自分自身を説明すること―倫理的暴力の批判 (暴力論叢書 3) 作者: ジュディスバトラー,佐藤嘉幸,清水知子出版社/メーカー: 月曜社発売日: 2008/08/06メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 87回この商品を含むブログ (30件) を見る いかなる共通の地盤も想定されないような対話を続けることにどんな意味があるのか(p39) 障害者/健全者、貧乏人/金持ち、男/女、社会的弱者/強者、民族間などなど。 社会的・環境的・身体的につくられたさまざまな差異(差別・区別)がこの世の中には存在していて、そうした境界線に無自覚な人も多いけど、それによって苦しみ悩んでいる人も数多くいるように思う。自分の立場を自覚しつつ、境界線の向こう側の相手といかに対話を続けていくことができるか、そんなことに思い悩む人も多いと思う。 「お前にはわかんないよ」 そんな言葉が、対話を遮断する最後の決め言葉と
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