「(心が)傷つく」とか「(心を)傷つける」とかいう言い方は、ごく一般的、日常的に使われているけれど、どうもこの言葉が気にかかる。 どうも、「傷つく」とか「傷つける」とかいう言葉は、随分と大仰に感じるのだ。 精神的外傷は解る。だが、普段よく使われる「傷つく」「傷つける」は、そこまで深く大きなものではないだろう。自分の感覚では、この言葉がぴったりくる心的な状況がなかなかない。 大抵の場合、「ショックを受ける」あるいは「へこむ」「落ち込む」「いやな思いをする」など。もうちょっと別の概念もあるだろうが、「傷つく」「傷つける」は、基本的に他の多様な表現で置き換えられるような気がする。 自分が「傷つく」「傷つける」を使わないのは、なんだか、自分や他人の心的ステータスをそういう曖昧な表現でごまかしてしまってる気がしてしまうからだ。 たしかに「傷つく」「傷つける」は便利な言葉なんだろうと思う。特に、「傷つ
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