廃線の小坂鉄道でレールバイクの試乗会 「新車両」快走 レールバイクの試乗を楽しむ親子 昨年4月に廃止となった小坂鉄道(小坂―大館、22.3キロ)の線路上を、2人乗り自転車型の「レールバイク」で走るイベントが4、5日、秋田県大館市で初めて行われ、市民らが廃線をのんびりと走る「新型車両」の試乗を楽しんだ。 試乗イベントは大館ツーリズムフェスティバル(大館市文教振興事業団主催)の一環。市内の大館樹海ドーム前にある小坂鉄道の線路を会場に、参加者は約50メートルのまっすぐなコースを、レールバイクでゆったり走った。 自転車のペダルをこぐ要領で進むレールバイクは子どもでも簡単に乗ることができ、物珍しさもあって幅広い年齢層の人気を集めた。市内の小学6年虻川大和君(11)は「思ったよりもペダルをこぐのは楽だった。今度はもっと長い線路を走ってみたい」と話した。 レールバイクは、大館市議の小棚木政之さん(