。 ブラックホール連星は、太陽の数倍程度の質量があるブラックホールと恒星で構成される。そのうち「SS433/W50(マナティー星雲)」という有名な天体に代表されるいくつかは、高速のジェットを吹き出しており、そのジェットが天然の「粒子加速器」として働いて宇宙線が生み出されると考えられている。 「V4641 Sgr」は、そうしたブラックホール連星の一つであり、ごく最近ガンマ線観測で判明した加速性能がブラックホール連星の中でもトップクラスであることが特徴という。しかし、粒子を加速させる環境を物理的に理解するために必要なX線観測データが存在しなかった。 プロジェクトチームは「X線分光撮像衛

                              天然の加速器?–日本のXRISMが観測した「ブラックホール連星」の意外な事実
                            • CERNの大型粒子加速器が大幅改修され再始動! 陰謀論者「7月5日に私たちは並行世界に飛ばされた!」 - ナゾロジー

                              私たちは既に並行世界に飛ばされたのかもしれません。 今年の7月5日に、スイスのジュネーブ近郊に存在するCERNの管理する大型ハドロン衝突加速器(LHC)のアップデートが完了し、新たな衝突実験が開始されました。 このアップデートされたLHCによる新たな実験にによって、CERNは3つの未知の粒子を発見したと報告しています。 今後場合によっては、物体に質量を与えることから「神の粒子」とも言われた「ヒッグス粒子」の発見を超える、大発見もあるかもしれません。 しかし、CERNの新しい実験では毎回陰謀論者がおかしな主張を行うのも恒例になっています。 今回、陰謀論者たちが主張しているのは7月5日のCERNの新しい実験によって、別次元の扉(ポータル)が開き、私たちを並行宇宙に引き込んだというものです。 非常に馬鹿馬鹿しい主張ですが、7月5日以降、異常な事件が続いた日本では、何となくそんなことがあったのかも

                                CERNの大型粒子加速器が大幅改修され再始動! 陰謀論者「7月5日に私たちは並行世界に飛ばされた!」 - ナゾロジー
                              • 物理の世界を変えてやる。海に2000kmの加速器を作りたい

                                物理の世界を変えてやる。海に2000kmの加速器を作りたい2024.12.08 22:3029,695 Todd Feathers - Gizmodo US [原文] ( satomi ) 欧州合同原子核研究機構(CERN)がLHC(大型ハドロン衝突円型加速器) でヒッグス粒子の存在を証明したのは2012年のこと。 物質に質量を与えるヒッグス粒子が見つかったことで 「標準理論」 の中核の数学理論が実証されましたが、宇宙にはもっと人知の及ばない粒子や自然の力が存在すると言われています。 それを見つけるには、もっと高エネルギーの衝突が必要と考えたテキサスA&M大学のPeter McIntyre物理学教授のチーㇺでは、メキシコ湾にもっと巨大な円型粒子加速器を浮かべる構想を着想しました。 米版LHCは、人呼んで「Collider in the Sea(仮称)」。 スイス&フランス郊外の地下トンネル

                                  物理の世界を変えてやる。海に2000kmの加速器を作りたい
                                • 科博で加速器展が開催中。加速器とはなんぞやを体感しよう!

                                  2021年7月13日から2021年10月3日にかけて、国立科学博物館(科博)で企画展「加速器 -とてつもなく大きな実験施設で宇宙と物質と生命の謎に挑んでみた-」が開催されている。同企画展は加速器の名称とビジュアルはとてもカッコイイが、何をやっているかとなると、いまいちピンとこない部分から押さえた内容になっており、大人だけでなく子供も楽しめる内容であるのが特徴だ。 企画展「加速器 -とてつもなく大きな実験施設で宇宙と物質と生命の謎に挑んでみた-」 また日本館1階企画展示室と地球館地下3階常設展示室内に渡って展開されているため、概要を知ったのちに実物を見るという流れになっている。本稿では10年ほど加速器を撮影している視点から、オススメポイントに触れつつ、企画展の概要をレポートしていく。なお国立科学博物館は2021年7月19日時点では、入館には予約が必要となっているので注意が必要だ。 加速器展は

                                    科博で加速器展が開催中。加速器とはなんぞやを体感しよう!
                                  • 先端科学 中国先行に危惧 欧米「日本で次世代加速器建設を」 8000億円、日本は負担懸念 - 日本経済新聞

                                    宇宙の謎に迫ると期待される次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」について、欧米から日本での建設を求める声が強まっている。技術覇権につながる可能性がある先端的な科学分野で存在感を増す中国に対し、欧米には有望な計画がなく、危機感を強めている。日本政府は資金負担を懸念して態度を明確にしてこなかったが、決断を迫られつつある。ILCはノーベル賞の対象となったヒッグス粒子を大量に作り出して詳しく調

                                      先端科学 中国先行に危惧 欧米「日本で次世代加速器建設を」 8000億円、日本は負担懸念 - 日本経済新聞
                                    • 天の川に宇宙線の「加速器」 存在の証拠つかむ 東大など(時事通信) - Yahoo!ニュース

                                      チベット高原の標高4300メートルに設置されている空気シャワー観測装置(上)と地下のミューオン検出器(下)(チベットASγ実験グループ提供) 東京大宇宙線研究所などの日中共同研究チームは3日までに、中国・チベット自治区にある「チベット空気シャワー観測装置」で、地球が属する銀河系(天の川銀河)内から飛来した観測史上最も高いエネルギーのガンマ線を検出したと発表した。 地球に降り注ぐ宇宙線のうち、世界最大の加速器が作る粒子ビームの約100倍相当の宇宙線は、銀河系内にある「ペバトロン」と呼ばれる未知の天体で生成されると考えられているが、成果はその存在を裏付ける初めての観測的証拠になるという。論文は近く、米物理学誌フィジカル・レビュー・レターズ電子版に掲載される。 同研究所の瀧田正人教授らのチームは、標高4300メートルにある同装置で、宇宙線やガンマ線が大気中の原子核と衝突して生み出され

                                        天の川に宇宙線の「加速器」 存在の証拠つかむ 東大など(時事通信) - Yahoo!ニュース
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