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内核の検索結果1 - 21 件 / 21件

  • 地球の内核の回転、減速と後退を確認 その意味とは

    新たな研究で地球の内核の回転速度が70年の周期の一環で減速していることが分かった/Edward Sotelo/Courtesy USC (CNN) 地球の奥深い部分には、まるで大きなこまの中で回る小さなこまのように、地球の自転から独立して回転する固体の金属球がある。その存在はこれまで謎に包まれていた。 デンマークの地震学者インゲ・レーマンが1936年に発見して以来、この内核や、回転速度、方向などは研究者を魅了し、長年の論議の的になってきた。ここ数年は、内核の回転の劇的な変化をうかがわせる証拠が次々に浮上している。しかし何が起きているのか、それがどんな意味を持つのかについては意見が分かれていた。 問題の一つは、地球の深部は直接的な観察も標本の採集もできないことにある。地震学者は、大地震から発生する波のこの領域での挙動を調べることで、内核の動きに関する情報を入手してきた。同じ強さの波が異なる時

      地球の内核の回転、減速と後退を確認 その意味とは
    • 地球内核の自転が本当に遅くなっていると判明!【Nature誌】 - ナゾロジー

      かなり確かな情報です。 アメリカの南カルフォルニア大学(USC)で行われた研究によって、地球の内核の回転速度が減速しており、2008年を境に地球表面からみて逆転しているような動きになったことが示されました。 地球内核の回転速度についてはこれまでさまざまな研究が行われてきましたが、新たな研究では内核を貫通する地震波を分析に使用しており、説得力のある結論となっています。 研究者たちは内核の減速を示す地震データが複数もみつかっており「内核が減速している」という結果はほぼ確実であると述べています。 いったいどんな仕組みが地球の内核を減速させていたのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年6月12日に「Nature」にて発表されました。

        地球内核の自転が本当に遅くなっていると判明!【Nature誌】 - ナゾロジー
      • 地球の内核で生じていた「奇妙な回転」が停止したと研究者が報告

        地球は上部の地殻やマントルの下に直径約7000kmの核を持っており、液体の外核が地下2900km~5100km、固体の内核が地下5100km~6400kmに位置していると考えられています。この内核は「地球の他の部分よりも速いスピードで独自に回転している」と考えられていますが、新たに発表された論文では、過去10年間で内核の奇妙な回転が停止したと報告されました。 Multidecadal variation of the Earth’s inner-core rotation | Nature Geoscience https://doi.org/10.1038/s41561-022-01112-z Has Earth’s inner core stopped its strange spin? https://doi.org/10.1038/d41586-023-00167-1 Earth'

          地球の内核で生じていた「奇妙な回転」が停止したと研究者が報告
        • 地球の内核が回転停止か、逆回転の可能性も 新研究

          (CNN) 地球中心部にある内核の回転が止まり、さらに逆回転している可能性があると指摘する新たな論文が科学誌に掲載された。 地球は地殻とマントル、外核、内核から構成される。固体の内核は地殻の約5150キロ下にあり、半固体のマントルとの間には液体の外核がある。これにより内核は地球の自転とは異なる速度で回転できる。 地球の核は半径約3540キロで火星ほどの大きさ。鉄とニッケルが主成分で、地球の質量の約3分の1を占める。 北京大学の研究者イー・ヤン氏とシャオドン・ソン教授は23日発行の科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス」掲載の論文で、内核を通過する地震波を調査し、1960年代以降の記録も参照して内核の回転速度を推定した。 その結果、2009年以降、それまで変動していた地震波にほとんど変化が見られなくなり、内核が回転を停止したことが示唆されるという。 論文は「内核がこの10年間ほぼ停止し、逆戻りし

