ハキダメギク(掃溜菊、学名:Galinsoga quadriradiata)は、キク科コゴメギク属の一年生植物。道ばたや庭などに生える雑草。牧野富太郎が世田谷の掃き溜めで発見したのでこの名前がついた。 形態・生態[編集] 1年草。北アメリカ原産。大正時代に東京で見つかり、現在では関東地方以西の各地に広がっている。 茎は2分岐を繰り返し、高さ15〜60cmになる。草全体が柔らかい草質をしていて、枝葉ともに白い毛が生える[2]。葉は対生し、卵形〜卵状披針形で、波状の浅い鋸歯がある[3]。大型の葉は柄を有し暗緑色で厚みは薄く、3行脈状に見え[2]、葉の表面と裏面共に毛が多い[3]。 頭花は直径約5 mmで、まわりに先端が3中裂する白色の舌状花がふつう5個並び、内側に黄色の筒状花が多数つく[2]。総苞は半球形。総苞片と花柄には腺毛がある。花期は6〜11月の夏から秋にかけて。頂部に小さな花を咲かせた
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