インドのPTI通信が26日、当局者の話として伝えたところによると、中国人民解放軍が中印両国の境界を超えて印北東部シッキム州に侵入した。塹壕2カ所を破壊し、インド軍と10日間、にらみ合いになっている。中国へ向かうインドのヒンズー教巡礼者の一団も阻止した。現地司令官同士の協議が20日に行われたが、緊張が続いているという。(ニューデリー 岩田智雄)
東日本大震災から約6年後に発見された岩手県所属の漁船=28日、南城市の久高島沖(中城海上保安部提供) 2011年3月11日に発生した東日本大震災で岩手県陸前高田市から流出した漁船が約6年後の6月28日、約2千キロ離れた南城市の久高島沖で見つかった。船は岩手県陸前高田広田湾漁業協同組合に所属し、所有者は「船名・登録番号から自分の船に間違いない」と話しているという。 船は約6メートル、全体に海藻が付着しているという。中城海上保安部が沖縄市海邦町の巡視船艇基地までえい航した。船は今後、県内自治体が引き取り、広田湾漁協や所有者らが相談し、処分など取り扱いを決める見通しだ。 広田漁協によると大震災で流出した船の発見はこれまで3件あるという。米国ロングビーチへの漂着や、青森県津軽海峡、関東沖での漂流事例があった。 船は28日午前6時40分ごろ、久高島の北東約8キロ付近で船底を上にした状態で漂流していた
習近平の危機意識 2015年12月23日、香港政府のトップである梁振英行政長官は、北京を訪れた。毎年恒例となっている、中央政府への職務報告のためである。 前年までの職務報告では、外国の賓客を迎えるときと同様に、中国国家主席が香港行政長官と並んで座るのが慣例であった。 しかし、この年の職務報告は、これまでとは様子が違っていた。 習近平国家主席はこのとき、あたかも取締役会における社長のように、一人で正面の位置に座り、「重役」の梁振英行政長官を、他の中央政府の関係者たちとともに横に並べて座らせ、その報告を聴取した。 中央政府と香港政府の主従関係をことさらに明確にビジュアル化した上で、習近平の口から出たのはこのような言葉であった。 「近年、『一国二制度』の実施において、新しい状況が生まれている。中央政府は、全面的に正確に『一国二制度』を実施し、変形し、姿が崩れることのないよう堅持する。」 「変形せ
6月24日、THAAD配備反対派がソウルに集結。デモ隊の「米国大使館包囲」を裁判所が認可したのは初めて(写真:AP/アフロ) 中朝に屈する米韓 鈴置:韓国の保守系紙が悲鳴をあげています。文在寅(ムン・ジェイン)政権が米国と激しく対立し始めたからです(「『米韓合同演習』を北に差し出した韓国」参照)。 最大手紙の朝鮮日報が先頭に立ちました。同社顧問で保守の大御所、金大中(キム・デジュン)氏が「北の核・ミサイルに韓米は膝を屈するのか?」(6月5日、韓国語版)を載せました。以下が書き出しです。 THAAD(地上配備型ミサイル迎撃システム)を巡る韓国・米国・中国の間の葛藤がこのまま続けば、最後は在韓米軍の撤収と韓米同盟の瓦解にまでつながる可能性が大きい。 結局、米国のアジアの防衛線は日本列島を境界とする「アチソンライン」に後退し、朝鮮半島は中国大陸圏に編入される状況も起こり得る。 世界からの非難と制
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