            地球の内核が回転停止か、逆回転の可能性も 新研究
          • 地球の内核、地表より遅く回転している可能性 英科学誌に論文

            アポロ17号から宇宙飛行士が撮影した地球。米航空宇宙局(NASA)提供(1972年12月7日撮影・2020年4月21日提供、資料写真)。(c)AFP PHOTO / NASA/HANDOUT 【1月24日 AFP】地球の中心部に存在する高温の鉄などでできた「内核」が、地表より速く回転していたのが止まり、今度はその回転速度が地表よりも遅くなっている可能性があるとする論文が23日、英科学誌ネイチャージオサイエンス(Nature Geoscience)に掲載された。 地下約5000キロに存在する内核は、液体金属層の「外核」に浮かんでいるため独自に回転できるが、内核がどのように回転しているのかについては研究者の間で議論されてきた。 内核について分かっていることは少なく、解析は、地震や核爆発による地震波が地球の中心を通過する際の小さな差異を測定することで行われる。 論文の研究チームは、内核の動きを追

              地球の内核、地表より遅く回転している可能性 英科学誌に論文
            • 地球の内核、地表より遅く回転している可能性 英科学誌に論文(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

              アポロ17号から宇宙飛行士が撮影した地球。米航空宇宙局提供(1972年12月7日撮影・2020年4月21日提供、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】地球の中心部に存在する高温の鉄などでできた「内核」が、地表より速く回転していたのが止まり、今度はその回転速度が地表よりも遅くなっている可能性があるとする論文が23日、英科学誌ネイチャージオサイエンス(Nature Geoscience)に掲載された。 【写真】宇宙から見た夜の地球 NASA公開 地下約5000キロに存在する内核は、液体金属層の「外核」に浮かんでいるため独自に回転できるが、内核がどのように回転しているのかについては研究者の間で議論されてきた。 内核について分かっていることは少なく、解析は、地震や核爆発による地震波が地球の中心を通過する際の小さな差異を測定することで行われる。 論文の研究チームは、内核の動

                地球の内核、地表より遅く回転している可能性 英科学誌に論文(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
              • 地球内核はたまに地表に対して逆回転している証拠が見つかる!不規則なうるう秒の原因か - ナゾロジー

                原子時計という精密な時計の登場以降、人類は地球の1日の長さ(つまりは自転速度)が非常に不安定でムラがあることを知りました。 うるう秒は1日の長さを補正するためにこれまで27回導入されていますが、そのタイミングは非常に不規則です。 なぜ地球の自転はそんなに不規則なのでしょうか? この問題について、米国の南カリフォルニア大学(USC)の研究チームは、地震波の測定から地球の内核が1方向へ回転を続けるのではなく、時折反転する振動を起こしていたという証拠を発見しました。 内核の回転が振動しているというアイデアは、以前から存在していましたが具体的な証拠が示されたのはこれが初めてです。 研究の詳細は、2022年6月10日付けで科学雑誌『Science Advances』に掲載されています。 The Earth moves far under our feet: New study shows Earth

                  地球内核はたまに地表に対して逆回転している証拠が見つかる!不規則なうるう秒の原因か - ナゾロジー
                • アポロ時代のデータと最新の研究から、月には固体の内核があることが判明 | テクノエッジ TechnoEdge

                  ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他 地球に住むわれわれにとって、最も身近な天体は月ですが、その内部構造、特に中心の核がどのようになっているのかは、これまではっきりとはわかっていませんでした。しかし最新の研究では、新たな発見が報告されています。 月の内部には、地球の重力との関係で発生する潮汐力によって加熱された液体の外核が存在することが、1990年代の研究で示されています。ただ内核に関しては、それがどれぐらいの大きさで、どのような性質を持つかといった詳細は解明されていませんでした。 フランス国立科学研究センター(CNRS)、コート・ダジュール大学、コート・ダジュール天文台、ソルボンヌ大学、パリ天文台(PSL)などからなる研究チームは、いまから約半

