2007年9月28日のことである。私は、「爆笑問題のニッポンの教養」というテレビ番組の特番を視聴し、「NLP若手の会第二回シンポジウム」という学会に出席した。時間的順序はテレビ番組の方があとなのだが、先にテレビ番組について語る。 「爆笑問題のニッポンの教養」というのは、毎回、様々な大学教員たちの研究室を爆笑問題の二人が訪問し、専門的なことについていろいろと喋るという番組である。この番組を私は毎回楽しみに見ているし、おそらくこれからも見続けるだろう。その日の特番では、慶応大学の研究者たち(塾長含む)9名と他の大学の研究者3名と爆笑問題の2名によるトークが放映されていた。 私が気になったのは、塾長の語りだった。すでに記憶が曖昧になっているのだが、学問は面白いものであるということを語っていたように思う。それを二つの段階に分けて語っていたと思うのだが、細かくは憶えていない。ただ、学問の面白さに疑い