メガネチェーン「JINS」を展開するジェイアイエヌから11月5日、世界初の“自分を見る”ウエアラブルメガネ「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」が発売される。 メガネの眉間と鼻パッド部分に同社が独自開発した「3点式眼電位センサー」を、テンプル(つる)に「6軸(加速度・ジャイロ)センサー」を搭載し、目の動きを元に心や体の状態を可視化するという。まずは、オフィスシーンなどで自身の頭(脳)の活性度を測ったり、ドライブシーンで眠気の兆候を推定したり、フィットネスシーンで体の動きを測定するなどの用途が見込まれているが、ゆくゆくは医療分野などさまざまな用途への展開が期待されている。 目や頭の動きを測ることで、心と体の状態が分かる 人間の眼球は、角膜側が正、網膜側が負の電位を帯びており、その電位差を「眼電位」という。視線を動かした際や瞬きの際に、目の周辺の皮膚に電位差が生じるが、それを「3点式眼電位セ