                    アポロ時代のデータと最新の研究から、月には固体の内核があることが判明 | テクノエッジ TechnoEdge
                  • 地球科学:地球内核の回転が遅くなっている可能性がある | Nature Geoscience | Nature Portfolio

                    以下のプレスリリースに、更新がありました。 地球の固体の内核の回転がマントルの回転に比べて最近減速し、マントルよりもゆっくりと回転している可能性があることを報告する論文が、今週 Nature Geoscienceに掲載される。この発見は、回転の変化は数十年スケールで起きている可能性を示唆しており、地球深部の過程がどのように表面に影響を与えるかについての理解を助けるかもしれない。 地球の内核は、固体地球の他の部分と流体の外核により分け隔たられており、地球自体の回転と異なる回転をすることが可能となっている。内核の自転は、外核で生成された磁場によって駆動されており、マントルの重力効果と釣り合っている。内核がどのように回転しているかを知ることで、これらの層がどのように相互作用をしているかが明らかになるかもしれない。しかし、内核の回転速度や、回転速度がどのように変化しているかは論争となっている。 Y

                      地球科学:地球内核の回転が遅くなっている可能性がある | Nature Geoscience | Nature Portfolio
                    • 地球の中心、内核はいつできたのか? 生物の陸上進出のカギを握る大事件(廣瀬 敬)

                      地球の中心には巨大な鉄球、すなわちコアがあります。その半径は約3500kmで、コア内部は液体の外核(外側の厚さ2300kmの層)と固体の内核(内側の半径1200kmの球)に分かれています。固体の鉄である内核は、コアが冷える過程でできた構造と考えられています(前回〈「外はトロトロ、中はガチガチ」地球の中心、コアの不思議な構造に迫る!〉https://gendai.ismedia.jp/articles/-/92223 をざっと振り返ってみました)。 では、内核はいつできたのでしょうか? 数少ない手がかりから、その年代を絞り込もうとする研究があります。そして、そうした研究から、内核の形成が生物の繁栄に大きな役割を果たした可能性が見えてきました。 地球の中身を調べることが、生物の進化を理解するカギになるのでしょうか? エキサイティングさを増す地球科学——その最前線に触れてみてください! ヒントは

                        地球の中心、内核はいつできたのか? 生物の陸上進出のカギを握る大事件(廣瀬 敬)
                      • 「地球の内核に新たな層が存在する」との研究結果

                        <オーストラリア国立大学(ANU)の研究によって、内核の内側に新たな層が存在する可能性があることが明らかとなった......> 地球の内部は4つの層で構成され、地表から70キロの「地殻」の下に2890キロまで「マントル」があり、さらに5150キロまでの「外核」の内側に「内核」があると考えられてきた。しかしこのほど、内核の内側に新たな層が存在する可能性があることが明らかとなった。 内核は、主成分である鉄とニッケルからなる固体で、摂氏5000度を超える高温であると推定されている。内核を極方向(南北方向)に通過する地震波は、赤道方向(東西方向)を通過するものよりも速いことが知られ、これを「異方性」という。 地震波が内核を通過する時間に着目して、内核の構造モデルを調べた オーストラリア国立大学(ANU)の研究チームは、地震波が内核を通過する時間に着目し、国際地震センター(ISC)が収集した観測デー

                          「地球の内核に新たな層が存在する」との研究結果
                        • 地球内核の中心部に新たな「核」。地震波の伝播速度を分析し存在が判明 | テクノエッジ TechnoEdge

                          ガジェット全般、サイエンス、宇宙、音楽、モータースポーツetc... 電気・ネットワーク技術者。実績媒体Engadget日本版, Autoblog日本版, Forbes JAPAN他 オーストラリア国立大学(ANU)の研究チームが、地球の内核のさらに中心にこれまで知られていなかった新しい層”innermost inner core”を発見したと発表しました。 これまで、地球は大きく分けて地殻、マントル、外殻、内核の4層構造だと考えられていました。新たに発見されたこの”最内核”は、内核と同じ、鉄とニッケルの合金でできた球体であることは変わらないものの、結晶構造が異なっているとのこと。 研究を主導するHrvoje Tkalčić教授は「地球の内核の深部を研究することで、地球の過去と進化についてより多くのことを知ることができる」「地球の進化の歴史のタイムカプセルのようなもの」「数億~数十億年前に

                            地球内核の中心部に新たな「核」。地震波の伝播速度を分析し存在が判明 | テクノエッジ TechnoEdge
                          • 「地球の内核の中には未知の構造が存在する可能性がある」との研究結果

                            by Shea Huening 地球はいくつもの層が重なり合った構造をしており、外側から地殻・マントル(上部マントル・下部マントル)・外核・内核と呼ばれています。新たに査読付き雑誌のJournal of Geophysical Researchに掲載された論文では、地球の一番内部にある内核には、これまで知られていなかった構造が存在する可能性が示唆されています。 Evidence for the Innermost Inner Core: Robust Parameter Search for Radially Varying Anisotropy Using the Neighborhood Algorithm - Stephenson - 2021 - Journal of Geophysical Research: Solid Earth - Wiley Online Library

                              「地球の内核の中には未知の構造が存在する可能性がある」との研究結果
                            • 地球の内核が回転を停止?逆回転を始めた可能性も 私たちの生活にどう影響するのか?(スペースチャンネル) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                              地球の内部には、人類の到達したことのない未知の領域が広がっています。本記事では、その正体がまだ詳しくわかっていない「内核」の回転に関するニュースをお届けします。 毎週土曜21:00~宇宙ニュース配信中!! ■複数の層に分かれている地球の内部 地球の構造 出典:Wikipedia 地球の構造は複数の層に分かれています。まず、外側には岩石などで構成された「地殻」や「マントル」が覆っています。地殻とマントルの最上部を合わせた厚さ100kmの岩盤のことを「プレート」と呼んでおり、地球の表面は十数枚の固いプレートで覆われています。このプレート同士が衝突し地下へ引きずり込まれ、その蓄積した歪みが解放されることで地震が発生しています。 そして、その内側には鉄やニッケルなどの金属が超高温のドロドロとした液体で存在する、「外核」が存在しています。この金属の液体が複雑に流れることで、地球に磁場を作っていると言

                                地球の内核が回転を停止?逆回転を始めた可能性も 私たちの生活にどう影響するのか?(スペースチャンネル) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                              • 地球の内核に異変。回転が止まり、逆回転する可能性

                                地球をどんどん掘り進めていくと、地殻、マントル、外核、そして中央部には内核が存在する。現在この内核に異変が起きている可能性があると言う。 内核の回転が一時停止したのだ。今後逆回転する可能性があると指摘する新たな研究結果が報告されたのだ。 『Nature Geoscience』(2023年1月23日付)に掲載された論文によると、地球の内核は70年周期でまるでブランコのように揺れ動いている可能性があるという。 地球の真ん中にある内核 地球の地下5100km~6400kmに存在すると言われている「内核」は、少々変わった存在だ。 内核は固体なのだが、液体である外核の中に浮かんでいるのだ。だから、さらに外側にあるマントルなどの動きにあまり影響されず、独自に回転することができる。 それが重要である理由の1つは、内核と外核が地球の磁場に大きく関係していると考えられるからだ。 内核の回転は、外核で発生した

                                  地球の内核に異変。回転が止まり、逆回転する可能性
                                • 地球科学:地球内核の回転が遅くなっている可能性がある | Nature Geoscience | Nature Portfolio

                                  以下のプレスリリースに、更新がありました。 地球の固体の内核の回転がマントルの回転に比べて最近減速し、マントルよりもゆっくりと回転している可能性があることを報告する論文が、今週 Nature Geoscienceに掲載される。この発見は、回転の変化は数十年スケールで起きている可能性を示唆しており、地球深部の過程がどのように表面に影響を与えるかについての理解を助けるかもしれない。 地球の内核は、固体地球の他の部分と流体の外核により分け隔たられており、地球自体の回転と異なる回転をすることが可能となっている。内核の自転は、外核で生成された磁場によって駆動されており、マントルの重力効果と釣り合っている。内核がどのように回転しているかを知ることで、これらの層がどのように相互作用をしているかが明らかになるかもしれない。しかし、内核の回転速度や、回転速度がどのように変化しているかは論争となっている。 Y

                                    地球科学:地球内核の回転が遅くなっている可能性がある | Nature Geoscience | Nature Portfolio
                                  • 「地球の内核」回転速度が地表より遅くなった可能性 英科学誌に論文 - ライブドアニュース

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                                    • 地球の内核に異変。西側と東側で偏って成長していることが判明 : カラパイア

                                      地球は生きている。地球内部は球状の層が幾重にも積み重なった構造となっているが、最も中心にある「内核」は少しずつ鉄が固まりながら成長している。 だがその成長には偏りがあるようだ。新たな研究によると、西側よりも東側の方が速い速度で成長しているという。

                                        地球の内核に異変。西側と東側で偏って成長していることが判明 : カラパイア
                                      • 地球の内核は個体でも液体でもない「超イオン状態」の可能性がある - ナゾロジー

                                        地球の内部構造と超イオン状態の内核を示したイメージイラスト / CreditInstitute of Geochemistry、Chinese Academy of Sciences,Earth’s Inner Core: A Mixture of Solid Fe and Liquid-like Light Elements (2022) geoscience

                                          地球の内核は個体でも液体でもない「超イオン状態」の可能性がある - ナゾロジー
                                        • 「地球の内核に新たな層が存在する」との研究結果(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース

                                          地球の内部は4つの層で構成され、地表から70キロの「地殻」の下に2890キロまで「マントル」があり、さらに5150キロまでの「外核」の内側に「内核」があると考えられてきた。しかしこのほど、内核の内側に新たな層が存在する可能性があることが明らかとなった。 ●動画: 地震波が内核を通過する時間に着目 内核は、主成分である鉄とニッケルからなる固体で、摂氏5000度を超える高温であると推定されている。内核を極方向(南北方向)に通過する地震波は、赤道方向(東西方向)を通過するものよりも速いことが知られ、これを「異方性」という。 ■ 地震波が内核を通過する時間に着目して、内核の構造モデルを調べた オーストラリア国立大学(ANU)の研究チームは、地震波が内核を通過する時間に着目し、国際地震センター(ISC)が収集した観測データと検索アルゴリズムを用いて、数千ものパターンから観測データと適合する内核の構造

                                            「地球の内核に新たな層が存在する」との研究結果(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
                                          • 地球内核の回転が減速している…最新の研究で明らかに

                                            Jessica Orwig [原文] (翻訳:高橋朋子/ガリレオ、編集:井上俊彦) Jul. 14, 2024, 03:00 PM サイエンス 61,887 地球の内核で何が起こっているのか、研究者たちは何年も議論してきた。 最新研究は、内核の回転速度が以前より低下していることを示す、説得力のあるエビデンスを提供している。 この変化は2010年に起きたものだが、何が引き金になったのか、内核の動きが元に戻るのかは不明だ。 この10年間、地球科学者を悩ませてきた大きな問題がある。「地球の内核で何が起こっているのか」ということだ。 地球内核は、地表から約3400マイル(約5470km)下にある。月とほぼ同じ大きさで、太陽の表面と同じくらい高温の内核は、地球の磁場を維持するのに役立っている(地球磁場は、細胞を破壊し、がんを引き起こす宇宙放射線から我々を守っている)。 この10年間、内核の挙動に関し

                                              地球内核の回転が減速している…最新の研究で明らかに
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